ノルマがキツく、気晴らしに「タイミー」で働きたい会社員。「大人のキッザニア」と言われてるけれど、実際どんな仕事がある? 地方では仕事が少ないでしょうか?
正社員の立場である以上、受け入れざるを得ない面もありますが、ときには「ただ気軽に、ノルマに縛られない働き方をしたい」と思うこともあるのではないでしょうか。
そんなときには、「タイミー」という「スキマバイト募集サービス」のアプリが目に留まることもあるかもしれません。タイミーは「大人のキッザニア」とも呼ばれる、体験的な単発バイトのプラットフォームです。
本記事では、会社員が気晴らしにタイミーで働くメリット、仕事内容・収入イメージ、そして副業時の税務上の注意点を解説します。
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会社員が「気晴らしに」働くメリット
正社員として厳しい目標に追われ続ける中、気分転換に働く選択肢を持つことは精神的にも有効です。
ちょっとした達成感、知らない職場の空気、お金と経験の両方が得られる単発ワークには、気分のリフレッシュとしての価値があるでしょう。
また、異業種を「ちょっと体験してみる」機会としても、タイミーは最適です。異業種を気軽に体験できることから、まるでテーマパークのように、気軽にさまざまな仕事を体験できる点が「大人のキッザニア」と称されるゆえんです。
タイミーって気軽に働ける? どんな仕事がある?
タイミーの魅力は、履歴書や面接が不要で、アプリですぐに検索・申し込みできることです。希望条件に合わせてスキマ時間に応募し、当日働ける案件も多数あります。
案件のジャンルは幅広く、都心では飲食店やコンビニなどに加え、塾の体験バイト、キャリアアドバイザー体験、美容師の見学会など、多様な案件にあふれています。
一方、地方では都心ほどは案件の数や種類は多くないものの、飲食店やコンビニなどを中心に一定数の募集があります。とはいえ、時間帯や検索するタイミングによって案件がまばらになることも少なくありません。
例えば、8月14日に大分県で8月18日17時~22時に働ける募集中の案件を検索すると、該当するのは6件でした。
いくら稼げる? 報酬や支払いの仕組みは?
タイミーで働いた報酬は、アプリ内ウォレットに反映されます。24時間・365日いつでも自分のタイミングで銀行振込依頼が可能で、振込手数料もかかりません。
なお、振込申請しなかった前月までの報酬は、毎月15日までに振り込まれます。
タイミーの報酬は、案件や地域によって異なります。仮に2024年度の最低賃金の全国平均である1055円で3時間、月に10日働いたとすると、約3万2000円です。好きな時間に働け、振込も速やかに行われるため、「今日は時間ができたから働こう」といった流れがスムーズにできるでしょう。
副業としてOKな職場なら、確定申告は必要?
昨今は副業を認めている会社も増えてきています。会社員の場合、給与所得の税金の手続きは基本的には会社がしているため、個人ですることはありません。
しかし、タイミーを副業で行った場合、年間の収入が20万円を超える場合、確定申告が必要です。給与所得としての副業収入が年間20万円以下の場合は、所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要となるケースがあります。
住民税の申告を怠ると、延滞税がかかったり、健康保険料の算定に影響が出たりする可能性がありますので、しっかりと行いましょう。
まとめ
正社員として日々追われる厳しいノルマや評価制度に疲れたとき、「ちょっと気分転換したい」「違う業界を試してみたい」と思うなら、タイミーはまさに「気軽に働ける体験の場」です。
副業が会社で認められていれば、税務上の手続きを確認しつつ、住民税や所得税も意識的に対応すれば、安心して利用できるでしょう。
出典
厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧
株式会社タイミー【タイミー】スキマ時間にすぐ働ける!1,000万人が利用している単発バイトアプリ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
