ビジネスホテル宿泊時は「朝食付きプラン」を毎回頼み、その分ランチを抜いています。コンビニで朝ご飯や昼食を買った方が安く済みますか?
本記事では、ビジネスホテルで朝食付きプランを利用する場合と、コンビニで朝食と昼食を購入する場合の費用についてそれぞれ解説します。
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ビジネスホテルの朝食付きプランとコンビニ利用の費用
ここからはビジネスホテルにおける朝食付きプランの価格と、コンビニで朝食と昼食を購入した場合の費用について解説します。
ビジネスホテルの朝食付きプラン
ビジネスホテルに明確な定義はありませんが、基本的にはビジネスマンが出張などで利用することを想定した宿泊施設のことをビジネスホテルといいます。オフィス街や駅前など、交通アクセスが便利な立地にあることが多く、基本的には必要最低限のサービスや客室、設備が提供されます。また、宿泊費用は比較的リーズナブルです。
しかし、最近のビジネスホテルはサービスと価格帯が多様化しています。サービスや設備などを充実させているビジネスホテルであれば、宿泊料金が割高であることも少なくありません。
一方、ビジネスホテルにおける朝食付きプランの価格はホテルによって異なります。また、同系列のホテルでも施設や宿泊日によって価格が異なることもあります。
東京の秋葉原にあるドーミーイン秋葉原を例として挙げると、素泊まり料金は8325円です。一方、朝食付きプランは9675円で、朝食の費用は1350円です。また、アパホテル&リゾート〈東京ベイ潮見〉では、素泊まり・事前決済限定のプランで7091円〜、朝食付き・事前決済限定のプランで9091円〜となっています。
コンビニで朝食と昼食を購入
コンビニで朝食と昼食を購入する場合には、購入商品や購入費用は人によって異なります。朝食におにぎり2個と水1本、昼食にはお弁当1個と水1本を購入する場合にかかる費用をシミュレーションしてみます。
あるコンビニの商品を例に挙げると、おにぎりは1個172円、550mlの水は1本108円で販売されています。朝食におにぎり2個と水1本を購入する場合の費用は452円です。また、幕の内弁当は1個496円で、水を1本追加で購入する際の費用は604円です。
朝食におにぎり2個と水1本、昼食にお弁当1個と水1本を購入する場合の購入費用は合計1056円となります。そのため、ビジネスホテルの朝食付きプランを使ってランチを抜いたとしても、コンビニで朝・昼ご飯を済ませたほうが安く済む可能性が高いでしょう。
ビジネスホテルを安く利用する方法
ビジネスホテルを利用する場合、可能な限り費用を抑えたいと考える人もいるでしょう。ここからは、ビジネスホテルの宿泊料金を抑える方法を紹介します。
事前に予約し、オフシーズンを狙う
基本的に、ビジネスホテルの宿泊料金は日によって異なります。需要が減少するオフシーズンは宿泊料金が下がる傾向にあり、お得に利用することが可能です。
また、場合によっては事前に宿泊予約すると割引が適用されることがあります。利用日が事前に分かっているなら、早めに予約するほうがお得です。
クーポンや割引を利用する
公式サイトからクーポンの取得方法や割引の適用条件を確認できます。まずは公式サイトから予約する場合の宿泊料金を確認し、そのあとに各種予約サイトの料金と比較してみるといいでしょう。
なお、期間限定でクーポンの配布や割引の適用を行っていることもあります。
ビジネスホテルで朝・昼食を済ませるよりコンビニ利用のほうが安い
東京のビジネスホテルの宿泊料金は素泊まりで7000円〜8000円ほど、朝食付きプランは9000円超えになるようです。よって、ビジネスホテルでの朝食費用は1000円〜2000円といえます。
コンビニで購入する朝食をおにぎり2個と水1本、昼食をお弁当1個と水1本と仮定すると、購入費用は朝食が452円で昼食は496円です。朝食と昼食にかかる費用は合わせて1056円です。
ただし、宿泊料金はホテルや宿泊日などによって異なります。また、コンビニ利用時の購入費用は利用する店舗や購入する商品などに左右されるため、あくまで目安ではありますが、ビジネスホテルの朝食付きプランのほうが割高といえるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
