「動画配信サービス」に加入していますが、「月に何本」の作品を見れば「元が取れる」のでしょうか?
この記事では、作品本数の目安とあわせて、動画配信サービスへの加入を検討するうえでの視点も整理します。
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月額料金の相場と「レンタル換算」で考える視聴本数
動画配信サービスは、月額料金が500〜2000円ほどで利用できるのが一般的です。例えば、Amazon Prime Videoは600円、dアニメストアは550円、U-NEXTは2189円(毎月1200円分のポイント付与)で、これらはいずれも2025年8月現在の公式情報に基づいた数字です。
これを踏まえ「何本見れば元が取れるか」を考えるには、レンタル料金との比較が分かりやすい方法だといえるでしょう。一般的なオンラインレンタルは1本400円前後です。
例えば月額600円のサービスを利用すると仮定した場合、レンタル換算で2本見れば元が取れる計算になります。「月に数本」視聴する習慣があれば、配信サービスは十分にお得だと考えられます。
年間コストに置き換えると見えてくる「元の取り方」
月額料金だけでなく、年間ベースで考えると出費がより明確になります。月1000円なら年間1万2000円です。これをレンタル料金400円で割ると、年間30本、つまり月に2.5本の視聴で元が取れる計算になります。月2000円のサービスなら年間2万4000円で、月に5本以上視聴できれば費用対効果を実感できるでしょう。
年間単位で計算すると「自分が1年間で映画やドラマを何本見るか」を振り返りやすくなります。
視聴本数以外の付加価値も加入メリットになる
ただし「元を取る=視聴本数だけ」で判断するのは一面的です。動画配信サービスには本数に換算できない付加価値が数多くあります。
第一に、好きな時間に自宅で視聴できる利便性です。映画館やレンタルショップに足を運ぶ必要がなく、移動時間や待ち時間のコストもかかりません。これは忙しい社会人にとって大きなメリットです。
第二に、家族で同時に視聴できる点です。複数人で共有すれば、1人あたりの負担額はさらに下がります。
第三に、サービスによってはポイント還元や特典があります。こうした付加価値を含めると、視聴本数が少なくても十分「元を取っている」と感じられる人も多いでしょう。
さらに、最近は広告付きの低料金プランや無料トライアルも広がっています。視聴スタイルに応じて柔軟にプランを選べることも、従来のレンタルや映画館にはない魅力です。
まとめ
結論としては、レンタル料金を400円と仮定すると、月額600円の動画配信サービスの場合、レンタル換算で2本見れば元を取れるといえるでしょう。
ただし、視聴本数だけでなく「いつでも見られる利便性」「家族で共有できる仕組み」「ポイントや特典の付加価値」などを考慮すると、少ない本数しか見なくても加入する意味があるといえます。自分のライフスタイルや年間の視聴習慣を振り返り、必要に応じてプランを選び直すことで、無駄なく動画配信サービスを楽しむことができるでしょう。
出典
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
