【プチプラ】「しまむら・Honeys・GU」“コスパがいい服”を買うならどこ?「安さ」「トレンド重視」…それぞれの“選び方”を解説
今回はブラウスやトレーナー、スラックスなどの定番アイテムを軸に、3ブランドの特徴と「どんな人に合うのか」を解説します。
FP2級、AFP、簿記3級
目次
安さの「しまむら」、バランスの「Honeys」、トレンドの「GU」
まず注目したいのは価格設定です。
「しまむら」はプチプラの中でも特に手ごろで、ブラウスは1000~2000円前後、スウェットやパンツも1000円台が中心です。
「Honeys」はしまむらよりやや高く、ブラウスやスラックスは2000~3000円台が中心です。プチプラでもきれいめを意識したデザインが多く、通勤にも使える上品なアイテムがそろっています。
「GU」は、ファストファッションらしく、今の流行を手軽に楽しめるブランドです。スウェットは1490~2990円、ブラウスやスラックスは2000円前後と、価格帯はHoneysとほぼ同じですが、季節ごとにトレンドを反映した新作が多いのが特徴です。
店舗数とアクセスのしやすさにも差がある
しまむらグループは全国に約2200店舗を展開し、アパレル業界では国内最大規模です。そのうち「しまむら」は約1400店舗で、郊外や住宅地に多く出店しています。
「Honeys」は全国に約870店舗あり、出店はショッピングモールや駅ビルが中心で、通勤途中や買い物の合間に立ち寄りやすい環境が整っています。
「GU」は都市部を中心に約490店舗を構え、駅前や大型商業施設内が多いのが特徴です。オンラインストアとの在庫連動も進んでおり、ネットで見た商品を店舗で試着・購入するスタイルが定着しています。都心で暮らすトレンド志向の層にとって、利便性の高いブランドといえるでしょう。
このように比較すると、しまむらは地元密着型、Honeysはモール型、GUはハイブリッド型として、それぞれ異なる強みを持っています。
目的別に選ぶ3ブランドのコスパの正解
しまむらは、価格を最重視する人に適しており、日常使いの服を気軽にそろえたい層に人気があります。特に子育て世代からの支持が厚く、汚れても気にならない価格帯と、家族分をまとめて購入できる手軽さが魅力です。
Honeysは、質感とデザインのバランスを重視する人におすすめです。プチプラでもきちんと感があり、通勤にも休日のお出掛けにも使える上品な印象があります。
GUは、おしゃれを楽しみたい人に最適です。流行の色やシルエットを手ごろに試せ、シーズンごとに服を買い替えたいトレンド志向の層から支持を集めています。
3ブランドを使い分けてコスパ良くおしゃれを楽しむ
コスパの良さは、単に安さだけで決まりません。しまむらは枚数をそろえたいとき、Honeysはきれいめを保ちたいとき、GUはトレンドを楽しみたいときに選ぶと、それぞれの強みを生かせます。
例えば、休日のリラックス服はしまむら、通勤用のブラウスはHoneys、季節のトレンドカラーはGUで選ぶ。そんな使い分けが、3ブランドをより効果的に活用し、コスパとおしゃれを両立させるコツです。毎日の服選びをもっと楽しく、自分らしくアップデートしてみてはいかがでしょうか。
出典
株式会社しまむら 会社概要
株式会社ジーユー 会社概要
株式会社ハニーズホールディングス 会社概要
執筆者 : 大林郁哉
FP2級、AFP、簿記3級
