子どもの私立授業料「50万円」を確保したいです。「通信費・保険」を見直せば“月1万5000円”削れるって本当ですか? ポイントを確認
ファイナンシャルプランナー
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Step1:携帯料金・生命保険料の削減効果が高いポイントは?
携帯料金と生命保険料を効率的に見直したいなら、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
格安SIMへの切り替えで携帯料金を月5000円削減
現在大手キャリアのデータ無制限プラン(割引前で月額8000円程度)を利用しているなら、格安SIMへの切り替えが非常に効果的です。総務省の携帯電話ポータルサイトを参考に必要なデータ容量を見直しmineoや楽天モバイル等に移行すれば、月額料金を2000~3000円程度に抑えられます。1回線で月5000円程度は削減できるでしょう。
過剰な保障や重複契約の整理で生命保険料を月1万円削減
生命保険料を効率的に削減するためには過剰な保障や重複契約の整理がポイントになります。例えば「120日型を60日型に短縮する」「三大疾病特約や通院特約を外して、先進医療特約だけを残す」「終身型からネット型定期医療保険に切り替える」などです。
また、ネット生命保険を活用すれば、営業コストを省いた分だけ保険料が抑えられます。同等保障を維持しながら保険料を月1万円程度削減することは充分に可能です。
以上のとおり、携帯料金と生命保険の見直しにより、月1万5000円の固定費削減が実現します。
Step2:契約切り替えの実践手法
費用削減の見込みが立ったら、次は実際に契約を切り替えていきましょう。
携帯電話の契約を切り替える手順
まず現在のデータ使用量を携帯会社の利用状況ページで確認します。次に携帯電話ポータルサイトの「料金プランを見直してみよう!」を活用して、自分の利用状況にあった料金プランを選びましょう。さらに同サイトの「携帯ブランドマップ」を参考に各社のプランを検討します。
契約したいプランが見つかったら、現契約キャリアでMNP予約番号を取得後、オンラインで新規契約を締結しましょう。
生命保険契約を見直す手順
まず保険証券で現行の保障内容を把握した上で、各保険会社の公式サイトで見積もりをシミュレーションし、比較検討します。2〜3社に絞り資料請求をして詳しい保障内容を確認しましょう。
分かりにくければファイナンシャルプランナーや保険代理店に相談し、保障の過不足がないかを確認すると安心です。無保険期間を発生させないように、新しい保険の保障開始を確認してから旧契約を解約してください。
Step3:見直しで浮いたお金は自動積み立てへ
見直しで浮いたお金は放っておくと生活費に消えてしまいます。自動積み立ての仕組みを作るのが効果的です。月1万5000円が確実に貯蓄専用口座へ移行するよう、給与支給日直後の自動振り替えを設定しましょう。
3年間継続すれば1万5000円×12ヶ月×3年=54万円が積み上がり、子どもの教育費50万円+αを確保できます。
固定費削減で子どもの教育費を確保しよう
携帯料金と生命保険料の見直しは即効性が高い家計改善手段です。現状把握→適切なプラン選択→契約切り替えの3ステップで月1万5000円削減し、浮いた資金を自動積み立てすれば3年後には教育費54万円が確実に貯まります。
まず携帯料金明細と保険証券の確認から固定費削減の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
