仕事の日は毎日「ランチ代」に“1000円以上”使う私。同僚は「吉野家の牛丼」で“500円以下”だそう。私が使いすぎ? 年間だと“12万円以上”も差がつくって本当!?

配信日: 2025.11.29
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仕事の日は毎日「ランチ代」に“1000円以上”使う私。同僚は「吉野家の牛丼」で“500円以下”だそう。私が使いすぎ? 年間だと“12万円以上”も差がつくって本当!?
ビジネスパーソンにとって、ランチは貴重な息抜きの時間です。好きなものを食べることで気分転換になり、ランチタイムが楽しみになっているという方は多いでしょう。
 
しかし、日々のランチで気になるのが金銭面です。食事をどの程度重要視するかは人それぞれですが、1回あたりは小さな差でも、1年分積み重なるとまとまった金額になります。
 
ランチ代をいくらにするかは節約を考えるうえで重要なポイントになるでしょう。本記事ではランチ代の平均や、年間だとどのくらいの金額差になるのかなどについて解説します。
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ビジネスパーソンのランチ代は“平均424円”

食の福利厚生サービスを提供する株式会社エデンレッドジャパンが実施した「ビジネスパーソンのランチ実態調査2025」によると、ビジネスパーソン全体のランチ代の平均は「424円」であり、ワンコイン以下となっています。
 
さらに、コメの価格高騰を「勤務日のランチで実感する」と答えた人の割合は64.7パーセントとなっており、外食派のうち4割が定食などで出される米の量の減少を感じているようです。また、4人に1人が勤務日にランチを食べないことがあると回答しており、米を含む全体的な物価の値上げがビジネスパーソンのランチに大きな影響を与えています。
 
ちなみに、吉野家の公式ホームページによると、「牛丼並盛」の店内価格は「税込498円」です。ランチ代の平均と比較すると若干超過していますが、おおむねこの範疇といえます。
 

毎日“1000円”の「ランチ代」、年間だと“25万円”近い出費に

厚生労働省が発表している「令和6年就労条件総合調査 結果の概況」によると、労働者1人あたりの年間休日総数の平均は「116.4日」となっています。365日-116日=249日を年間の稼働日数とした場合、「毎日1000円」のランチ代は年間で「24万9000円」という計算になります。
 
1日で1000円と聞くとさほど大きな金額に感じない方もいるかもしれませんが、年単位で考えるとコストとしては大きな数字であり、ランチにどこまでお金をかけるかは、家計に大きな影響を与える要素の1つといえるかもしれません。
 

「毎日牛丼」と比べると年間で“12万円以上”も差がつく!?

ランチ代を1000円よりも節約し、牛丼並盛の金額に近い「ワンコイン=500円」で日々のランチを済ませると考えた場合、出勤日数が同じであれば、ランチ代は半額の「12万4500円」となります。
 
食事の量や質は日々の健康やQOLに大きく響くため、仕事や日々のパフォーマンスを維持するためにもランチ代は削れないと考えるか、節約のためであれば我慢できると考えるかは人それぞれです。しかし、改めて1年単位で費用を比較すると、積もり積もって無視できない差になることは覚えておいて損はないでしょう。
 

まとめ

ある調査でのビジネスパーソンの平均ランチ代は424円であり、1000円のランチと比べると1年間で10万円以上の差が出ることが分かりました。しかし、必ずしもランチに1000円かけることが悪いというわけではありません。
 
食事にどの程度価値を見出すかは人それぞれなので、金額の差があることを知ったうえで、自分に合った価格帯のランチを楽しむのが望ましいでしょう。
 
ランチは体のエネルギーを補給してくれパフォーマンスを上げるだけでなく、仕事の合間に息抜きをして心の健康を保つ役割もあります。気分転換の機会は守りつつ、無理のない範囲で節約をするのがいいかもしれません。
 

出典

株式会社エデンレッドジャパン ビジネスパーソンのランチ実態調査2025~コメ高騰でランチの主食危機⁉ 7割近くが“影響あり”と回答~
吉野家 メニュー 牛丼
厚生労働省 就労条件総合調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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