「気分転換になる」と、仕事中“400円のコーヒー”を飲む夫。家から水筒で持っていけば「ほぼゼロ円」なのに…節約以上のメリットはあるのでしょうか? 費用もあわせて確認

配信日: 2025.12.14
この記事は約 3 分で読めます。
「気分転換になる」と、仕事中“400円のコーヒー”を飲む夫。家から水筒で持っていけば「ほぼゼロ円」なのに…節約以上のメリットはあるのでしょうか? 費用もあわせて確認
夫の毎日400円のコーヒー代が気になる……夫がコーヒーでリフレッシュしているのは理解しているが、節約のために水筒を持たせたほうがいいのかも? こんな悩みを抱えている人もいるかもしれません。
 
本記事では、水筒でコーヒーを持って行った場合の節約金額を計算します。また、仕事中にカフェでコーヒーを飲むことで得られる心のリフレッシュや、仕事効率への影響といったメリットについても考察します。
よし・こう

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP

水筒でコーヒーを持って行った場合の節約金額

仕事中にコーヒーを飲む習慣がある場合、毎日のコーヒー代は気になる出費の1つではないでしょうか。カフェでコーヒーを買う代わりに、自宅から水筒で持参することでどれほど節約できるかを具体的に見てみましょう。
 
まず、カフェでコーヒーを買う場合、1杯400円として、1ヶ月20日間の勤務日で計算すると月額で8000円かかります。この金額を毎月支払い続けることを考えると、無視できない額です。
 
一方、自宅でコーヒーを豆から入れて水筒に詰めて持参する場合、コーヒー豆やフィルター代を含めても、1杯あたりのコストは50円程度です。20日間コーヒーを持参すると、月額で1000円となります。
 
このように、カフェでコーヒーを飲む代わりに水筒を持参することで、8000円-1000円 =7000円の節約になります。これを毎月積み重ねれば、年単位で見れば8万4000円の節約となります。
 
家計の節約としては非常に魅力的な金額ですが、次に紹介するカフェでコーヒーを飲むことのメリットを考慮することも必要です。コーヒー代を節約することで得られる効果と、カフェで飲むことの精神的な価値をどう見ていくかが、決め手となるでしょう。
 

仕事中にカフェでコーヒーを飲むメリット

コーヒーをカフェで飲むことには、確かに金銭的なデメリットはあります。しかし、心身に多くのメリットもあります。仕事の合間にカフェでリフレッシュすることが、パフォーマンスや健康に与える影響は大きいといえるでしょう。
 

リフレッシュ効果

仕事を長時間続けていると、どうしても集中力が途切れたり、疲れがたまったりします。そんな時にカフェでコーヒーを飲むことで、気分転換になります。忙しい仕事をこなしている合間に、短時間でもリフレッシュすることで、その後の仕事の効率が大きく変わります。
 

創造性の向上

カフェでの休憩時間は、ただのリフレッシュだけではありません。周囲の環境が変わることで、新たなアイデアが浮かびやすくなることもあります。カフェでコーヒーを飲み少し気分を変えることで、普段は思いつかないような創造的なアイデアが生まれるかもしれません。
 

社会的なつながり

カフェでコーヒーを飲むという行為は、単独で楽しむだけでなく、同僚や友人とのコミュニケーションの場にもなります。オフィス内で一人黙々と過ごすよりも、ちょっとした社交の場を持つことで心がリフレッシュされ、仕事へのモチベーションが高まります。
 
コーヒーを飲むひとときに「何も考えずリラックスする」ことは、仕事の疲れを取るだけでなく、心の健康を保つためにも有効です。
 

仕事の効率化

休憩を取ること自体が、仕事の効率を上げることにつながります。長時間働き続けることは、かえって集中力をそぎ、ミスを引き起こす原因となります。適切なタイミングで休憩を入れることで、長時間の作業にも疲れることなく、より効率的に仕事をこなすことができるのです。
 

まとめ

カフェでコーヒーを飲むことには、単なる楽しみ以上の価値があります。リフレッシュ効果や創造性の向上、社会的なつながりの形成、そして仕事の効率化など心身に良い影響を与える面も多いのです。
 
確かにコーヒー代を節約することは魅力的ですが、その費用に見合うだけの精神的なメリットがあると考えると、カフェで飲むことの価値も十分にあると言えるでしょう。
 
執筆者 : よし・こう
1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問