ガス会社の営業さんに「基本料金の安いプランに変えれば、年間“1万円以上”お得です」と勧められました。ただ、夫は「解約金とか考えたら意味ないんじゃない?」と疑っています。光熱費見直しのポイントを解説!
ガス会社の営業さんからこう言われたら、思わず心が揺れますよね。毎月必ず支払う光熱費が下がるなら、家計には大きなメリットです。
しかし一方で、夫のように「解約金や条件を考えたら、結局損なんじゃない? 」と疑問を持つ人も多いはず。実はこの直感、かなり大切です。光熱費の見直しは、数字だけを見て決めると失敗しがち。ここでは、後悔しないためのチェックポイントを解説します。
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「基本料金が安い=必ずお得」ではない
株式会社EXLYが行ったアンケート調査によると、ここ1年でガス代が上がったと感じている人は7割、過半数が「ガス代が負担になっている」と回答しています。昨今の物価高などにより、光熱費などの料金プランの見直しを検討している人も少なくありません。
ガス料金は主に「基本料金」と「従量料金(使った分)」で構成されています。営業トークでは基本料金の安さが強調されがちですが、従量料金が割高になっていないかを必ず確認しましょう。
自宅の過去1年分の検針票を見て、実際の使用量でシミュレーションすることが重要です。
解約金・契約期間の縛りを必ず確認
旦那さんが心配している「解約金」は、まさに見落としがちな落とし穴です。
・2年契約で途中解約すると1万円
・キャンペーン適用時は解約金が高額
といった条件が付いていることも珍しくありません。仮に年間で1万円安くなっても、1年以内に引っ越す予定があるなら、結果的にプラスにならない可能性もあります。契約期間と解約条件は、必ず書面や公式サイトで確認しましょう。
「今だけ割引」「セット割」に注意
「最初の6ヶ月は大幅割引」「電気とセットでさらに安くなる」という提案もよくあります。一見お得ですが、割引終了後の料金が割高になるケースも。
特にセット割は、どちらか一方を解約すると条件が変わることもあるため、将来の生活変化(引っ越し、オール電化への切り替えなど)も考慮して判断したいところです。
見直しは“面倒くささ”もコストと考える
料金が少し安くなっても、トラブル時の窓口が分かりにくい、請求が複雑になるなど、ストレスが増える場合もあります。年間1万円の節約は月に換算すると約830円。手続きの手間や安心感とてんびんにかけ、「自分たちにとって本当に価値があるか」を考えることも大切です。
夫婦で数字を見て冷静に判断を
営業トークに流されず、夫婦で実際の数字を見ながら話し合うのがベストです。「本当に年間いくら得か」「解約金のリスクは?」を紙に書き出すと、感情ではなく事実で判断できます。
光熱費の見直しは、うまくいけば家計改善の強い味方になります。ただし「安い」という言葉だけで決めると後悔することも。基本料金・従量料金・解約条件をセットで確認し、納得できる選択をしたいですね。
出典
電気ガス電話帳【ガス会社アンケート】半数以上が「大手ガス会社以外」を使用している(PRTIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
