実家暮らしの大学生の息子が、「電気ストーブ」をフル稼働させています。家族に光熱費を節約してもらうには、どこまで“ルール”を決めるべきでしょうか?

配信日: 2026.01.07
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実家暮らしの大学生の息子が、「電気ストーブ」をフル稼働させています。家族に光熱費を節約してもらうには、どこまで“ルール”を決めるべきでしょうか?
冬になると気になるのが光熱費。特に実家暮らしの大学生がいる家庭では、生活リズムの違いや価値観のズレから、電気代が想定以上にかさむケースも少なくありません。
 
なかでも電気ストーブは、使い方次第で電気代に大きな影響を与える家電のひとつです。「寒いから仕方ない」と黙認する一方で、請求額を見てため息をつく。そんな状況に心当たりはないでしょうか。
 
では、家族に光熱費を節約してもらうために、どこまで“ルール”を決めるべきなのでしょうか。
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まずは「禁止」よりも「共有」から

いきなり「電気ストーブは禁止」「使うな」とルールを決めてしまうと、反発を招きやすくなります。特に大学生は大人としての自意識も強く、頭ごなしの制限は逆効果です。まずは、現在の電気代がどのくらいかかっているのか、電気ストーブをフル稼働させた場合に月いくら増えるのかといった具体的な数字を共有することが重要です。
 
数字は感情論よりも説得力があります。「節約してほしい」ではなく、「このままだと月◯円増える」という事実を冷静に伝えることで、当事者意識を持ってもらいやすくなります。
 
また、電気代の話をする際は「家計が苦しいから我慢してほしい」といった訴え方よりも、「社会に出たら毎月これくらいの固定費がかかる」という生活コストのリアルを伝える視点も大切です。実家は“無料で快適に暮らせる場所”ではなく、誰かの支えで成り立っていることを知ってもらうことが、節約への第一歩になります。
 

ルールは“行動”ではなく“基準”を決める

ルールを決める際のポイントは、細かく縛りすぎないことです。「1日何時間まで」「何時以降は禁止」といった厳密な管理は、家族間のストレスを生みます。それよりも、「一人の部屋で使う暖房は○○ワット以下」「外出時や就寝時は必ず電源オフ」といった判断基準となるルールを設定するほうが現実的です。
 
また、「寒さ対策はまず服装で調整する」「電気ストーブは補助的に使う」といった優先順位を決めておくのも有効です。行動の選択肢を残すことで、自主性を尊重しながら節約につなげられます。
 

「負担の見える化」で責任感を育てる

可能であれば、大学生の息子に光熱費の一部を負担してもらう、もしくは「使いすぎた月は差額を負担する」といった仕組みを取り入れるのも一案です。
 
保険マンモス株式会社が実家暮らしの男女500人へ行ったアンケート調査によると、19歳以下の約4割は実家にお金を入れていると回答しています。金額は9000円~3万円で、平均額は2万5663円でした。
 
また、年齢が上がるにつれて実家にお金を入れる人は増えており、20歳~30歳は約6割、金額は5000円~15万円、平均額は3万3623円という結果もでています。
 
全額負担でなくても、「自分の使い方が家計に影響する」という経験は、将来の金銭感覚を育てるうえで大きな意味があります。将来、一人暮らしをする際にどのくらい光熱費がかかるのか、収入の中でやりくりする力を養うことにもつながるでしょう。
 

ルールは固定せず、話し合いで更新する

最後に大切なのは、ルールを一度決めたら終わりにしないことです。寒さの感じ方や生活状況は変わります。定期的に話し合い、「このルールで問題ないか」「改善できる点はあるか」を確認しましょう。ルールは管理のためではなく、家族が快適に暮らすための共通認識であるべきです。
 
光熱費の節約は、我慢を強いることではありません。互いの立場を尊重しながら、納得できるルールを作ることが、結果的に家計にも家族関係にもプラスに働くのです。
 

出典

保険マンモス株式会社 実家暮らしは家に毎月いくらお金を入れてる?男女500人調査結果では平均約4万円、「入れていない」は約3割に(PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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