NTTの固定電話が「年2640円」値上げ!? 「この機会に解約をしたほうがよいのでは」と実家の母には提案していますが……。保有し続けるメリットはあるのでしょうか?

配信日: 2026.01.26
この記事は約 4 分で読めます。
NTTの固定電話が「年2640円」値上げ!? 「この機会に解約をしたほうがよいのでは」と実家の母には提案していますが……。保有し続けるメリットはあるのでしょうか?
NTT東日本は、2026年4月1日利用分から固定電話(加入電話など)の回線使用料を改定すると発表しています。
 
ふだん固定電話をあまり使用しない場合や実家が固定電話のみを使用している場合は、値上げされるならこの機会に解約したほうがよいと考える人もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、値上げの概要、および固定電話を維持するメリット・デメリットについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

固定電話の料金改定内容とスケジュール

NTT東日本によると、2026年4月1日利用分より、「加入電話」および「加入電話・ライトプラン」が値上がりします。
 
「加入電話」とは、施設設置負担金を支払って加入するプランです。一方「加入電話・ライトプラン」は、施設設置負担金が不要のプランです。「加入電話・ライトプラン」は施設設置負担金がない分、月額料金が高くなります。
 
表1と表2に、「加入電話」「加入電話・ライトプラン」の住宅用プッシュ回線サービスの料金体系をまとめました。
 
表1

加入電話(住宅用・プッシュ回線)
取扱所の種類 改定前 改定後
3級取扱所 1870円 2090円
2級取扱所 1760円 1980円
1級取扱所 1760円 1980円
旧2級取扱所 1265円 1485円
旧1級取扱所 1045円 1265円

出典:NTT東日本株式会社「加入電話の回線使用料の改定について」を基に筆者作成
 
表2

加入電話・ライトプラン(住宅用・プッシュ回線)
取扱所の種類 改定前 改定後
3級取扱所 2145円 2365円
2級取扱所 2035円 2255円
1級取扱所 2035円 2255円
旧2級取扱所 1540円 1760円
旧1級取扱所 1320円 1540円

出典:NTT東日本株式会社「加入電話の回線使用料の改定について」を基に筆者作成
 
住宅用の回線使用料の値上がり幅は一律220円/月です。年間では2640円の負担増となります。固定電話の使用率が低いのであれば、解約を検討する価値があるといえるでしょう。
 

高齢の親世代にとっての固定電話のメリット

モバイル端末を使い慣れている世代にとっては、固定電話よりもスマートフォンのほうが使いやすいかもしれません。しかし高齢者世代にとっては、長く使用してきた固定電話のほうが便利だと感じることもあるでしょう。
 
固定電話には以下のようなメリットがあります。
 

・通信品質が安定している
・操作がシンプルで使いやすい
・通話料金が安い傾向にある

 
固定電話はスマートフォンとは異なり、電波ではなく有線で通信するため、通話が途切れにくい点がメリットです。また、固定電話は通話料金がスマホより安くなることもあります。
 
例えば加入電話から固定電話への通話料金は「全国一律9.35円/3分」、携帯電話への通話料金は「17.6円/1分」です。
 
一方、スマートフォンは大手キャリアでかけ放題等を除く従量制で利用した場合、30秒ごとに22円(44円/1分)かかります。
 

現在の使用状況から解約の有無を判断する

加入電話や加入電話・ライトプランを使用する場合、2026年4月1日からは年額2640円の負担増になります。
 
負担のみを見ると、解約するか、あるいは「光電話」など基本料金がもっと安いサービスに変えるほうがよいと思えるかもしれません。しかし、実家で毎日のように固定電話を使用している場合や固定電話に慣れている場合は、そのままにしておくほうがよいケースもあります。
 
特にスマートフォンを持っていなかったり、操作に不安があったりする場合は、使い慣れた固定電話をそのまま使い続けたほうが安心です。解約のほかに、スマートフォンやほかの固定電話サービスなどの代替案も含めて考えるとよいでしょう。
 

固定電話には通信品質や通話コストなどのメリットもある

加入電話と加入電話・ライトプランは、2026年4月1日から値上げされるため、解約しようか迷う人がいるかもしれません。
 
しかし固定電話にも「通信品質の安定」や「通話料金の安さ」など、一定のメリットがあります。実際に解約するかどうかは、固定電話の使用状況や親の気持ちなどを考慮して、総合的に判断するとよいでしょう。
 

出典

NTT東日本株式会社 加入電話の回線使用料の改定について
NTT東日本株式会社 加入電話
NTT東日本株式会社 加入電話・ライトプラン
NTT EAST 固定電話(加入電話・INSネット)のIP網移行 料金
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問