正月の帰省の際、両親が「水道光熱費がかさむから、風呂は2日に1回」と言っていました。毎日浴槽にお湯を入れる場合と1ヶ月の水道光熱費はどれくらい変わりますか?

配信日: 2026.01.27
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正月の帰省の際、両親が「水道光熱費がかさむから、風呂は2日に1回」と言っていました。毎日浴槽にお湯を入れる場合と1ヶ月の水道光熱費はどれくらい変わりますか?
実家に帰省した際、親から「水道光熱費をおさえるために、浴槽にお湯を入れるのを2日に1回にしている」と聞いて、毎日お風呂に入るのとどれくらい水道光熱費が変わるのか疑問に感じる方もいるでしょう。
 
本記事では、2日に1回浴槽にお湯を入れる場合と毎日入れる場合の1ヶ月の水道光熱費がどのくらい変わるのかをまとめました。お湯を入れる頻度が変わることでどのくらい水道光熱費を節約できるのか知りたい方は、参考にしてください。
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浴槽にお湯を入れる頻度が2日に1回と毎日だとどのくらい水道光熱費が変わる?

浴槽にお湯を入れる頻度が2日に1回と毎日だと、1ヶ月(30日)の水道光熱費はどのくらい違うのか計算してみましょう。
 
浴槽の容量は200リットル、シャワーは1回10分使用、水温は20度から40度まで上げると仮定します。シャワーの使用水量は1分あたり約10リットルとし、1回あたり100リットルを使用するものとします。
 

水道代

水道代は東京都水道局が示す目安として、1リットルあたりの単価0.24円を基にみていきましょう。
 
浴槽にお湯を入れる際の水道代は1回あたり(200リットル+シャワー100リットル)×0.24円=72円です。一方、シャワーのみの場合は100リットルの使用となるため、1回あたりの水道代は24円です。
 
浴槽にお湯を入れる頻度が2日に1回の場合、1ヶ月のうち15回は浴槽に入り、残りの15回はシャワーのみとなるため水道代は72円×15回+24円×15回=1440円になります。これに対し、毎日浴槽にお湯を入れる場合の水道代は72円×30回=2160円です。
 
水道代だけを比較すると、720円の差が生じることが分かります。
 
今回は東京都水道局の単価で計算をしているため、住んでいる自治体によって金額は変動することを念頭に置いておきましょう。
 

ガス代

ガス代は「上昇温度×水量÷(熱効率×発熱量)×ガス料金単価」で計算できます。
 
ここでは、熱効率80%、発熱量は都市ガスの発熱量である約1万750キロカロリー/立方メートルとします。また、ガス料金単価は、東京ガス株式会社の東京地区等の一般料金等における2026年1月検針分(A表)168.03円/立方メートルで計算します。
 
浴槽にお湯を入れるときにかかるガス代は、20度×300リットル÷(0.8×1万750キロカロリー/立方メートル)×168.03円/立方メートル=約117.23円となります。一方、シャワーだけの場合は、20度×100リットル÷(0.8×1万750キロカロリー/立方メートル)×168.03円/立方メートル=約39.08円です。
 
2日に1回お湯を入れる場合の1ヶ月のガス代は約117.23円×15回+約39.08円×15回=約2344.65円、毎日入れる場合は約117.23円×30回=約3516.9円です。ガス代の差は、約1172.25円となります。
 
水道代とガス代を合わせると、2日に1回と毎日では約1892.25円変わることが分かります。
 
ただし、地域の料金体系、設定温度、追い焚きの有無などによって実際の費用は変わるため、あくまで参考値として考えてください。
 

お風呂の水道光熱費を節約する方法

お風呂の水道光熱費をおさえるには、お湯をできるだけ冷まさない工夫がポイントになります。特に効果的なのは浴槽のふたを活用することです。お湯を入れ始めるときからふたをしておくことで熱が逃げにくくなり、ガスの使用量を減らせる可能性があります。
 
また、家族がいる場合にはできるだけ続けて入浴することも節約につながります。時間が空くほどお湯が冷めやすくなり、温め直しにガス代がかかってしまうためです。やむを得ず時間がずれる場合は、ふたを閉めるなどして保温を意識しましょう。
 
シャワーの使い方を見直すことも重要です。体を温めるために長時間シャワーを使うのではなく、まず浴槽で温まり、髪や体を流すときだけシャワーを使うと無駄を減らせます。
 
こうした工夫を取り入れるだけで、入浴方法を大きく変えなくても水道光熱費はおさえられる可能性があります。無理のない方法から取り入れて、節約していきましょう。
 

浴槽にお湯を入れる頻度が2日に1回と毎日では1ヶ月の水道光熱費に約1900円の差が生じる可能性がある

今回の試算では、浴槽にお湯を入れる頻度を2日に1回にするか毎日にするかで、水道代とガス代には1ヶ月あたり約1900円の差が生じる可能性があることが分かりました。
 
お風呂の水道光熱費を節約したい場合は、浴槽のふたを活用したり、家族がいる場合には続けて入浴したりするなどのちょっとした工夫を取り入れてみてください。無理のない方法から取り入れて、お風呂の水道光熱費を節約していきましょう。
 

出典

東京都水道局 くらしと水道 水道のご使用について 水の上手な使い方
東京ガス株式会社 ガス料金表 東京地区等 一般料金等 A表 単位料金 26年1月検針分
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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