一人暮らしの娘は「エアコン暖房は高いから」と、“コタツ”と“ダイソン”の暖房器具にしているそうです。1日12時間、1ヶ月使ったときの電気代はどちらが安いですか?

配信日: 2026.01.30
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一人暮らしの娘は「エアコン暖房は高いから」と、“コタツ”と“ダイソン”の暖房器具にしているそうです。1日12時間、1ヶ月使ったときの電気代はどちらが安いですか?
「エアコン暖房」と「コタツとダイソンの暖房器具との併用」について、1ヶ月の電気代はどちらが安いんだろうと気になる方もいるかもしれません。
 
本記事では、エアコンのみとコタツ+暖房器具の場合、どちらの電気代の方が安いのかや、暖房代を節約する方法について解説します。
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エアコンのみとコタツ+暖房器具では1ヶ月の電気代はどちらが安い?

エアコンのみとコタツ+ダイソンの暖房器具では、1ヶ月の電気代がどのくらい違うのか見ていきましょう。ここでは、1日12時間、1ヶ月間(30日)使用するとします。
 
電気代の計算式は、「消費電力(キロワット)×時間×電力料金単価(円/キロワットアワー)」です。電力料金単価は、今回は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた目安単価である31円/キロワットアワーとします。
 
まず、暖房時の消費電力が470ワットのエアコンを1ヶ月使用した場合の電気代を計算しましょう。「0.47キロワット×12時間×31円/キロワットアワー×30日」で、5245.2円となります。
 
次に、コタツとダイソンの暖房器具の電気代を計算しましょう。コタツは某メーカーの300ワットの製品を使っていると想定すると、1ヶ月の電気代は「0.3キロワット×12時間×31円/キロワットアワー×30日」で3348円となります。
 
ダイソンの暖房器具について、温風モード時の消費電力1400ワットの製品を使う場合、1ヶ月の電気代は、「1.4キロワット×12時間×31円/キロワットアワー×30日」で1万5624円になります。コタツ・ダイソンの暖房器具の電気代は合わせて、1万8972円です。
 
エアコンの場合と比較してみると、約1万3727円の差が生じます。このことから、エアコン暖房を使った方が電気代が安いことが分かります。
 
ただし、使用している製品や契約している電力会社などによって値段は変わるため、あくまで一例として参考にしてください。
 

暖房代を節約する方法

暖房器具の使い方だけでなく、服装や部屋の環境を少し工夫するだけで、暖房代の節約につながる可能性があります。ここでは、暖房代の節約方法を解説します。
 

暖かい空気を逃がさないようにする

冬場の暖房効率を左右するのが、窓からの熱の出入りです。実は、室内の暖気や屋外の冷気の約半分は窓を通して移動しているといわれています。
 
断熱効果のあるカーテンを使えば、外からの冷気を防ぎ、室温の低下をおさえられます。ポイントは、窓のサイズに合ったカーテンを選び、上下左右に隙間を作らないことです。
 
さらに、窓に断熱シートを貼ったり、床に断熱マットを敷いたりすることで、底冷え対策にもなります。日中はカーテンを開けて日差しを取り込み、夜はしっかり閉めるなど、時間帯による使い分けも有効です。
 

加湿器を利用する

加湿器の利用も、暖房代節約につながります。加湿器を使うと空気が乾燥しにくくなり、同じ室温でも暖かく感じやすくなります。設定温度を少し下げても快適に過ごせるため、結果的に電力消費をおさえられるのです。
 
加湿器がない場合でも、洗濯物を部屋干ししたり、ぬれたタオルを干したりするだけでも効果が期待できます。
 

電力会社や料金プランを見直す

暖房の使い方を工夫しても電気代が気になる場合は、契約している電力会社やプランの見直しも検討してみましょう。
 
電力自由化により、家庭でもライフスタイルに合った料金プランを選べるようになりました。特に冬は電気使用量が増えやすいため、電気料金単価の低いプランに切り替えることで、節電以上の効果が出るケースもあります。暖房代だけでなく、毎月の固定費を見直すきっかけとして、一度比較してみることがおすすめです。
 

コタツ+ダイソンの暖房器具よりもエアコンのみの方が1ヶ月の電気代は安く済む可能性がある

今回の試算によれば、コタツ+ダイソンの暖房器具よりもエアコンのみで過ごす方が1ヶ月の電気代が安くなる可能性があります。ただし、使用している製品や契約している電力会社などによって値段が変わる点は、念頭に置いておきましょう。
 
また、窓の断熱や加湿、電力会社の見直しといった工夫を組み合わせれば、暖かさを保ちながら無理なく暖房代を節約できるでしょう。寒さを我慢する前に、まずは暖房の選び方と使い方を見直してみてください。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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