子供から「ドライヤーは“電気代が高いから短くして”」と言われ、毎日タイマーで『5分以内』にしています。髪を十分に乾かさないのは、そこまで節約の価値があるのでしょうか?

配信日: 2026.02.25
この記事は約 3 分で読めます。
子供から「ドライヤーは“電気代が高いから短くして”」と言われ、毎日タイマーで『5分以内』にしています。髪を十分に乾かさないのは、そこまで節約の価値があるのでしょうか?
子どもに電気代のことを指摘され、ドライヤーの使用時間を気にするようになったという家庭もあるかもしれません。確かにドライヤーは消費電力が大きい家電のひとつです。
 
しかし、毎日きちんと髪を乾かさないことで、本当に家計の助けになるのでしょうか。本記事では、ドライヤーの電気代の目安と、乾かし不足によるリスクを踏まえ、節約とのバランスを考えます。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ドライヤーの電気代はどのくらいかかる?

ドライヤーは消費電力が1200W前後と高めですが、使用時間が短いため、実際の電気代はそれほど高額にはなりません。
 
仮に消費電力1200Wのドライヤーを1日10分使用し、電気料金単価を1kWhあたり31円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している目安単価)とすると、1回あたりの電気代は約6円です。これを毎日続けても、1ヶ月で約180円前後に収まります。
 
5分以内に短縮した場合は、その半分ほどの約3円、1ヶ月で約90円です。つまり、10分から5分に減らしても、月の差額は約90円にとどまります。数字で見ると、ドライヤーは「電気代が高い家電」というイメージほど、家計への負担は大きくないことが分かります。
 

髪を十分に乾かさないことのリスク

髪をしっかり乾かさないまま就寝すると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、かゆみやフケ、においの原因になる可能性があります。特に根元が湿った状態が続くと、頭皮環境の悪化を招きやすくなります。
 
また、濡れた髪はキューティクルが開いたままの状態で、摩擦によるダメージを受けやすい点にも注意が必要です。
 
その結果、枝毛や切れ毛が増えたり、髪が広がりやすくなったりすることもあります。もしトリートメントやヘアケア用品を追加で購入することになれば、数百円から数千円の出費につながる可能性もあるでしょう。わずかな電気代を節約するために、将来的なヘアケア費用が増えてしまっては本末転倒です。
 

上手に節約しながらしっかり乾かす工夫

電気代が気になる場合は、使用時間を無理に短縮するのではなく、効率よく乾かす工夫を取り入れることが大切です。まず、入浴後すぐにタオルドライを丁寧に行い、水分をしっかり拭き取るだけでドライヤー時間は大幅に短縮できます。吸水性の高いタオルを使うのも効果的です。
 
また、温風で全体を乾かした後、最後に冷風を当てることでキューティクルが整い、乾燥時間の短縮と仕上がりの向上が期待できます。髪の量が多い場合は、根元から順に乾かすことで無駄な時間を減らせます。
 
最近では省エネ性能の高いドライヤーも販売されており、買い替えによって効率を高める選択肢もあります。無理に「5分以内」と決めるよりも、効率化で対応するほうが現実的な節約といえるでしょう。
 

健康と家計のバランスを見極めて

ドライヤーの使用時間を5分短縮しても、1ヶ月あたりの節約額は数十円から100円程度にとどまるケースが一般的です。一方で、髪や頭皮のトラブルが起きれば、時間やお金の負担が増える可能性もあります。
 
節約は大切ですが、健康や日常の快適さとのバランスを考えることが重要です。電気代の仕組みを理解し、無理のない方法で家計管理を行いましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
【PR】
FF_お金にまつわる悩み・疑問