大手から「新電力会社」に変えたら、電気代が“月2万円”高くなり驚愕!「新電力=安い」と思ってたのにナゼ!? 大幅な負担増になってしまう注意点を確認

配信日: 2026.02.27
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大手から「新電力会社」に変えたら、電気代が“月2万円”高くなり驚愕!「新電力=安い」と思ってたのにナゼ!? 大幅な負担増になってしまう注意点を確認
SNS上で、「大手電力会社から新電力会社に切り替えたところ、月の電気代が2万円も高くなった」という投稿が一例として話題になりました。電気代を安くするつもりで乗り換えたのに、逆に大幅な負担増になったとすれば衝撃です。
 
電力自由化以降、「新電力=安い」というイメージを持つ人も少なくありませんが、契約内容や電力の使い方によっては、必ずしも安くなるとは限りません。
 
本記事では、新電力会社に変更したにもかかわらず、なぜ電気料金が高くなったのかや、新電力会社との契約前に確認すべき注意点を解説します。
三浦大幸

2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

なぜ「新電力=安い」と思われがちなのか

2016年の電力小売全面自由化以降、多くの新電力会社が参入しました。基本料金の割引やポイント還元などを打ち出し、「今より安くなる可能性があります」と訴求するケースも多く見られました。
 
実際に、使用量や契約内容が合えば、年間で数千円から1万円以上安くなる家庭もあるでしょう。しかし、全ての家庭が新電力会社に変えることによって電気代が安くなるわけではありません。
 

月2万円高くなるケースが起きる理由

電気代が想定以上に高くなる理由としては、料金体系の違いが挙げられます。
 
まず注意したいのが、「時間帯別料金プラン」です。大手電力会社では、夜間の電気料金が安く設定されたプランにより、深夜に給湯器や蓄熱機器などを使う家庭では大きく有利になる場合があります。
 
一方で、新電力会社の中には、時間帯別ではなく「一律単価」のプランのみを提供しているところもあります。深夜電力を多く使う家庭がこうしたプランに変更すると、夜間の割安メリットがなくなり、結果として電気代が上がるかもしれません。
 
また、新電力会社の中には、市場価格に連動するプランもあり、注意が必要です。これは市場価格が高騰すると料金単価が連動して上がる仕組みのため、状況次第では想定以上の請求額になる場合があります。
 
なお、場合によっては電力会社が関係しない理由、例えば引っ越しや在宅時間増加などによって使用量が増えたり、検針期間のズレで請求が一時的に膨らんだように見えたりすることもあるでしょう。
 

「基本料金ゼロ」にも注意

新電力の中には「基本料金0円」とうたうプランもあるかもしれません。一見お得に見えますが、その分、従量単価が高めに設定されているケースも考えられます。
 
電気使用量が多い家庭では、基本料金が安くても、従量料金の上昇によってトータルでは割高になることがあります。特に、オール電化住宅や電気暖房を使う家庭では、使用量が多くなり、影響が大きくなりやすいこともあるでしょう。
 

乗り換え前に確認したいポイント

ここまでの情報を踏まえ、新電力に変更する前に確認しておくべきポイントを見ていきましょう。
 

【新電力変更前に確認すべきポイント】

・現在の契約プラン(時間帯別かどうか)
・直近1年分の電気使用量と月別使用量
・市場連動の有無
・解約手数料や契約期間の縛り

 
特に、冬や夏など使用量が多い月の請求額も確認しておかないと、「平均的には安いが、ピーク月は高くなる」といった事態も起こり得ます。
 

まとめ

新電力会社への乗り換えは、条件が合えば電気代の節約につながる可能性があります。しかし、時間帯別料金の有無や料金体系の仕組みを十分に理解せずに変更すると、条件によっては想定以上の負担増につながるケースもあり得ます。
 
乗り換え前には、現在の契約内容と年間使用実績を確認し、複数プランで試算することが重要です。電気代は毎月必ず発生する費用だからこそ、慎重な判断が家計を守る第一歩といえるでしょう。
 

出典

九州電力 深夜電力A・B
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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