友人から「光熱費を抑えるには、まず“契約内容の見直し”が大事」と言われましたが、電気・ガス・水道それぞれどこに注目すればよいのか分かりません。わが家でも見直す価値があるのでしょうか?
本記事では、電気・ガス・水道それぞれの見直しポイントと、どのような家庭にメリットがあるのかを分かりやすく解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
電気料金は「契約アンペア」と料金プランの適合性を確認
電気料金の見直しでまず注目したいのが「契約アンペア数」と料金プランです。契約アンペアが大きいほど基本料金は高くなるため、実際の使用状況に対して過大な契約になっていないか確認することが重要です。
例えば、家族構成が変わって同時に使う家電が減った場合は、アンペア数を下げられる可能性があります。また、在宅時間が長い家庭と日中不在が多い家庭では、適した料金プランが異なります。時間帯別プランや市場連動型プランなど、自宅の生活リズムに合っているかを検討することで、無理なく電気代を抑えられる場合があります。
電力・ガス取引監視委員会のアンケート調査によると、「今よりも安い料金プランが出たこと」「今の電気料金が高いと感じたこと」をきっかけに料金プランを変更した人は、それぞれ全体の約3割に上りました。
料金への不満や新プランの登場を機に、多くの家庭が見直しを行っていることが分かります。自宅の使用状況を把握したうえで比較することが大切です。
ガス料金は「原料費調整額」とセット割の有無がカギ
ガス料金を見直す際は、基本料金と従量料金だけでなく「原料費調整額」にも目を向けましょう。原料価格の変動に応じて毎月単価が変わるため、同じ使用量でも請求額が変動する点が特徴です。
都市ガスの自由化以降は事業者を選べる地域も多く、電気とのセット契約による割引が受けられるケースもあります。特に給湯や床暖房などでガス使用量が多い家庭は、単価の差が年間支出に大きく影響します。検針票やマイページで年間使用量を把握し、他社プランと比較することが見直しの第一歩です。
水道料金は契約変更よりも「使用量の適正化」が中心
水道料金は電気やガスと異なり、基本的に自治体ごとの運営であるため、自由に事業者を変更することはできません。そのため、契約内容の見直しというよりも、使用量そのものを適正化する視点が重要になります。
例えば、口径が大きいままになっていないかを確認し、一般家庭であれば過大な契約になっていないかチェックすることも一案です。また、トイレや蛇口のわずかな水漏れでも年間では大きな損失になります。節水シャワーヘッドの導入や洗濯回数の見直しなど、小さな改善の積み重ねが水道代の削減につながります。
見直す価値がある家庭の特徴とは
光熱費の契約見直しが特に有効なのは、ここ数年で家族構成や生活スタイルが変化した家庭です。子どもの独立や在宅勤務の開始などは、使用量や利用時間帯に大きく影響します。また、長期間同じ契約を続けている場合、新しい料金プランの方が有利になっている可能性もあります。
一方で、使用量が少ない家庭では削減効果が限定的なこともあるため、年間の光熱費総額と削減見込みを比較して判断することが大切です。検針票や契約書を確認するだけでも、現状把握という意味で十分価値があります。
まずは現状把握から始めよう
光熱費を抑えるための第一歩は、現在の契約内容と使用状況を正しく把握することです。電気は契約アンペアや料金プラン、ガスは単価やセット割、水道は使用量と設備状況が主な確認ポイントになります。
必ずしも全家庭で大幅な削減ができるとは限りませんが、生活スタイルに合っていない契約を続けている場合は見直す価値があります。家計の固定費を適正化するためにも、年に一度は契約内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。
出典
電力・ガス取引監視委員会 電力・ガス小売全面自由化に関する消費者アンケート調査結果について
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
