エアコン2027年問題を考えると、壊れていなくても今のうちに買い替えたほうが家計的にお得ですか?買うならいつがいい?

配信日: 2026.03.05
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エアコン2027年問題を考えると、壊れていなくても今のうちに買い替えたほうが家計的にお得ですか?買うならいつがいい?
エアコンの「2027年問題」という言葉を耳にする機会が増えています。省エネ基準の見直しや規制強化により、価格上昇や製品ラインアップの変化が予想されているためです。まだ使えるエアコンを買い替えるべきかどうかは、家計に直結する悩ましいテーマといえるでしょう。
 
本記事では、2027年問題の背景とともに、今買い替えるメリット・デメリット、そしてお得な購入時期について解説します。
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エアコン2027年問題とは? 価格上昇の可能性に注目

エアコンの2027年問題とは、国が定める省エネ基準の引き上げにより、メーカー各社がより高効率な製品開発を求められることを指します。省エネ性能を高めるためには新たな部品や技術が必要となり、その分だけ製造コストが上昇する可能性があります。結果として、2027年前後からエアコン本体価格が上がるのではないかと懸念されています。
 
また、省エネ基準を満たさない旧モデルは市場から姿を消していくことが予想されます。現在は価格がこなれているスタンダードモデルも、今後は高性能モデル中心の展開になるかもしれません。
 
その場合、選択肢が実質的に「高価格帯」にシフトし、購入時の初期費用が上がる可能性があります。こうした背景から、今のうちに購入すべきかという議論が生まれているのです。
 

壊れていなくても買い替えたほうが得? 光熱費と寿命で考える

買い替えの判断で重要なのは、「本体価格」と「電気代」のバランスです。一般的にエアコンの寿命は10年程度とされ、10年以上使用している場合は故障リスクが高まります。特に夏や冬の繁忙期に故障すると、修理待ちや高値での買い替えを余儀なくされるケースもあります。
 
さらに、10年前のエアコンと最新モデルでは省エネ性能に大きな差があります。最新機種は消費電力量が抑えられており、省エネ性能カタログによると、エアコンの期間消費電力は、2014年製のエアコンは760kwh、2024年製は630kwhと消費電力量に130kwhの差がでています。
 
例えば年間8000円安くなれば、10年で8万円の差になります。本体価格が多少高くても、長期的に見れば家計負担が軽減される可能性があるのです。
 
一方で、使用年数が5年未満など比較的新しい場合は、急いで買い替えるメリットは限定的でしょう。まだ十分に高効率であり、買い替えコストを回収するまでに時間がかかるからです。使用年数と消費電力量を確認したうえで判断することが大切です。
 

買うならいつがいい? 狙い目は「決算期」と「型落ち」

エアコンをお得に購入するなら、時期選びが重要です。一般的に価格が下がりやすいのは、需要が落ち着く秋(9〜11月)と、家電量販店の決算期である3月や9月です。この時期は在庫処分やキャンペーンが実施されやすく、値引き交渉もしやすい傾向があります。
 
また、新モデルが発売される直前の「型落ち品」も狙い目です。性能差が大きくないにもかかわらず、数万円安くなることもあります。2027年の基準強化を前に、現行モデルをお得に購入できるタイミングが生まれる可能性もあるでしょう。
 
ただし、夏本番の7〜8月は需要が集中し、価格が上がるうえに工事日程も取りづらくなります。故障してから慌てて購入すると、選択肢が限られ割高になるリスクがあります。余裕をもってオフシーズンに検討することが、結果的に家計を守る行動といえます。
 

2027年問題は「年数」と「使用状況」で判断を

エアコンの2027年問題により、今後は本体価格が上昇する可能性があります。しかし、壊れていないエアコンをすぐに買い替えるべきかどうかは、使用年数や電気代とのバランスで考えることが重要です。
 
特に10年以上使用している場合は、光熱費削減や故障リスク回避の観点から、早めの買い替えが家計にプラスとなる可能性があります。購入するなら、決算期や型落ち時期を狙い、計画的に動くことが賢い選択といえるでしょう。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2014年版
経済産業省資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2024年版
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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