「食洗機は絶対つけた方がいい」と言われました。でも安い買い物じゃないし正直迷っています…電気代や水道代も含めて本当に元は取れるのでしょうか?
しかし、本体価格や設置費用を考えると決して安い買い物ではなく、本当に必要なのか迷う方も多いでしょう。さらに、電気代や水道代がどれくらいかかるのか、結果的に家計の負担が増えないかも気になるところです。そこで今回は、食洗機のコストと節約効果について詳しく考えていきます。
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目次
食洗機の導入費用とランニングコスト
ビルトイン型の食洗機を新たに設置する場合、本体価格と工事費を合わせて10万~20万円程度かかるのが一般的です。卓上型であれば5万~8万円程度と比較的抑えられますが、それでも決して小さな出費ではありません。さらに、使用時には電気代と水道代が発生します。
最新の省エネタイプであれば、1回あたりの電気代はおよそ23円、水道代は2.6円程度が目安です。1日2回使用した場合、1ヶ月で約1500円~1600円前後のランニングコストになる計算です。手洗いと比べて特別に高額になるわけではありませんが、ゼロではない点は理解しておく必要があります。
手洗いとの比較で見える水道代・光熱費の差
食洗機は水を多く使うイメージがありますが、実は手洗いよりも使用水量が少ないケースが一般的です。手洗いの場合、流しっぱなしにすると1回で50~70リットル以上使うこともあります。一方、食洗機は機種にもよりますが10~15リットル程度で済むとされています。
そのため、水道代だけで見ると、食洗機のほうが節約につながる可能性があります。また、お湯を使う手洗いではガス代や電気代もかかりますが、食洗機は効率的に加熱するため、トータルの光熱費が大きく跳ね上がるわけではありません。使い方次第では、手洗いより経済的になる場合もあるのです。
「元が取れるか」は時間価値もポイント
単純に本体価格だけを光熱費の差額で回収しようとすると、数年から10年以上かかることもあり、金額面だけで「確実に元が取れる」とは言い切れません。しかし、見落とせないのが時間の価値です。1日20分の洗い物時間が短縮できれば、1年で約120時間もの余裕が生まれます。
その時間を仕事や副業、家族との時間、休息に充てられると考えれば、単なる家電以上の価値を感じる方もいるでしょう。共働き世帯や子育て中の家庭では、精神的な負担軽減も大きなメリットです。金銭面だけでなく、生活の質をどう考えるかが重要な判断材料になります。
食洗機が向いている家庭・向かない家庭
家族の人数が多く、毎日の食器量が多い家庭ほど、食洗機のメリットは大きくなります。また、共働きや小さな子どもがいる家庭では、家事の時短効果が実感しやすいでしょう。水道代の節約効果も積み重なれば一定の差になります。
一方で、1~2人暮らしで外食が多い場合や、そもそも洗い物が少ない家庭では、費用対効果が低く感じられることもあります。キッチンスペースに余裕がない場合も導入のハードルになります。自分たちのライフスタイルに合っているかを冷静に見極めることが大切です。
金額だけでなく「家事負担の軽減」も含めて判断を
食洗機は本体価格こそ高額ですが、1回あたりの電気代や水道代は想像よりも大きくありません。使い方によっては手洗いより節水・節約につながる可能性もあります。ただし、光熱費の差額だけで短期間に元が取れるとは限らないため、純粋な投資回収として考えると慎重な判断が必要です。
最終的には、家事時間の削減やストレス軽減といった“目に見えない価値”をどう評価するかがポイントです。家計とライフスタイルの両面から検討し、自分たちにとって納得できる選択をすることが大切でしょう。
出典
パナソニック株式会社 食洗機(食器洗い乾燥機)の電気代と水道代はいくらかかる?手洗いよりもおトクなポイントを解説
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
