オール電化の電気代、深夜の「沸き上げ」だけで家計が圧迫されています。設定温度を下げても効果なし。電力消費を抑える方法はありませんか?

配信日: 2026.03.25
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オール電化の電気代、深夜の「沸き上げ」だけで家計が圧迫されています。設定温度を下げても効果なし。電力消費を抑える方法はありませんか?
オール電化住宅で電気代が高くなりやすい原因の一つが、給湯です。家庭のエネルギー消費のうち、給湯は大きな割合を占めます。
 
そのため、エアコンや照明よりも先に、エコキュートの使い方を見直したほうが効果は出ることがあります。特に「深夜にまとめて沸かす仕組み」だからこそ、設定が合っていないと、毎日必要以上のお湯を作ってしまいます。
 
そこで本記事では、オール電化の電気代が深夜の沸き上げで高くなる原因と、電力消費を抑える具体的な見直し方法について解説します。
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オール電化の電気代が高いのは、設定温度より「昼間の沸き増し」が原因になりやすい

オール電化住宅で深夜の「沸き上げ」による電気代が気になる場合、まず確認したいのが給湯器の使い方です。多くの家庭で使われているエコキュートは、主に夜間の電気でお湯を沸かして貯め、昼間に使うことを基本とする機器です。
 
ところが、夜間に沸かしたお湯が足りなくなると、昼間に追加で沸き上げることがあります。昼間は夜間より電気料金単価が高いことが多いため、この追加運転が電気代を押し上げやすくなります。
 
そのため、設定温度を少し下げても、使用状況によっては請求額の変化が小さいことがあります。電気代の請求額に差が出やすいのは、温度そのものより、余分なお湯を作らないことと、昼間の沸き増しを減らすことです。
 

深夜の沸き上げ電力を抑えるには、湯量設定とお湯の使い方を見直す

まず見直したいのは、「お湯を沸かす量の設定」です。常に多めなどの設定にしていると、必要以上にお湯を沸かすことになり、消費電力量が増えやすくなります。
 
次に効果が出やすいのが、「お湯の使い方」です。入浴時間が家族で大きく空くと、保温や追いだきの回数が増えます。
 
資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」でも、入浴の間隔を空けないことや、浴槽にふたをすることを省エネ行動として紹介しています。シャワーを流しっぱなしにしない、浴槽の湯量を増やしすぎないといった基本も、給湯の消費を減らすうえで有効です。
 
さらに、今日はもうお湯をあまり使わない日であれば、「昼間休止」や「沸き上げ休止」機能が役立ちます。来客や外泊のない日などにこうした機能を使うと、不要な追加沸き上げを避けやすくなります。日々の使用量に波がある家庭ほど、こうした細かな設定の差が積み重なります。
 

節約が続かないときは、料金プランと機器の状態も確認する

設定を見直しても改善しにくいときは、契約している料金プランも確認したいところです。電力会社には、夜間の使用が多い家庭向けの料金プランがありますが、時間帯ごとの単価や基本料金の考え方は異なります。
 
オール電化向けの契約でない、あるいは生活時間帯と契約内容が合っていない場合は、深夜に動かしていても電気料金のメリットを得にくいことがあります。
 
また、機器が古い場合は、性能差も無視できません。エコキュートはヒートポンプで効率よくお湯を作る機器ですが、機種が新しいほど省エネ性が高い傾向があります。
 
国も高効率給湯器の導入を後押ししており、2026年度も補助事業が案内されています。使い方を見直しても電気代が高い状態が続く場合は、点検や買い替えを検討する価値はあります。
 

オール電化の給湯費は、使い方と設定を見直して抑えよう

オール電化の電気代を下げたいとき、まず意識したいのは「温度を少し下げること」よりも、「余分に沸かさないこと」と「昼間の追加沸き上げを起こしにくくすること」です。
 
普段はおまかせ運転を基本にして、家族の入浴時間をなるべくまとめ、シャワーや追いだきを減らすだけでも、給湯の無駄は抑えやすくなります。
 
料金プランや機器の年式まで含めて見直せば、負担感が大きかった深夜の沸き上げも、家計に合わせて調整しやすくなるはずです。日々の使い方と設定を少しずつ整えながら、オール電化のメリットを上手に活用していきましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 風呂給湯器
経済産業省 資源エネルギー庁 給湯省エネ2026事業(令和7年度補正予算「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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