花粉対策で「浴室乾燥機」を使っていますが、電気代が心配です…洗濯乾燥機と比べるとどちらが節約になりますか?
本記事では、浴室乾燥機と洗濯乾燥機の電気代を比較し、どちらがより節約になるのか、データを基に解説します。
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目次
浴室乾燥機の電気代はどれくらい? 毎日3時間使用した場合の月額負担を試算
浴室乾燥機は、浴室内の湿気を取り除きながら温風で衣類を乾かす仕組みです。しかし、広い空間全体を暖める必要があるため、消費電力は大きくなる傾向にあります。商品やメーカーによっても異なりますが、一般的な浴室乾燥機の消費電力は1250ワット程度とされています。
電気料金単価「1キロワットアワーあたり31円」で計算すると、1時間あたりの電気代は約38.75円となります。仮に、省エネモデルの約1000ワット(約31円)と想定して計算してみましょう。
・1日3時間使用した場合:31円×3時間=約93円
・1ヶ月(30日)毎日使用した場合:93円×30日=約2790円
花粉シーズンの数ヶ月間、毎日使い続けると、それだけで家計に月3000円近い負担が上乗せされることになる計算です。
洗濯乾燥機(ヒートポンプ式)の電気代は? 浴室乾燥機との年間コストを比較
次に、洗濯乾燥機の電気代を見てみましょう。ここではドラム式洗濯乾燥機を想定します。
ドラム式洗濯乾燥機にはおもに「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類がありますが、節約の観点で有利なのはヒートポンプ式とされています。例えば、1回の洗濯から乾燥までの消費電力量が970ワットアワー程度のドラム式洗濯乾燥機の場合、かかる電気代は30円程度で済む計算です。
前述の浴室乾燥機と上記のドラム式洗濯乾燥機のコストを比較してみましょう。
・浴室乾燥機(1回3時間使用):約93円
・ドラム式洗濯乾燥機(1回洗濯~乾燥まで):約30円
1回あたりの差額は約63円です。これを1日1回、1年(365日)続けると、およそ2万3000円の差が生まれます。初期投資コストがかかったとしても、花粉対策や梅雨時期の利用を考えると数年で元が取れる計算になります。
浴室乾燥機の電気代を抑える3つのポイント
「どうしても浴室乾燥機を使いたい」という場合や、洗濯機に入り切らないものを乾かす際には、以下の工夫で電気代を抑えることが可能と考えられます。
(1)フィルターの定期的な掃除
浴室乾燥機のフィルターにホコリなどが詰まると、乾燥効率が低下します。月に1回から2回を目安に掃除をするだけで、消費電力を抑えつつ乾燥時間を短縮できる場合があります。
(2)使用前に浴室内の水分を拭き取る
浴室が濡れた状態で乾燥運転を始めると、衣類を乾かす前に「浴室の水分」を飛ばすことにエネルギーが使われてしまいます。タオルなどで壁や床の水分を拭き取ってから使用するのがおすすめです。
(3)サーキュレーターの併用
浴室乾燥機の温風だけでなく、サーキュレーターや扇風機を浴室内に持ち込み、空気を循環させることで、乾燥時間を短縮できる場合があります。
これらの対策を組み合わせて活用することで、1回あたりの運転時間を短縮できれば、結果として電気代の削減につながると考えられます。
家電の特性を生かして花粉シーズンを賢く乗り切ろう!
花粉対策として衣類を外に干さない選択は、アレルギー症状を抑えるために非常に有効な手段です。今回の比較においては、コスト面を重視する場合、「ヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機」の方が有利といえるでしょう。
電気代の高騰が続く昨今ですが、設備の特性を理解し、ちょっとした工夫を取り入れることで、家計への影響を一定程度抑えることが可能と考えられます。清潔で快適な衣類とともに、この花粉シーズンを前向きに、賢く乗り切っていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
