単身赴任中の夫から、水道光熱費が月「1万5000円」かかっていると聞きました。一人暮らしでこの金額は高い方なのでしょうか?
自宅と赴任先の両方で生活費がかかるため、できるだけおさえたいと思うこともあるかもしれません。
本記事では、単身世帯における平均的な水道光熱費をご紹介するとともに、水道光熱費が高くなりやすいケースや、すぐにできる節約方法などもまとめています。
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単身世帯の平均的な水道光熱費
総務省統計局による「2025年家計調査(家計収支編)」によると、単身世帯における「光熱・水道費」の月平均額は1万3333円です。二人以上世帯の平均が2万4547円なので、半分ほど少ないことが分かります。
今回は「夫の単身赴任先の水道光熱費が月1万5000円」ということなので、平均より約1700円高いと考えられます。
ただし、地方別に平均を見た場合は表1のように1万5000円を超えているところもあるため、特別高いとはいえないでしょう。
表1
| 地方 | 北海道・ 東北地方 |
関東地方 | 北陸・ 東海地方 |
近畿地方 | 中国・ 四国地方 |
九州・ 沖縄地方 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 水道光熱費 | 1万7526円 | 1万2158円 | 1万4180円 | 1万2492円 | 1万3878円 | 1万2988円 |
出典:総務省統計局「2025年家計調査(家計収支編)」を基に筆者作成
また、水道光熱費は季節によっても変動します。特に、夏と冬はガス代や電気代が高くなりやすいでしょう。
水道光熱費が高くなりやすいケース
消費電力の大きい家電を使っている場合、電気代が高くなりやすいでしょう。特に、エアコンや洗濯乾燥機などは比較的消費電力が大きいため、選び方や使い方に注意が必要です。
例えば、暖房時の消費電力が515ワット(0.515キロワット)のエアコンの1時間あたりの電気代は「0.515キロワット×電気料金単価31円/キロワットアワー=約16円」となります。
31円/キロワットアワーは、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安としている単価です。1日8時間使用した場合の電気代は約128円、1ヶ月(30日)で約3840円になります。
また、ガス代はお風呂の追い炊き機能を多く使用した場合や、調理の際にガスコンロを使ったりお湯で洗い物をしたりする機会が多いと高くなりやすいでしょう。ガス代は湯量や上昇温度などで決まるため、水温が低い冬は特に高くなる可能性があります。
水道代が高くなりやすいのは、水を出しっぱなしにする癖がある人や、洗濯の回数が多い場合などでしょう。
すぐに見直せる節約ポイント
電気代をおさえるためには、まずエアコンの使い方に注意しましょう。
例えば、室外機の周りにものを置いて吹出口をふさがないようにすることや、フィルターをこまめに掃除することも大切です。
経済産業省資源エネルギー庁によると、エアコンのフィルターを月に1回か2回清掃することで、年間約860円の電気代の節約が期待できます。
また、長時間使用しないときは家電の電源を切る、省エネモードを活用するなども節約ポイントになるでしょう。
ガス代は、シャワーの時間を短くしたり、お湯の温度を下げたりすることで節約効果が期待できます。節水シャワーヘッドに交換するのもおすすめです。節水シャワーヘッドへの交換は水道代の節約にもつながります。
ほかにも、お風呂の残り湯を洗濯に使ったり、食器をつけ置き洗いしたりする方法も節約に効果的でしょう。
単身世帯の平均的な水道光熱費は月1万3333円|地域による差もあるので高すぎるとはいえない
総務省統計局の調べによると、単身世帯の平均的な水道光熱費は1万3333円です。
しかし、地域によっては1万5000円以上のところもあるため、高すぎるということはないでしょう。
水道光熱費が高くなりやすいのは、消費電力の高い家電を使用する場合や、追い炊きの頻度が高い場合などです。
家電の使い方や選び方に注意したり、お湯の温度設定を下げたりすることで節約効果が期待できるため、実践してみるとよいでしょう。
出典
総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支 表II-1-2 消費支出の費目別対前年実質増減率 -2025年ー(15ページ)
e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 2025年 家計調査 家計収支編 単身世帯 表番号3 都市階級・地方別1世帯当たり1か月間の収入と支出
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
経済産業省資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2025年版 省エネ家電の上手な使い方・選び方 エアコン(14ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
