1週間ほど帰省する予定なのですが、妻に「その間の自宅の電気代も気になる」と言われました。留守にしているだけならそこまでかからない気もしますが、ブレーカーなど落としていくべきでしょうか?
本記事で、帰省前に確認したい電気代の考え方と、無理なくできる節電方法を見ていきましょう。
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目次
1週間の帰省中でも電気代はかかる
家を空けていても、電気代が完全にゼロになるわけではありません。冷蔵庫や給湯器、温水洗浄便座、Wi-Fiルーター、録画機器、時計表示のある家電などは、留守中も電気を消費しています。
このように、家電を使っていないように見えても消費される電力を「待機電力」といいます。待機電力とは、リモコン操作を受け付けたり、時計表示を維持したりするために使われる電力です。
ただし、1週間だけで考えると、節約できる金額はそれほど大きくないケースが多いでしょう。特に冷蔵庫のように、常に動かしておく必要がある家電は電源を切ることができません。そのため、帰省中の電気代を抑えたい場合は、家全体の電気を止めるのではなく、不要な家電だけを見直す方法が適しています。
ブレーカーを落とすと冷蔵庫や住宅設備に影響する
1週間程度の帰省で、家全体のブレーカーを落とすことは基本的におすすめできません。もっとも大きな理由は、冷蔵庫の電源まで切れてしまうことです。冷蔵庫が止まると、生鮮食品や冷凍食品が傷む可能性があります。
また、冷凍庫内の氷や霜が溶けると、水漏れやにおいの原因になることもあります。その場合、食材の処分や掃除の手間が増え、わずかな電気代の節約以上に負担が大きくなるかもしれません。
また、住宅によっては、24時間換気や防犯設備のほか、給湯器の凍結防止機能などが電気を使用しています。これらの電源まで止めてしまうと、室内環境や防犯面に影響するだけでなく、冬場は給湯器や配管の故障、水漏れにつながるおそれがあります。
さらに、マンションや賃貸住宅では、ブレーカーを落とすことで警備システムや管理設備に影響する可能性もあります。不安がある場合は、管理会社や取扱説明書で確認してから判断しましょう。
留守中の電気代を抑えるならプラグを抜く方法が現実的
1週間ほどの帰省であれば、ブレーカーを落とすより、使わない家電のプラグを抜く方法が向いています。例えば、テレビ、電子レンジ、炊飯器、パソコン、ゲーム機、充電器、電気ポットなどは、留守中に使用しないことが多いでしょう。これらの電源を切り、必要に応じてプラグを抜けば、待機電力を減らせます。
また、コンセント周りのほこりを掃除しておくと、火災予防にもつながります。ほこりがたまった状態で湿気を帯びると、発火の原因になることがあるためです。
ただし、何でも抜けばよいわけではありません。冷蔵庫や給湯器、防犯機器、見守りカメラなど、留守中も必要なものは電源を入れたままにしましょう。また、録画予約をしている機器や遠隔操作したいエアコンも、電源を切ると使用できないため注意が必要です。
こうした点を踏まえ、帰省前には部屋ごとに電源を確認し、留守中に使わないものだけ電源を切るようにしましょう。すべての電源を止めるのではなく、必要な電源を残したうえで不要な電気を減らすことが大切です。
1週間の帰省ならブレーカーより家電ごとの節電を考えよう
1週間ほどの帰省であれば、家全体のブレーカーを落とす必要性は高くありません。冷蔵庫の食品が傷んだり、給湯器や換気、防犯設備に影響したりする可能性があるためです。
電気代を抑えたい場合は、テレビや電子レンジ、充電器など、留守中に使用しない家電の電源を切り、プラグを抜くのが効果的です。あわせてコンセント周りを掃除すれば、節電だけでなく火災予防にもつながります。
帰宅後のトラブルを防ぐためにも、ブレーカーを落とすかどうかは電気代の節約額だけで判断しないことが大切です。冷蔵庫や給湯器などの必要な電源を残したうえで、使わない家電の電源を切ると、安心して家を空けられます。帰省前に家電ごとの必要性を確認し、安全を保ちながら無駄な電気代を抑えましょう。
出典
環境省 デコ活 みんなで節電アクション! 家庭でできる節電アクション 家庭でできる節電、7つのポイント 2 待機電力を削減!
東京消防庁 火災予防 6.コンセントの掃除を心掛けましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
