4人家族で洗濯回数が多く、水道代が気になります。「お風呂の残り湯」を洗濯に使うと、月にどのくらい節約できるでしょうか?
節約術のひとつとしてしばしば挙げられる方法が、お風呂の残り湯を洗濯に使うことです。一般家庭では1回の入浴で約180リットルの水を使用するとされているため、そのまま捨てるのではなく、再利用したいと考える人もいるでしょう。今回のケースでも、4人家族で残り湯を洗濯に使おうとしています。
本記事では、お風呂の残り湯を洗濯に使用した場合に、どれくらい水道代を節約できるかをまとめました。
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目次
洗濯1回に使う水の量はどれくらい?
洗濯に使用する水の量は、洗濯物の多さによって左右されます。洗濯機のタイプにもよりますが、おおむね洗濯物1キログラムに対して、7~10リットルほどの水量が必要なようです。縦型洗濯機の方が、ドラム式洗濯機よりも使用する水が多い傾向にあります。
本記事では便宜上、今回登場する家庭で縦型洗濯機を使用しているものとし、1キログラムあたり10リットルの水を使用すると仮定しましょう。
4人家族の場合、洗濯機は10キログラム以上の容量があるとよいといわれています。仮に毎回10キログラムの洗濯物を洗うとすると、1回あたりに使う水量は約100リットルと計算できます。
洗濯1回あたりの水道料金は約24円となる可能性
水道料金は全国一律ではありません。住んでいる市町村によって異なります。今回のケースの家庭では、どれくらいの水道料金単価が適用されているか定かではありません。そのため一概には水道料金を計算できませんが、参考として東京都が示している1リットルあたりの単価「0.24円」を適用します。
前述の通り、洗濯1回あたり約100リットルを使用する場合、水道料金は「100リットル×0.24円」で、約24円になります。
残り湯を使うと月にどれくらい節約できる?
洗濯機を3日に1回使用する場合、1ヶ月あたり10回ほど洗濯することになり、水道料金は「10回×24円」で約240円です。2日に1回にすると、15回ほど回すため、水道料金は「15回×24円」で、約360円になります。
仮にお風呂の残り湯を再利用した場合、一般的にすすぎは水道水を使うため、すべての水量を節約できるわけではありませんが、洗濯にかかる水道料金は月に数百円ほど節約できるかもしれません。
夏場など洗濯機を使う頻度が多いときであれば、1年を通じてより多くの節約効果を期待できるでしょう。
残り湯利用の注意点
残り湯を使用すると節約にはなりますが、次のような注意点があります。
・臭いの元になることがある
入浴の前に身体をしっかり洗っていても、家族4人がお風呂に長くつかれば、皮脂や菌などが残り湯に含まれてしまう可能性があり、臭いの原因になるかもしれません。
・入浴剤の色移りのリスクがある
色の濃い入浴剤を入れた場合、残り湯から洗濯物に色が移ってしまう可能性があるため、入浴剤の製品表示を確認するとよいでしょう。
残り湯以外の節約術
残り湯を使う以外にも、節約のためにできることがあります。例えば次のような方法を試せるでしょう。
まずはまとめ洗いです。洗濯機は衣類の量が少ない場合でも一定量の水を使用するため、ある程度まとめて洗うことで、節約につながる可能性があります。また、洗剤を入れすぎないように注意しましょう。洗剤が多いとすすぎ回数が多くなり、よりたくさんの水を使用します。
すすぎについても、1回で十分なケースがあるようです。そのため、回数を減らすことで節約につながるかもしれません。
それぞれの節約方法による効果は小さく感じられるかもしれませんが、複数の方法を無理のない範囲で取り入れることで、長期的には家計負担の軽減につながる可能性があります。
残り湯を使用すると月に数百円節約できる可能性がある
洗濯頻度や洗濯物の量などにもよりますが、残り湯を使用して2・3日に1回洗濯機を回す場合、月に数百円ほど節約できる可能性があります。
ただし、残り湯には臭いや色移りの元になるリスクもあるため、残り湯の状態によっては再利用を控えた方がよいこともあるでしょう。
出典
東京都水道局 水の上手な使い方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
