4年使ったスマホの下取り額が「2万円」、新機種は「14万円」でした。故障していなくても今乗り換えたほうがお得でしょうか?
例えば、4年使ったスマホを2万円で下取りに出し、14万円の新機種を購入すると、単純計算では12万円の負担です。まだ故障していないスマホに12万円を払うとなると、「今買い替えるのはもったいない」と感じる人もいるでしょう。
しかし、買い替えがお得かどうかは、下取り価格だけでは判断できません。現在のスマホを今後何年使えるのか、新機種を何年使う予定なのかまで考える必要があります。
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目次
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「14万円-2万円」だけではスマホの買い替えがお得か判断できない
現在のスマホを2万円で下取りに出して14万円の新機種を購入する場合、実質的な負担額は12万円です。
仮に新機種を4年間使うなら、12万円÷4年で1年あたり3万円、1ヶ月あたりでは2500円となります。もちろん通信料金などは別ですが、端末だけで考えると毎月2500円程度を負担して新しいスマホを使うイメージです。
一方、現在のスマホをさらに1年間使えば、少なくとも今すぐ12万円を支払う必要はありません。そのため、故障や性能面の問題がなく、現在の機種で十分という人は、使い続けたほうが支出を抑えられる可能性があります。
ただし、現在2万円の下取り価格が1年後も維持されるとは限りません。機種が古くなるほど査定価格が下がったり、下取りの対象外になったりする可能性もあります。
4年使っているならバッテリーやサポート状況も確認しよう
買い替えを判断するときは、使用年数だけでなくスマホの状態を見ることも大切です。
特に確認したいのがバッテリーです。購入当初と比べて電池がすぐになくなるようになり、外出先でモバイルバッテリーが欠かせない状態なら、使い勝手はかなり悪くなっています。
ただし、「バッテリーが劣化した=本体を買い替える必要がある」とは限りません。メーカーでバッテリー交換ができる機種なら、交換費用と買い替え費用を比較しましょう。数万円以内の修理で快適に使えるのであれば、14万円の新機種を買うより負担を抑えられる場合があります。
OSやセキュリティーアップデートの提供状況も確認したいポイントです。OSのアップデート対象外になると最新機能を利用できない場合があり、セキュリティーアップデートの提供も終了すれば、安全面のリスクが高まる可能性があります。
反対に、バッテリーに大きな問題がなく、必要なアップデートも受けられるなら、「4年使ったから」という理由だけで急いで買い替える必要はないでしょう。
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下取り額より「あと何年使えるか」で考えると判断しやすい
例えば、現在のスマホをあと2年間問題なく使えると考えてみましょう。今買い替えれば12万円の支出が発生しますが、使い続ければ、その支出を2年間先送りできます。
一方、半年後に故障し、修理費用がかかったり下取り価格が大きく下がったりすれば、買い替えを先延ばしにしたことによる金銭的なメリットが小さくなる可能性もあります。
つまり、重要なのは「今なら2万円で売れる」という点だけではありません。
バッテリーの状態、故障の兆候、メーカーのサポート期間、現在のスマホに感じている不満などをまとめて考える必要があります。
また、新機種についても「14万円の機種が本当に必要なのか」を検討しましょう。用途が電話やSNS、動画視聴などに限られるなら、より安い機種で十分なケースもあります。10万円の機種を選べば、同じ2万円で下取りできた場合の負担は8万円まで下がります。
故障していないなら急いで買い替えず費用を比較しよう
4年使ったスマホを2万円で下取りに出して14万円の機種を買う場合、実質的な負担は12万円です。ただし、2万円で下取りできるからといって、今の買い替えが必ずお得になるわけではありません。
現在のスマホに不満がなく、バッテリーやサポートにも問題がなければ、そのまま使うことも有力な選択肢です。
一方、電池の持ちが大幅に悪化している、動作が遅い、OSやセキュリティーアップデートの提供終了が近いなどの問題が重なっているなら、下取り価格が付くうちに買い替えるメリットもあります。
「下取りで2万円得するか」ではなく、「今後数年間の端末代をいくらにできるか」という視点で比較すると、自分に合った買い替え時期を判断しやすくなるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

