中学生の子どもに「最新のスマホが欲しい」と言われました。本体価格「12万円」の機種を持たせる必要はあるのでしょうか?
しかし、本体価格が12万円となれば、家計にとって決して小さな買い物ではありません。中学生にスマホを持たせる場合、最新機種でなければ困るのでしょうか。必要な機能や費用から考えてみましょう。
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目次
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12万円のスマホを3年間使っても本体代だけで月約3300円になる
12万円のスマホを購入した場合、仮に3年間使うとしても、本体代を月額に換算すると次のようになります。
12万円÷36ヶ月=約3333円
これに通信料金が加わります。たとえば、月2000円の通信プランを契約すれば、本体代と合わせて単純計算で月約5300円です。
3年間では、本体代と通信料だけで約19万2000円になります。
一方、中学生がスマホを使う主な目的がLINE、Web検索、動画視聴、写真撮影などであれば、必ずしも12万円の最新機種が必要とは限りません。数万円台のスマホでも、こうした一般的な用途に対応できる機種はあります。
たとえば5万円の端末を3年間使えば、本体代は1ヶ月あたり約1389円です。12万円の機種との差額は7万円になるため、家計への影響も考えて選ぶ必要があります。
高額なスマホほど中学生に適しているとは限らない
スマホ選びでは、価格の高さより「子どもの使い方に合っているか」が重要です。
最新の高価格帯スマホには、高性能なカメラや処理能力の高い半導体などが搭載されています。ゲームを快適に遊んだり、高画質の動画を撮影・編集したりする人にはメリットがあります。
しかし、LINEやWeb検索が中心なら、その性能を十分に使わない可能性があります。
また、中学生の場合はスマホを落としたり、学校や部活動などで傷つけたりする可能性も考えておきたいところです。高額なスマホを買うのであれば、ケースや画面保護フィルムを使用するほか、故障時の修理費も確認しておきましょう。
子どもが「この機種が欲しい」と希望したら、機種名だけで決めるのではなく、「何をするためにその性能が必要なのか」を親子で話してみることも大切です。
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端末の価格と同時に利用ルールも考えよう
中学生にスマホを持たせるときは、購入価格だけでなく使い方についても考える必要があります。
こども家庭庁では、青少年のスマホ利用について、フィルタリングや時間管理機能、課金制限機能などの活用を呼びかけています。こうした機能を活用することで、不適切なサイトへのアクセスや長時間利用、意図しない課金などのリスクを抑えることにつながります。
たとえば、「夜10時以降は使わない」「ゲームへの課金は親に相談する」「知らない人とはSNSでやり取りしない」といった家庭内のルールを決める方法があります。
スマホを購入する目的を「高価なものを持たせること」ではなく、「安全に連絡や情報収集ができるようにすること」と考えれば、必要な機種も選びやすくなるでしょう。
また、最初は価格を抑えた機種を選び、高校進学などのタイミングで買い替える方法もあります。
12万円という価格ではなく「必要な機能」でスマホを選ぼう
中学生だから12万円の最新スマホが必要ということはありません。LINEやWeb検索、動画視聴などが中心なら、より価格を抑えた端末でも十分に対応できる場合があります。
12万円のスマホを3年間使うと、本体代だけでも1ヶ月あたり約3300円です。通信料も含めれば、数年間では大きな出費になります。
もちろん、子どもが写真撮影や動画制作などに取り組んでおり、高性能な端末を活用できるのであれば、高価格帯の機種を選ぶ理由になるでしょう。
まずは、子どもがスマホで何をしたいのかを確認し、必要な機能と予算を親子で整理することが大切です。同時に利用時間や課金などのルールも決めておけば、価格だけに振り回されず、家庭に合ったスマホを選びやすくなるでしょう。
出典
こども家庭庁 iPhone&iPadのペアレンタルコントロール術
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

