全期間固定型住宅ローンはどのような人に向いているの? 比較ポイントも解説 | ファイナンシャルフィールド

更新日: 2023.01.19 金利

全期間固定型住宅ローンはどのような人に向いているの? 比較ポイントも解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 新井智美

全期間固定型住宅ローンはどのような人に向いているの? 比較ポイントも解説
住宅ローンには変動金利と固定金利の2種類があり、どちらの金利タイプを選んで住宅ローンを組むべきか迷っている方も多いことでしょう。住宅ローンは借入金額が大きいため、選択した金利によって返済総額に差が生まれます。
 
今回は全期間固定金利がどのような方に向いているのか、また全期間固定金利を比較するポイントについても解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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新井智美

監修:新井智美

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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全期間固定型住宅ローンとは?

全期間固定金利とは、住宅ローンを契約してから完済するまで金利が変わらないタイプです。中でも元利均等返済を選ぶと、住宅ローンの毎月の返済額は完済するまで一定となります。

代表的な全期間固定金利の住宅ローンの例は「フラット35」です。住宅ローンを検討中の方は、フラット35を見かけたことがある方もいることでしょう。これは住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して手がけている住宅ローンです。

全期間固定金利を選ぶメリットは、返済計画の立てやすさにあります。金利の上昇・下降を気にかける必要がないため、教育資金や老後資金などの資金を計画的に準備することができます。

一方全期間固定金利を選ぶデメリットは、他の金利プランと比べて金利が高めだという点です。全期間固定金利以外にも固定期間選択型と変動型がありますが、全期間固定金利がもっとも金利が高くなる傾向にあります。

そのため毎月の返済額や返済総額が、他の金利プランと比較して多くなる点は考慮しておきましょう。

 

全期間固定型住宅ローンに向いている人とは?

では全期間固定型の住宅ローンは、どのような方に向いた金利タイプなのでしょうか? 住宅ローンを完済するまで金利が一定という特徴をふまえて、全期間固定型に向いている人を考えてみましょう。

 

金利上昇によるリスクを回避したい人

低金利が続いているからといって金利が低めに設定された変動型を選ぶと、金利が上昇した際に返済負担増のリスクが伴います。金利の上昇に応じて、毎月の住宅ローン返済額が増えて家計を圧迫することもありえるからです。

このような金利上昇による家計費圧迫のリスクを回避したい方は、全期間固定型に向いているといえます。

 

金利の動向を調べるのがわずらわしい人

金利の動向を追って借り換えを検討するといった作業がわずらわしい方もいるはずです。例えば変動金利の場合は新短期プライムレートに連動して、金利が変動しています。新短期プライムレートをチェックするなどして金利の動向を常にチェックしていれば、金利上昇のタイミングで住宅ローンの借り換えを行うなど、リスクを回避することが可能です。

しかしこのような手間をかけたくない方にとっては、全期間固定型は魅力的に感じるでしょう。

 

計画的に住宅ローンを返済したい人

全期間固定型は変動型と比べて、金利が高めに設定されています。将来的に金利が上昇しなければ、全期間固定型の総返済額のほうが変動型より高くなります。しかし教育資金や老後資金の積み立ても計画しながら着実に住宅ローンを返済していきたい方は、全期間固定型を選ぶのが適しているでしょう。

 

全期間固定型住宅ローンを選ぶ際の比較ポイント

ここでは全期間固定型住宅ローンを選ぶ際に、どのポイントを比較すべきか解説します。

 

総返済額を比較しよう

全期間固定型住宅ローンを比較する際に、総返済額をシミュレーションして比較しましょう。例えば団体信用生命保険(団信)への加入か未加入かで、住宅ローンの返済総額が異なります。フラット35では団信への加入は任意です。未加入の場合は、若干金利の引き下げがあります。

ほかにも保証料や事務手数料なども支払う場合があるので、比較の際にはそれらの諸費用をすべて含んだ返済総額でシミュレーションしましょう。

 

金利の低い住宅ローンを選ぼう

全期間固定型といっても、住宅ローンを取り扱う銀行や商品ごとに金利はさまざまです。契約時から完済まで同じ金利で返済するため、金利は重要な比較ポイントといえます。より低金利のローンを選ぶためにも、住宅ローンの金利をリスト化して比較することが大切です。

また全期間固定型住宅ローンの金利自体も変動があります。提供される金利はいつでも同じではないため、契約するタイミングをよく見極めましょう。

 

事務手数料や保証料の合計金額を知ろう

住宅ローンの中には、保証料が0円という商品もあります。保証料0円といっておトクかどうかは、事務手数料も含めてシミュレーションするまでわかりません。

事務手数料や保証料などの諸経費の合計が安くても、金利が高ければ返済総額は高くなります。住宅ローンの利用にかかる諸費用を調べて、金利とともに比較するようにしてください。

 

おトクなサービスが付帯するかどうかチェックしよう

諸費用や金利に差がない場合は、住宅ローンの付加サービスが自分にとって魅力的かどうかで選びましょう。金融機関によっては次のような付加サービスもあるので、ぜひチェックしてみてください。

●三井住友銀行:自然災害時返済一部免除特約付住宅ローン

●楽天銀行:失業保障・入院保障特約

●SBI新生銀行:一部繰上返済の手数料0円

 

諸費用を含め総返済額をシミュレーションしよう

全期間固定金利型の住宅ローンは、金利上昇によるリスクを回避したい方や計画的に返済したい方にぴったりです。ただし他の金利プランと比べて高めに金利が設定されている点は、デメリットといえます。全期間固定金利型の住宅ローンを選ぶ際には、金利・諸費用を考慮して、総返済額をシミュレーションしてから比較検討しましょう。

住宅ローンには、商品ごとにメリットやデメリットがあります。付帯するサービスもチェックしながら、自分の人生設計にぴったりだと思える住宅ローンをぜひ見つけてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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