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更新日: 2022.09.01 年収

大卒女性の平均年収はどのくらい?

大卒女性の平均年収はどのくらい?
大卒女性が自分の年収は世間の相場と比べて高いか安いかを判断するには、大卒女性の平均年収がどれくらいなのかを知ることが必要です。
 
そこで今回は、大卒女性の初任給、20代から5歳刻みの平均年収や年収の増え方、大卒男性の年収とどれくらい違うのか、高卒や専門学校・高専・短大卒、大学院卒の年収と比べてどれくらい違いがあるのかなどを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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令和3年の大卒女性の初任給

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況 新規学卒者」によれば、大卒の初任給は全体で22万5400円、大卒女性は22万3900円、大卒男性は22万6700円で、男性のほうが2800円多い結果となりました。令和2年の大学卒の初任給は、全体で22万6000円、大卒女性は22万4600円、大卒男性は22万7200円で、男性のほうが2600円多いです。
 
令和2年と3年を比較すると、令和2年のほうが大卒の男性・女性とも初任給が高く、対前年増減率は男女合計で-0.3%、男性は-0.2%、女性は-0.3%となっています。
 
なお、初任給の定義は令和元年までは所定内給与額から通勤手当を除いた金額でしたが、令和2年より通勤手当を含む所定内給与額に変更されています。
 

大卒女性の年収の上り幅は大卒男性と比べて緩やか


 
厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況 学歴別」によれば、大卒女性の全年齢の平均年収は288万9000円です。
 
20代は20~24歳が227万5000円、25~29歳が252万3000円です。30代は30~34歳が275万5000円、35~39歳が298万2000円。40代は40~44歳が323万3000円、45~49歳が335万2000円です。50代は50~54歳が383万円、55~59歳が371万1000円です。60代は60~64歳が311万6000円、65~69歳が374万6000円で、70歳以上は389万9000円となっています。
 
年収の上り幅が最も大きいのは30代後半から40代初めにかけてです。新卒の頃から54歳頃までは段階的に年収が上がった後いったん下がり、65歳を過ぎると再び増える傾向が見られます。
 
大卒の男性と比べると大卒の女性の年収の上り幅は緩やかで、50~54歳の年収を比べると男性が505万2000円だったのに対し女性は383万円で、122万2000円の差があります。
 

高卒や専門学校卒・高専・短大卒と比べて大卒女性は年収が多い

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況学歴別」を基に、女性の年収を学歴別に見てみましょう。
 
高卒、専門学校卒、高専・短大卒、大卒、大学院卒の全年齢の平均年収は、それぞれ220万円、264万8000円、262万6000円、288万9000円、400万6000円です。大学院卒が大卒より110万円以上多いのですが、高卒、専門学校卒、高専・短大卒よりも大学卒は年収が多くなっています。年齢を重ねるごとに学歴による年収の差は顕著です。
 
働き始めの20歳代前半の年収は高卒と比べて37万5000円、専門学校卒と比べて11万8000円、高専・短大卒と比べて17万3000円の差だったのが50~54歳では高卒と比べて146万5000円、専門学校卒と比べて163万7000円、高専・短大卒と比べて82万3000円も差が生じています。また、大学院卒より153万4000円少ないです。
 
高卒、専門学校卒、高専・短大卒と比べて大卒の年収が高いのは、大学の4年間に学んだ専門知識を実務に生かせると考える企業が多いためでしょう。大学院卒は大卒よりさらに専門分野を深く研究しており、大学院の学びを生かした職種に就く人が多いことが推察されます。
 

大卒女性の年収は大卒男性や大学院卒女性より少なく高卒や専門学校卒・高専・短大卒女性より多い

大卒女性の平均年収は、全年齢を合計すると288万9000円でした。年収は年齢を重ねるごとに増える傾向があり、50~54歳で一度ピークを迎えた後は減少し、65歳を超えるとまた増える傾向が見られました。
 
大卒男性と比較すると大卒女性の年収の増え幅は緩やかで、男女の年収差は50~54歳の段階で120万円以上の開きがあります。
 
一方、高卒、専門学校卒、高専・短大卒の女性と比べて年齢が上がるほど年収差は大きくなる傾向です。大学院卒と大学卒の年収差も大きく、学歴は年収に大きく影響を及ぼす要素といえます。
 

出典

厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査結果の概況新規学卒者
厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況新規学卒者
厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況学歴別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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