更新日: 2024.01.24 年収

【意外に低収入!?】あこがれの職業「宇宙飛行士」!年収はいくら?試験合格にはどれだけの時間と費用をかける必要がある?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【意外に低収入!?】あこがれの職業「宇宙飛行士」!年収はいくら?試験合格にはどれだけの時間と費用をかける必要がある?
宇宙飛行士は、いつの時代も多くの人があこがれる職業の1つです。ただ、各国が宇宙開発競争を繰り広げる現在では、あこがれだけでなく現実的な職業としても注目されています。職業である以上、その年収が気になる人は多いでしょう。また、宇宙飛行士になるための試験についても知っておきたいものです。
 
そこで本記事では、JAXAに所属する宇宙飛行士の年収や、宇宙飛行士試験の概要などを紹介します。
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JAXAの宇宙飛行士とは

・JAXAの宇宙飛行士の主な任務

JAXAの宇宙飛行士の主な任務は、さまざまな実験やISSでの活動です。ISSの一部である日本実験棟「きぼう」では、宇宙空間特有の微小重力や高真空を利用して、物理学や生物学などに関する多種多様な実験が行われています。ISSでは、ISS全体や「きぼう」のシステム管理、修理・保全などが主な仕事です。必要な場合には宇宙服を着て「船外活動」も行います。
 

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JAXAの宇宙飛行士になるための試験の概要

JAXAの宇宙飛行士になるには試験に合格する必要があります。では、試験に合格するまでには、どのくらいの時間と費用が掛かるのでしょうか。
 

・合格までの流れ

JAXAの試験に合格するまでには、大まかに、書類選抜、第0次選抜、第1次選抜、第2次選抜、第3次選抜をクリアする必要があります。
 

・JAXAの試験はいつ実施されるのか

JAXAの試験は、定期的に実施されるわけではありません。試験と検査の前には、JAXAから「宇宙飛行士候補者募集」のアナウンスがあります。
 

・試験期間と費用

第3次選抜まで進んだ場合の試験期間は約10ヶ月です。また、エントリーシートに結果を記載するために必要な健康診断の費用と、第1次選抜までの旅費が自己負担となります。
 

JAXAの宇宙飛行士の年収はどれくらい?

・JAXAの宇宙飛行士の年収

JAXAの研究職員(平均年齢44.5歳)の平均年収(2021年)は865万円です。そのため、宇宙飛行士の平均年収も、おおむね同程度でしょう。ただし、宇宙飛行士の場合は、知識、能力、実績などに応じて特別手当が支給されるため、研究職員の平均年収より、もう少し高くなると考えられます。
 

月や火星を目指して次の試験に挑戦しよう

応募資格が緩和されたこともあり、前回の試験には多くの人が受験しました。ただし、合格者は数名で、超難関な試験であることに変わりはありません。これほどの狭き門でありますが、必ずしも高年収の職業とはいえないでしょう。
 
とはいえ、今後は月や火星を探査するアルテミス計画も予定されています。宇宙飛行士という職業にお金以上の価値を見出しているのなら、月や火星を目指して次回の試験に挑戦してみるのもいいかもしれません。
 
何より、宇宙を自分の目で見たことがある人は人類の長い歴史の中のほんの一握りです。宇宙を生で目撃するという体験の価値は、何物にもかえがたいでしょう。
 

出典

JAXA 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構の役職員の報酬・給与等について
JAXA 職員給与規程
JAXA 2021年度 宇宙飛行士候補者 募集要項
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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