実家に帰った際、年収「500万円」と話したら親に「40代でそれは少ないんじゃない?」と言われました…。同年代はもっと稼いでいるのでしょうか?

配信日: 2026.05.23
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実家に帰った際、年収「500万円」と話したら親に「40代でそれは少ないんじゃない?」と言われました…。同年代はもっと稼いでいるのでしょうか?
実家への帰省中などに、親から「今の年収はどれくらいなの?」と聞かれた経験がある人もいるかもしれません。例えば「年収500万円くらい」と答えた際に、「40代ならもう少し高いイメージだった」と言われ、同年代と比べてどうなのか気になった人もいるでしょう。
 
ニュースなどでは「平均年収○○万円」といった話題を目にする機会がありますが、実際には、勤務先の業種や地域、雇用形態、家族構成などによって状況は異なります。そのため、単純に平均額だけで家計の余裕を判断することは難しい面もあります。
 
では、40代で年収500万円という水準は、実際にはどの程度の位置づけなのでしょうか。本記事では、国税庁の統計をもとに40代の平均給与を確認しながら、年収500万円の水準や、収入との向き合い方について整理します。
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40代の平均給与はどれくらい?

国税庁長官官房企画課「令和6年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者全体の平均給与は478万円でした。また、年齢階層別では、40~44歳が516万円、45~49歳が540万円となっています。
 
つまり、40代全体では、平均給与は500万円台前半という水準です。今回のケースである年収500万円は、40~44歳平均の516万円にやや届かない水準ではあるものの、大きく離れているわけではありません。
 
また、この平均給与には、高収入層も含まれています。そのため、「平均を少し下回っている=低年収」と単純に考える必要はないでしょう。
 

年収だけでは「生活の余裕」は判断しにくい

生活の余裕は年収だけで決まるわけではありません。例えば、住宅ローンの有無や子どもの人数、教育費負担、配偶者の収入などによって、家計状況は大きく変わります。
 
同じ年収500万円でも、地方で住宅費負担が比較的小さい世帯と、都市部で家賃や教育費負担が大きい世帯では、自由に使えるお金に差が出る可能性があります。
 
また、貯蓄額や保険料負担、車の維持費なども家計に影響します。そのため、「40代で500万円は少ない」と一概に判断できるものではありません。
 

「平均年収」より家計全体を見ることが重要

今回のケースでは、「同年代はもっと稼いでいるのでは」と不安になる人もいるでしょう。もっとも、平均年収はあくまで統計上の数値であり、すべての人がその水準に達しているわけではありません。
 
また、家計では、毎月安定して生活費を賄えているか、教育費や老後資金を準備できているかといった点も重要になります。そのため、「平均を超えているか」だけではなく、自身の生活設計に合った収支になっているかを確認することが大切です。
 

年収アップを目指すなら働き方の見直しも選択肢

一方で、「もう少し収入を増やしたい」と考える人もいるかもしれません。一般的には、資格取得による昇給や管理職への昇進、副業、転職による待遇改善などが、年収アップの方法として挙げられます。
 
近年は、転職によって収入が上がるケースも珍しくありません。特に、専門性や経験を生かせる職種では、待遇改善につながる可能性があります。もっとも、年収だけで転職を判断すると、労働時間や福利厚生などの条件が変わる場合もあるため、総合的に比較する必要があります。
 

まとめ

国税庁長官官房企画課「令和6年分民間給与実態統計調査」によると、40~44歳の平均給与は516万円、45~49歳は540万円となっています。
 
今回の年収500万円は、40代平均よりやや低い水準ではあるものの、大きく差があるわけではありません。また、生活の余裕は、住宅費や教育費、家族構成などによっても変わります。
 
そのため、「平均年収より低いかどうか」だけで不安になるのではなく、自身の家計状況や将来設計に合っているかを確認することが重要です。また、必要に応じて、昇進や転職、副業などによる収入アップを検討することも選択肢のひとつといえるでしょう。
 

出典

国税庁長官官房企画課 令和6年分民間給与実態統計調査 -調査結果報告- II 1年を通じて勤務した給与所得者 2 平均給与(15ページ)、〔年齢階層別の平均給与〕(21ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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