最終更新日:2019.06.13 公開日:2019.05.05
相続

葬儀にかかる費用はどれくらい?どう備えていけばいいの?

日本人の平均寿命は長寿化の影響で年々延び、2017年には男性約81歳、女性約87歳となっています。元気なシニアが増える中、働き盛りの20~60歳未満に亡くなる方が1割程度おられるという現実もあります。
 
誰にもやってくる「死」。
 
突然身内に起きたとき途方に暮れないように、また自分自身に起きたとき周りに迷惑をかけないように、日々の生活でどう備えておけばいいのか、知っておきましょう。
 
うらのまさこ

執筆者:

執筆者:うらのまさこ(うらの まさこ)

不動産業界出身のFP

人生100年時代のライフプランとお金の専門家。家計見直しから資産形成・資産運用まで、お客様のライフプラン実現をサポートいたします。国民年金基金PRで定期的にFM愛知等にも出演中。日本FP協会認定CFP(R)、1級FP技能士、宅地建物取引士。

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うらのまさこ

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執筆者:うらのまさこ(うらの まさこ)

不動産業界出身のFP

人生100年時代のライフプランとお金の専門家。家計見直しから資産形成・資産運用まで、お客様のライフプラン実現をサポートいたします。国民年金基金PRで定期的にFM愛知等にも出演中。日本FP協会認定CFP(R)、1級FP技能士、宅地建物取引士。

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お金だけじゃない!遺族にかかるこんな負担

親がすでに病気を発症し、余命宣告を受けている。ご自身が生前より葬儀社と契約をしている。
 
そんな方であれば、事前にいろいろと準備もできそうですが、大変なのが突然お亡くなりになるケース。
 
筆者の母の場合、ガン宣告から2年半ありましたので、葬儀の打ち合わせは余裕がありましたが、金融機関の記録は整理されていなかったため、死後整理の際に大変混乱しました。
 
そのときの煩わしさが身にしみたのか、数年後に急死した父は生前整理をしてくれており、助かりました。このような経験から、筆者宅では夫婦ともに「エンディングノート」をつけています。
これは、自分はこんな人生を歩んできたよという過去の記録と、未来を整理するノート。
 
もし記入した本人が話せなくなってしまっても、
 
希望する治療法は?
最後の迎え方は?
葬儀方法は?
誰に連絡すればいい?
 
といったことから、
 
お墓や仏壇はどうする?
財産はどこにある?
加入している保険は?
借金はある?
遺言書はある?
 
といったことまで書ける内容になっています。
 
最近はITが普及していますので、ネット上のあちこちにID・パスワードを登録している方も多いことでしょう。それらもしっかり遺族にわかるようにして、たとえばSNSのアカウントなど削除してもらうようにしたいものです。
 

葬儀一連の費用、このように準備しよう!

葬儀費用は葬儀社や葬儀規模によって差があると思いますが、筆者の体験では、地元の小さな葬儀社で家族葬をし、会葬者への接待費も含め200万円弱の支払いでした。さらに、お寺への費用が数十万円かかりましたが、戒名のグレードによって差がありました。
 
ちなみに、日本消費者協会のアンケート調査によると、前述の費用を合計した平均は195.7万円となっています。
 
それ以外ですが、お墓や仏壇が準備されていない場合、必要に応じ購入費用がかかります。
 
こちらもお墓の場所や墓石の質によって、また仏壇も大きさや質によって、それぞれ数十万円から数百万円以上とピンキリです。筆者の場合、母の葬儀後に両方購入しましたが、父が亡くなり実家を売却した時点で仏壇も処分し、永代供養にしました。
 
既婚姉妹で跡取りがいない場合、どちらかの家庭に仏壇を移し供養していくのは、環境的に難しいものです。将来的なことも考慮した上で、お墓の守り方なども家族で話し合っておきたいものです。
 
さて、上記の費用ですが、本来ですと亡くなった本人の資産から支払いたいところです。しかし金融機関は、本人が死亡したと知った時点で資産の凍結を行います。
 
すなわち、引き出しも預け入れもできないわけです。
 
役所に死亡届を出したからといって、金融機関に連絡されるわけではありませんが、状況によっては葬儀を取り仕切る近親者が費用を立て替える必要が出てきます。実際には香典をいただくことが一般的ですので、全額立て替えとはならないと思いますが、いざとなったときにすぐに引き出せるお金をある程度用意しておきたいものです。
 
一番安心なのは、働き盛りになったら葬儀費用分程度の死亡保障(終身保険など)に加入、かもしれませんね!
 
参考:
厚生労働省「平成29年簡易生命表の概況」
公益財団法人生命保険文化センター 「葬儀にかかる費用はどれくらい?」
 
執筆者:うらのまさこ(うらの まさこ)
不動産業界出身のFP
 

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