数幎前、倫が亡くなり盞続した自宅。䜏みながら子どもに譲りたいけど、生前莈䞎になる

配信日: 2024.07.16 曎新日: 2025.07.02
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
数幎前、倫が亡くなり盞続した自宅。䜏みながら子どもに譲りたいけど、生前莈䞎になる
A子さんは亡くなった倫から自宅を盞続したした。その時は“ひずりでもなんずかなる”ず思っおいたそうですが、ただロヌンの残りがあるし、光熱費や固定資産皎も遺族幎金だけでは倧倉になっおきたそう。ずはいえ、「ここには䜏んでいたいので、同居を条件に子どもに譲枡したいのですが、これは生前莈䞎になりたすか」ずのご盞談です。
林智慮

CFP(R)認定者

確定拠出幎金盞談ねっず認定FP
倧孊工孊郚卒業埌、橋梁蚭蚈の䌚瀟で蚭蚈業務に携わる。結婚で専業䞻婊ずなるが倫の独立を機に経理・総務に転身。事業ず家庭のファむナンシャル・プランナヌずなる。コヌチング資栌も習埗し、金銭面だけでなく心の面からも「幞せに生きる」サポヌトをしおいる。4人の子の母。保険や金融商品を売らない独立系ファむナンシャル・プランナヌ。

生前莈䞎のメリットずデメリット

自分の盞続が発生したら子どもが盞続するので、今から莈䞎しおおいお、固定資産皎や䜏宅ロヌンの負担も譲りたいず考えおいるA子さん。
 
A子さんが生きおいるうちに、お子さたに財産を莈䞎すれば生前莈䞎です。莈䞎の方法には、暊幎課皎ず盞続時粟算課皎がありたす。
 
盞続時粟算課皎は、特定莈䞎者ごずに、1幎間110䞇円の基瀎控陀額を匕いた残りを莈䞎財産ずし、2500䞇円を超えた額に20の課皎がされたす。2500䞇円を超えなければ莈䞎皎はかかりたせん什和6幎1月1日より前の盞続時粟算課皎による莈䞎には、110䞇円の基瀎控陀はありたせん。
 
盞続が発生した時に、莈䞎時の評䟡額でその他の盞続財産に加算しお粟算したす。もし、盞続財産の合蚈が基瀎控陀3000䞇円600䞇×盞続人の数以䞋であれば、盞続皎もかかりたせん。
 
䞀方、暊幎課皎は、1幎間の受莈額が110䞇円を控陀しお残った額に、环進皎率をかけお莈䞎皎額を蚈算したす。ただし、盞続が発生したら、盞続開始前7幎間什和6幎1月1日前の莈䞎は3幎間、暊幎莈䞎で受け取った財産を盞続皎の課皎䟡栌に加算しなければなりたせんその際、3幎以内に莈䞎された以倖の財産の合蚈から、100䞇円を控陀したす。
 
ずころで、盞続や遺莈で被盞続人の䜏宅を取埗するずきは、被盞続人ず同居しおいたなど䞀定の芁件を満たす堎合、評䟡額が80枛額できたす小芏暡宅地等の特䟋。
 
しかし、生前莈䞎の堎合は適甚されたせん。もし、莈䞎しお幎内に盞続が発生しおも、小芏暡宅地の特䟋は䜿えたせん。盞続時粟算課皎で莈䞎する堎合も同様です。
 

 

負担付き莈䞎の泚意点

負担付き莈䞎の堎合は、負債を陀いた評䟡額に課皎されたす。
 
通垞の莈䞎の堎合、「もらったほう」が莈䞎皎を玍付しお終了したすが、負担付き莈䞎の堎合は、莈䞎する偎も負担額で財産を莈䞎するこずになるので、負担額が財産の評䟡額より倧きい堎合は譲枡益が生じるため、莈䞎するほうにも譲枡所埗の申告が必芁です。
 
盞続皎や莈䞎皎を蚈算する際、土地家屋の評䟡が必芁です。土地は路線䟡方匏、路線䟡がないずころは倍率方匏固定詊算皎評䟡額×倍率で評䟡したす。路線䟡等は、地䟡公瀺䟡栌等を基にした䟡栌の80皋床をめどに定められおいたす。家屋は、固定資産皎評䟡額×1.0で蚈算するため、固定資産皎評䟡額ず同じです。
 
ずころが、負担付き莈䞎や個人間の察䟡を䌎う取匕により取埗した土地家屋の莈䞎皎を蚈算する堎合は、通垞の取匕䟡栌、぀たり時䟡により評䟡したす。
 
財産の評䟡額ず負債が同皋床であれば、それぞれの玍皎額が少なくお枈みたすが、同じ自宅をもらっおも、盞続や遺莈でもらう堎合ず比范しお、負担付き莈䞎では評䟡額が高くなり、軜枛措眮もありたせん。
 
それでも、盞続時の基瀎控陀額に玍たるようなら、盞続時粟算課皎を利甚するのもひず぀の方法です。基瀎控陀額を超える堎合、同居により生掻費を軜枛できるのでしたら、盞続によるこずも考えおはいかがでしょうか。
泚莈䞎の堎合は䞍動産取埗皎3がかかり、登録免蚱皎は2盞続は0.4かかりたす
 
ずころで、什和2幎4月1日以降、倫婊の片方が亡くなった堎合に、これたで䜏んでいた家に残された配偶者が無償で䜏み続けられる制床「配偶者居䜏暩」が斜行されたした。
 
これにより、家屋の所有暩は子が盞続しおも、配偶者は䜏む堎所を確保できたす。A子さんの盞続は斜行される前で利甚はできなかったのですが、圓時に制床があれば生掻の心配はなかったかもしれたせん
 
ただし、

●固定資産皎は所有暩者が玍皎したすが、配偶者居䜏暩者は建物の通垞の必芁費を負担するこずずされおいるため、所有暩者は配偶者居䜏暩者に請求できるこず
●配偶者居䜏暩を登蚘すれば第䞉者に察抗できたすが、抵圓暩が実行される堎合は明け枡し請求に察抗できないこず

以䞊のこずに十分泚意したしょう。
 

出兞

囜皎庁 什和5幎床 盞続皎及び莈䞎皎の皎制改正のあらたし
囜皎庁 No.4426 負担付き莈䞎に察する課皎
囜皎庁 No.4602 土地家屋の評䟡
囜皎庁 盞続開始の幎に被盞続人から莈䞎を受けた宅地に係る小芏暡宅地等の特䟋の適甚の可吊
囜皎庁 No.4124 盞続した事業の甚や居䜏の甚の宅地等の䟡額の特䟋小芏暡宅地等の特䟋
囜皎庁 No.4158 配偶者の皎額の軜枛
囜皎庁 什和5幎分の路線䟡等に぀いお
法務省 残された配偶者の居䜏暩を保護するための方策が新蚭されたす。
法務省 配偶者の居䜏暩を法埋䞊保護するための方策等
囜皎庁 No.7191 登録免陀皎の皎額衚
総務省 䞍動産取埗皎
 
執筆者林智慮
CFP(R)認定者

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