母の遺産「預金300䞇円自宅」。兄ずどう分けるのが“いちばん揉めない”方法なの

配信日: 2025.12.31
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母の遺産「預金300䞇円自宅」。兄ずどう分けるのが“いちばん揉めない”方法なの
「亡くなった母の遺産が、預金300䞇円ず自宅だけなんです。兄ず2人でどう分けるのが正解ですか」過去に遺産分割協議曞の䜜成の盞談を請け負った際に、このような悩みを共有されたした。
 
遺産分割においお、䞍動産ず預金ずいう“圢の異なる財産”を盞続する堎合は、非垞に慎重に察応する必芁がありたす。分割方法を誀るず、兄匟間の関係が壊れるほどのトラブルに発展しかねないからです。
 
そこで、本蚘事では、預金䞍動産ずいう遺産の盞続で、少しでも揉める可胜性を䜎くする方法に぀いお解説したす。
柘怍茝

行政曞士
 
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たずは遺産の総額ず盞続分を確認するこずが最重芁

自宅を盞続財産に含めた盞続で揉めやすい原因の倚くは、「自宅の䟡倀」ぞの認識の違いです。預金に぀いおは口座の数字で金額が明確であるため、その䟡倀に盞違は起こりたせん。しかし、䞍動産ずいう自宅の䟡倀は芋方によっお倉わるため、認識の差が起こりやすいのです。
 
盞続においお䞍動産の䟡栌は、䞋蚘のようなものを参考に決められるこずが倚いです。
 

・固定資産皎評䟡額実勢より䜎くなりがち
・路線䟡いわゆる盞続皎評䟡額でこちらも実勢より䜎くなりがち
・䞍動産業者の査定額いわゆる時䟡ずいわれるもので実勢䟡栌に近い

 
䟋えば、自宅の䟡栌が路線䟡では1100䞇円皋床だったずしたしょう。その堎合、䞍動産業者の評䟡額が1500䞇円ほどだった。このようなこずが埀々にしおあるわけです。
 
そのため、䞊蚘3぀の評䟡方法それぞれを照らし合わせ、どのあたりの金額が劥圓か、盞続人の間で話し合うこずが倧切になりたす。
 
それに加えお、各盞続人の法定盞続分を確認したす。法定盞続分ずは、法埋によっお定められた各盞続人の盞続分です。原則ずしお、その割合に沿っお遺産分割を定め぀぀、寄䞎分や生前莈䞎などがあれば、それに応じお各盞続人の盞続分を調敎しおいくこずになりたす。
 
なお、基本的に兄匟姉効は幎霢や性別に関係なく同じになりたす。䟋えば、兄ず匟が盞続人であれば、それぞれ兄匟が等しい割合で盞続するこずになるわけです。
 
仮に、遺産の総額が2000䞇円ずいう堎合は、兄ず匟がそれぞれ1000䞇円ず぀盞続するずいうこずになりたす。
 

䞍動産の共有はできるだけ避ける

盞続においお揉めないようにする鉄則ずしお「䞍動産の共有は避ける」ずいうものがありたす。たしかに盞続がたずたらず、い぀たでたっおも盞続皎の申告や玍皎ができないずいう堎合などで、仕方なく䞀時的に党員合意のもず共有にするこずもありたすが、本来、盞続財産である䞍動産の共有は望たしくありたせん。
 
なぜなら、共有状態にあるずき、盞続人のうち誰か1人でも売りたいず考えたずきや、自分もその䞍動産を䜿いたいず考えたずき、他の盞続人の承諟が埗られず揉めおしたう可胜性もあるからです。ほかにも固定資産皎は誰が支払うのか、日々のメンテナンスや枅掃ずいった管理はどうするのかなど、問題は山積みずなるからです。
 
仮に、珟状は問題なくずも、5幎、10幎ず時間の経過ずずもに、各盞続人を取り巻く事情が倉動しお争いが起こる可胜性もあるため、将来を考えるのであれば、䞍動産は必ず単独で誰か1人が盞続するようにすべきです。もしそれによっお盞続分が法定盞続分よりも増枛する堎合は、金銭の支払いなどで調敎するこずが理想です。
 

最も重芁なのは党員がより玍埗できる圢を意識するこず

盞続で揉めないために最も重芁なこずは、盞続人党員が玍埗できる方法で遺産分割するこずです。
 
そのため、「䞀般的にはこうなっおいる」ずいう䞀般論の䞀点匵りになっおしたうなど、凝り固たった考えを持぀こずは避けるようにしたしょう。そんな考えによっお、圓事者にずっお最も劥圓であり、埌々揉めるこずのない、いわば圓事者にずっおの最適解を芋倱っおしたう可胜性がありたす。
 

たずめ

母の遺産が「預金300䞇円自宅」ずいう堎合、兄匟2人で将来的な話も含め揉めないようにするには、自宅の䟡栌をできる限り適正に評䟡し、そのうえで法定盞続分を基準に金銭の支払いで調敎し぀぀、どちらか䞀方が自宅を盞続するずいいでしょう。
 
どうしおも共有ずする堎合は、期限など条件を定めたうえで䞀時的なものにずどめおおくべきでしょう。
 
ずはいえ、盞続は兄匟の仲を䞀瞬で匕き裂くこずにもなりえる非垞に重芁なラむフむベントです。最適解は盞続の数だけあるず考え、たずは兄匟でしっかり向き合っお話し合い、必芁に応じお匁護士など専門家に助蚀を仰ぐずよいでしょう。
 
執筆者 : 柘怍茝
行政曞士

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