2018.01.06 保険

がんなのに給付金が受け取れない?知っておきたいがん保険選びのポイントとは

Text : 松浦 建二

がんの治療方法はめざましく進歩しています。がん保険も治療方法にあった内容にしておかないと、いざという時に使えないがん保険になってしまうかもしれません。時代にあったがん保険の選び方についてまとめてみました。

がん保険にある保障の種類を理解する

多くの保険会社にがん保険があり、激しい競争によって保障内容は刻々と変わってきています。まずは今の主だった保障を確認しておきましょう。
 
■がん診断給付金
がんと診断されたら受け取れる給付金で、1回のみと複数回受け取れるタイプがあります。
 
■がん治療給付金
がんの治療を開始した時に受け取れる給付金で、保障の仕組みはがん保険によって異なります。
 
■がん入院給付金
がん治療のために入院したら受け取れる給付金で、入院日数に連動します。日数制限はありません。
 
■がん通院給付金
がん治療のために通院したら受け取れる給付金で、通院日数に連動します。
 
■がん手術給付金
がん治療のために手術をしたら受け取れる給付金で、回数は無制限の場合が多いです。
 
■抗がん剤治療給付金
がん治療のために保険診療対象の抗がん剤治療をしたら受け取れる給付金です。
 
■がん放射線治療給付金
がん治療のために保険診療対象の放射線治療をしたら受け取れる給付金です。
 
■乳房再建給付金
がんの手術によって切除された乳房の再建術をしたら受け取れる給付金で、片側1乳房につき1回が限度となっています。
 
一つ一つの保障について内容を理解し、可能ならこの段階で「絶対必要な保障」「あったら良いと思う保障」「いらない保障」に分けていくと良いです。
 

治療方法の選択肢を狭めない保障にしておく

がん保険の選び方で大事なのは、がんになって治療をする時に、十分な給付金を受け取れることです。がんの治療方法は時代とともに変わってきており、最近は通院によるがん患者数が入院によるがん患者数を上回るようになりました。
以前、下記のような保障内容のがん保険がありました。
 


 
このがん保険に加入している人が、がんになって通院による抗がん剤や放射線治療をしても、給付金は全く受け取れません。がんになってショックを受けただけでなく、受け取れると思っていた給付金を受け取れなくて更にショックを受けたら、踏んだり蹴ったりです。
 
このような事が起きないようにするためには、治療方法を入院や手術に限定しない保障内容にしておくことが大事です。がん保険は多くの保険会社で取り扱いしているので、選ぶとなると結構悩みますが、上記のことを頭に入れて選べば、かなり選びやすくなるはずです。
 
候補がいくつか残ったら、あとは保険料の安さやあったら良いと思う保障の存在、付帯サービスの充実度等で判断すると、安心できる適切ながん保険を選ぶことができるはずです。どうしても難しいときは、プロ(保険代理店募集人やファイナンシャルプランナー等)の手を借りてみても良いでしょう。
 
※がん保険の内容は商品ごとに異なり、記載内容があてはまらない場合もあります。詳細については必ず保険会社や保険代理店に確認するようにして下さい。
 
松浦建二 CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
http://www.ifp.cc/ 

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松浦 建二

Text:松浦 建二(まつうら けんじ)

CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士

1990年青山学院大学卒。大手住宅メーカーから外資系生命保険会社に転職し、個人の生命保険を活用したリスク対策や資産形成、相続対策、法人の税対策、事業保障対策等のコンサルティング営業を経験。2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する講演や執筆等も行っている。青山学院大学非常勤講師。
http://www.ifp.cc/

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