最終更新日: 2019.01.10 公開日: 2018.08.10
保険

うちの保険が高い!そう思ったら確認したい4つの原因

うちの保険が高いと思うんです。保険料が負担で困っています。そんな相談事例は枚挙にいとまがありません。
 
とはいえ「保険が〇〇円ですが高いですか?」とだけ問われても困ってしまうのが実際のところ。今回は単純に「保険が高い」原因を4つご紹介いたします。
 

 
塚越菜々子

Text:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

塚越菜々子

執筆者:

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
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払込期間が短い

保険の効果が続く期間と保険料を払い込む期間は一致していない場合もあります。「保険期間:終身。払込:60歳まで」という場合は、保険料は60歳まで払い込むものの保険の効力は終身(死亡など保険が失効するまで)続きます。
 
そのため、払込期間=保険期間のものより保険料は高くなります。学資保険なども同じ保険金額なら17歳までかけて払い込むものより、10歳までで払い込むものの方が一度に払い込む保険料が高くなるのは当然ですね。
 
一例として、終身払い込みの医療保険が1852円。同じ保険を65歳払い済みにすると2720円。60歳払い済みにすると3186円などのように変化しています。
 

保険金をもらう可能性が高い

保険は助け合いのシステムです。払った人よりもらった人が多ければ保険会社が倒産してしまいます。ですので、保険料は当然「保険金を払う確率が高い人」に対しては高くなっていることがほとんどです。
 
例えば、死亡保険ひとつとっても30代と80代では死亡する確率(=保険金をもらう確率)が違います。80代の方のほうが統計的に死亡する確率が高いので保険料は高くなります。
 
医療保険なども、すでに持病を持っている場合などは「(加入条件)緩和型」と呼ばれるような持病なしの方に比べて保険料が割高になるものしか加入できない場合もあります。また、喫煙している場合は喫煙していない方に比べて保険料が割高になっている契約などもありますね。
 
こちらもあくまで一例ですが、1000万円の死亡保障が付いた10年定期の場合、35歳男性の場合は1503円ですが、55歳男性の場合は同じ内容で6437円などとなります。また、男性と女性では保険料も違ってきています。
 

掛け捨てではない

解約しても特に戻ってくるお金はない、いわゆる「掛け捨て」の保険と、解約した場合は時期や内容に応じて解約返戻金がある保険では、そもそも掛け金が違ってきます。「定期(死亡)保険」といわれるものはほとんどが掛け捨て。それに対して「終身(死亡)保険」といわれるものは解約返戻金があります。
 
こちらはそもそも内容が全く違うので保険料を比べるのが難しいものですが、同じ1000万円の死亡保障だとしても、例えば35歳から80歳までの定期死亡保険(掛け捨て)の場合は4500円弱なのにもかかわらず、80歳まで払い込み終身続く1000万円の保険の場合は16000円程度とかなり開きがあります。
 
この終身保険を「死亡時の遺族のため」などと、まさに「保険」として使おうと思っている場合と、解約を前提に契約している場合では全く保険料が違います。ご相談を受けていると特にこの部分に関して勘違いしている方が多いように思います。貯金を兼ねているのか、掛け捨てなのかで保険料に対する考え方は全く違ってくるはずです。
 

必要以上にかけている

そしてそもそも根本的な問題として「必要な保障以上の額の契約をしている」という場合も多く見受けられます。
 
以前、世帯の年収が500万円程度のご家庭で、ご主人の生命保険が1億1000万円ほどのご相談者様がいらっしゃいました。会社の団体保険、特約の定期保険、収入保障保険、終身保険・・・・。月の手取りが30万円ほどにもかかわらず、保険を合わせると6万円弱あったのです。どの保険が貯蓄目的で、どれが保障のためなのか、わからないままになっていたとのことです。
 
妻が専業主婦だったり、世帯主が自営業で公的な保障が少なめだったりするなどの場合は、民間の保障を手厚くするほうがいい場合もありますが、それにしてもあまりに大きな保障にご相談者様が驚いていました。
 
保険といっても、色々な考え方があり、色々な保険の種類があります。そして色々なご家庭の状況があります。「保険が高い」と思ったのなら、まずその保険がどんな性質のものなのかを確認しましょう。
 
そして何のためにその保険に加入しているのか、その保険料で買っているのは一体何なのか、ご家庭で考えていただきたいと思います。
 
「割高だ」と思う場合は、その原因を理解できていないか、保険料に見合ったものを手にできていない可能性があります。住宅の次に高い買い物とまでいわれる「保険」を一度見直してみてはいかがでしょうか?
 
Text:塚越 菜々子(つかごし ななこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催

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