最終更新日:2019.01.10 公開日:2018.09.24
保険

収入の大黒柱に万が一があった!残された家族の生活費を保障する【収入保障保険】って何?

最近さまざまなメディアで、「収入保障保険」「給与サポート保険」「就業不能保険」などの保険の名称が聞かれるようになりました。
 
今回は「収入保障保険」について、どんな保険なのか、メリットやデメリットなどについてご紹介してみたいと思います。
 
高橋庸夫

執筆者:

Text:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

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高橋庸夫

執筆者:

Text:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

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収入保障保険って何?

収入保障保険とは、被保険者に万が一のことが起きた場合に、残されたご家族に死亡保険金が支払われる保険です。つまり、保険金を契約満了までの残り期間、年金として受け取る「保険料掛け捨てタイプの定期(生命)保険」の一種であるといえます。
 
収入保障保険の最大の特徴は、保険金の受取総額が年々減っていく点にあります。一般の生命保険とは違い、契約した時点での保険金受取総額が一番多くなっており、被保険者の年齢が高くになるにつれ、徐々に受取総額が減っていく仕組みとなっています。
 
例えば、60歳満期の保険に加入している方が40歳で亡くなった場合は、契約満期までの残り20年間、ご家族に年金のように保険金が支払われます。
 
このように、契約者の年齢が高まるにつれて徐々に受取総額が減っていくので、割安な保険料で、高額な死亡保障に備えることができるメリットがあります。
 

必要保障額の不足分を準備

収入保障保険の性格をより詳細にいうと、万が一の場合に残されたご家族の「生活費の不足分」を、割安な保険料で準備するための保険といえます。
 
収入保障保険を検討する場合、「生活費の不足分」つまり、「必要保障額」を算定する必要があります。
 
具体的には、残されたご家族の「一生分の支出」から「一生分の収入」を差し引いた金額です。一生分の支出とは、残されたご家族に今後必要となる生活費・住居費・教育費などのことです。また、一生分の収入とは、国から支給される遺族基礎年金や遺族厚生年金、会社から支給される死亡退職金や弔慰金なども含め、妻が働いて得る収入やご家庭にある資産なども含まれます。
 
必要保障額の金額と、契約時の年齢、保険期間、年金保証期間などによって、支払う保険料の金額が変わってきます。
 

就業不能保険との違いは?

就業不能保険とは、病気やケガで働けなくなった場合に給付金を受け取ることができる保険です。給与サポート保険も就業不能保険の一種。似たような内容の保険が、損害保険会社では所得補償保険として取り扱いされていますが、基本的には同じタイプの保険であるといえます。
 
就業不能保険では医療機関への入院中だけでなく自宅療養中も給付対象としているため、長期にわたる就業不能をカバーできるようになっています。就業不能保険とは、損害保険会社でも取り扱いがあることから、どちらかといえば「損害保険」の仲間であるといえるでしょう。
 
つまり、収入保障保険で保障されるのは、万が一のときの家族の生活を守る(保障する)ための保険であるのに対して、就業不能保険は、病気やケガで働けなくなった場合に、その損害を補う(補償する)ための保険となります。
 

まとめ

収入保障保険の最大のメリットは、なんといっても保険料が割安であることです。定期保険など他の生命保険と比べても、圧倒的に割安な保険料が魅力です。
 
さらに、契約期間が長いこともメリットとなります。収入保障保険は、満期が60~65歳に設定されることがほとんどですので、更新の手間もなく、保険料が上がるリスクもありません。
 
一方、デメリットとしては、基本的に保険料は掛け捨てタイプのため、貯蓄機能がないことがあげられます。また、保険金が年金形式で支払われるので、多くの場合一時金としてまとまった金額を受け取ることができません(一時金の扱いもある保険もあります)。
 
保険の種類は多岐にわたります。その名称に惑わされることなく、正確に商品内容を把握することが必要です。ファイナンシャルプランナーなどの専門家のアドバイスを参考としながら、適切な保険選びをしていきたいですね。
 
Text:高橋 庸夫(たかはし つねお)
ファイナンシャル・プランナー

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