更新日: 2022.09.07 その他保険
ゼロから始めるオートキャンプの初期費用は? 加入しておくと安心な保険とは
執筆者:柘植輝(つげ ひかる)
行政書士
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/
2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。
オートキャンプとは
オートキャンプとは近年よく使われるようになった言葉で、主に車を使ったキャンプのことをいいます。
車を使ったキャンプといっても本格的なキャンピングカーが必要というわけではなく、多くの方は自家用車やレンタカーなど、一般的な乗用車にキャンプ道具を積んでキャンプ場へ行き、そこでテントを張ってキャンプを楽しんでいます。
オートキャンプは車で荷物を簡単に運べるほか、キャンプ中の買い出しなども容易となるため、移動時の手間や負担を少なくキャンプを楽しみたい方を中心に人気を集めています。
オートキャンプの初期費用は?
今までキャンプをしたことがなく、キャンプ道具やアウトドア用品を一切持っていない方がオートキャンプを始める場合、おおよそ10万円前後の初期費用はかかることが想定されます。
アイテム | 価格 |
---|---|
テント(4人用) | 4万5000円 |
テーブル(4~6人用) | 1万2000円 |
チェア(3脚) | 8400円 |
オイルランタン | 4500円 |
バーベキュー用カセットコンロ | 1万3000円 |
クーラーボックス(51リットル) | 2万8000円 |
合計 | 11万900円 |
※キャプテンスタッグ株式会社 「アウトドア・キャンプ用品」を基に筆者作成
※燃料などの消耗品や食器類などは除く
実際に買い揃える場合はメーカーや購入する店、必要な道具の範囲によっても費用は異なってくるため、上記はあくまで目安や参考程度にお考えください。
オートキャンプで保険の加入は必要?
オートキャンプをする際は、キャンプ用の保険に入っておくと安心して楽しむことができるでしょう。日常生活とは異なる体験をできるのがアウトドアの醍醐味ですが、どのようなトラブルが起こるかは分かりません。
不慣れな環境でケガをした、所持品を壊してしまった、あるいは他人にケガを負わせたり、他人の持ち物を壊してしまうということも起こり得えます。
キャンプ向けの保険は高額ではなく、1日当たり数百円の保険料で加入することができます。1日数百円で、万が一の際に発生する金銭的負担を気にせずにオートキャンプを楽しめると考えれば、出かけている期間だけ保険に加入しておくのはいい選択でしょう。
なお、キャンプの場所や内容などにもよりますが、クレジットカードに付帯されている保険のほか、加入している自動車保険や火災保険の特約でカバーできる場合もあります。
キャンプ保険へ加入する前に、クレジットカードの付帯サービスや加入中の保険の保障内容を一度確認しておくことをおすすめします。
オートキャンプの予算は初期費用とキャンプ保険の保険料を目安に
オートキャンプをゼロから始める場合、10万円程度の初期費用があれば必要な道具を一通り揃えることができます。初期費用のほかにキャンプ保険の内容や保険料も含めて、オートキャンプの予算を立ててみてください。
出典
キャプテンスタッグ株式会社 アウトドア・キャンプ用品
チューリッヒ少額短期保険 ミニケアキャンプ保険
執筆者:柘植輝
行政書士