更新日: 2023.06.07 その他保険

ペット保険加入率は20代で50%以上! ペット保険に加入するメリットと注意点を紹介

ペット保険加入率は20代で50%以上! ペット保険に加入するメリットと注意点を紹介
人間に対する保険として、さまざまな生命保険商品が広く認知されています。一方、ペットに対する保険は近年広く普及しつつあるものの、人間の加入率よりはかなり少ない印象です。
 
そこでこの記事では、ペット保険に関する調査結果から、ペットの医療費の考え方や必要性について解説します。大事な家族であるペットと安心して長く暮らすために、改めてペットの医療費を考えるきっかけにしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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ペット保険の加入率は50%以上で特に若い世代で普及している

株式会社Wizleapが運営する「MOFFME」が2022年6月、20~50代の男女1000名を対象に実施した「ペット保険の意識調査」によると、ペット保険の加入率は犬で52%、猫で28%でした。
 
加入者の年代別の調査結果では、20代では男女ともに50%以上の加入率という結果でしたが、60代では男女ともに26%にとどまり、今回の調査結果では若い世代ほどペット保険の加入率が高いということが分かりました。
 

ペット用SNSアカウントを保有している人はペット保険加入率が高い傾向に

「ペット保険の意識調査」では、ペットの画像や動画を共有するSNSアカウントを保有している人は、ペット保険加入率が8割を超えていることが分かりました。
 
内訳として、犬の飼い主でSNSアカウントを保有している場合の加入率は83.5%、アカウントを保有していない場合は44.1%でした。猫の飼い主でSNSアカウントを保有している場合の加入率は88.1%で、保有していない場合は17.5%と約5倍の差があります。
 
この背景として、SNSを利用しているペットの飼い主は、ペットを家族の一員として共に暮らし、ペットの健康に対する意識が高いのではないかと推察されます。
 
また同時に、SNSに投稿するだけでなく閲覧することで、ペットに関する情報収集も頻繁に行えているのではないかと考えられます。
 

ペットの医療費はどれくらい?ペット保険の必要性とは

株式会社PLANーBが2022年4月に行った、「愛犬の医療費に関するアンケート調査」(調査対象:10~70代以上の全国の犬の飼い主300名)によると、今まで高額だったペットの医療費は、「10万~20万円」と回答した人が最も多い結果でした。
 
最も高額だった場合で「150万円」と回答した人も2名いるなど、ペットに対する医療費は突発的であり、想像以上に高額になる場合もあるということが分かります。
 

将来的な医療費を考えるとペット保険は早めの加入がベスト

ペットが高齢になるほど医療費がかさむ傾向にあることも、同調査から分かりました。
 
しかし、ペットの保険も人間の保険と同じで、年齢が進むほど保険料が高額になります。さらに、保険会社ごとにペット保険の加入年齢が決められています。そのため、高齢になり医療費がかかるようになった段階では、すでにペット保険に加入できないこともあります。
 
人間の医療費は、保険証を提示することで、窓口負担額が3割前後に抑えられます。しかしペットの医療費は完全に自由診療であるため、全額自己負担です。
 
前述のとおり、突発的に高額な医療費がかかる場合もあることから、年齢が低く保険料が安く抑えられる内に、ペット保険に入っておく方が安心と考えることもできます。
 
加入を検討する場合は、複数のペット保険会社の見積もりを取り寄せ、補償内容や保険料について比較検討することをおすすめします。
 

まとめ

ペットは大事な家族であるため、医療費の負担を気にせず、適切な治療を受けさせたいと考える人がほとんどではないでしょうか?
 
しかし人間と違い、ペットの医療費は全額自己負担であるため、場合によっては高額になる場合もあります。また、ペットが高齢化するにつれて医療費がかさむこともあるため、必要に応じてペット保険への加入を検討することも選択肢としましょう。
 

出典

株式会社Wizleap MOFFME ペット保険の意識調査
株式会社PLANーB 愛犬の治療費に関するアンケート調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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