更新日: 2023.07.15 自動車保険
【車の保険料削減策】加入時に年間保険料を20%以上削減!具体的な方法とは
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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自動車保険の種類とは?
自動車保険には、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と任意保険の2種類があります。それぞれの基本的な知識について、確認しましょう。
自賠責保険
自賠責保険は、加入が義務付けられている保険です。自賠責保険に加入せずに公道を走行すると、道路交通法違反として、罰則が科せられます。
自賠責保険は、加害者となってしまった際の被害者への賠償を想定しているため、補償内容は対人賠償のみになり、金額の上限も決まっています。
自賠責保険にかかる保険料は、どこで加入をしても、一律です。車を購入した際に、自賠責保険料の加入手続きと併せて、一緒に支払いをするケースがほとんどです。
任意保険
任意保険は、自賠責保険の範囲以上の、補償内容や補償金額をカバーするために、ドライバーが任意で加入する自動車保険です。
販売している保険会社によって、補償の種類や内容、補償金額が異なります。費用も、商品や加入者の状況によって、幅があります。任意ではありますが、事故に遭った際に、自分自身や家族、同乗者を補償するためにも、必要な保険です。
自動車保険を節約するコツとは?
自賠責保険料を節約することはできませんが、任意保険は、自分で選ぶことができるため、費用を安く抑えることが可能です。保険料を抑えるために、知っておきたいコツについてみていきましょう。
年齢条件を見直す
自動車保険は、運転する人の年齢を制限することで、保険料が安くなります。多くの保険会社では、全ての年齢、21歳以上、26歳以上、30歳以上、35歳以上など、補償される年齢条件が分けられています。もっとも保険料が高くなるのは、全ての年齢を補償対象とした場合です。
家族の年齢に合わせた条件で保険に加入しているのならば、もっとも若い家族の年齢が上がったタイミングで、年齢条件を引き上げて契約を変更すると、保険料が節約できます。
運転者範囲を限定する
車を運転する人の範囲を限定することで、保険料を安く抑えられます。運転するのは、自分だけ、自分と配偶者のみ、といった場合には、本人限定や、配偶者限定に範囲を限定することで安くできないかを、確認してみてください。
使用目的を見直す
保険会社によっては、使用目的に応じて保険料が変わります。使用目的は「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」といったように分けられており、車を使う頻度が高い「業務」が、もっとも保険料が高い区分になります。
例えば、これまでは通勤に車を使っていたが、レジャー程度の使用になったならば、目的を変更することで、節約できる場合があります。
割引制度を利用する
保険会社各社では、さまざまな割引制度が設けられています。保険が開始される数十日前までに申し込んだ場合の早期割引、ネットを経由して申し込んだ場合のインターネット割引、所有している免許がゴールドの場合のゴールド割引などがあり、自分に合った割引を利用できれば、節約になります。
支払い方法を変更する
保険料を月ごとに支払っている場合には、1年分を一括して年払いすることで、月払いよりも安く済ますことができます。また、コンビニなどでの現金払いから、クレジットカード払いに切り替えると、クレジットカードのポイントがつくため、よりお得です。
ダイレクト型で契約をする
自動車保険の加入は、自動車ディーラーや中古車販売店を通じて申し込む代理店型と、インターネットや電話で直接保険会社に申し込むダイレクト型の、2種類の方法があります。代理店型で申し込むと、代理店に支払う手数料が発生しますので、同じ保険内容でも、ダイレクト型のほうが安くなります。
特約や補償内容を見直す
自動車を運転していると、さまざまなトラブルが考えられます。しかし、リスクに備えて、補償やオプションを充実させていると、その分、保険料も高くなります。契約している特約や補償内容が、自分や家族にとって、本当に必要な内容になっているかを再確認しましょう。
自動車保険の内容を見直して節約しよう
自動車保険は、万が一のために必要なものですが、内容を見直すことで、保険料を削減できて、節約になります。加入時には、契約内容や補償される人の条件、支払い方法などをチェックしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー