クレジットカードにはスマホ保険が付帯されている？ 画面が割れた場合も補償される？
配信日: 2023.10.05 更新日: 2024.09.01
クレジットカードに付帯するスマホ保険なら、別途の加入手続きは不要です。保険料は年会費に含まれていたり、格安だったりするので支払いの負担もおさえられるでしょう。本記事では、クレジットカードに付帯するスマホ保険の特徴や補償内容について解説します。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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クレジットカードに付帯するスマホ保険とは？
クレジットカードには、スマホのトラブルにそなえられるスマホ保険が付帯している場合があります。スマホを使ううえで起こる端末の画面割れ、水没や水濡れ、落下による破そん、自然故障をはじめ、メーカー保証外のトラブルも補償対象です。
これらはクレジットカードのサービスの1つなので、本会員自身が保険会社に保険加入の手続きを行う必要はありません。スマホのトラブルが起こった際に、自分で決めた修理先での修理が完了後など、適切なタイミングにてカード会社が定める方法で保険請求の手続きを行います。
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保険料はクレジットカードの年会費に含まれる
クレジットカードに付帯するスマホ保険の保険料は、支払う年会費に含まれているのが一般的です。しかし、年会費とは別に月額数100円程度の保険料が発生するケースもあるなど、クレジットカードによって料金は異なります。保険料に関するくわしい条件は、クレジットカードの公式サイトなどをチェックしてみてください。
クレジットカードによって補償限度額や自己負担額は異なる
クレジットカードに付帯するスマホ保険は、補償条件が一律ではありません。クレジットカードによって異なる条件を定めているので注意してください。特に補償金額や補償回数の上限を確認しておきましょう。補償の上限を超えた分の費用については自分で支払わなければならないからです。
スマホ保険の補償内容
スマホ保険の主な補償内容は以下のとおりです。
●故障・破そん・水没の修理費用を補償
●盗難・紛失時に新しい端末代の購入費用を補償
補償内容についてはクレジットカード会社によって異なるため、事前に内容を確認しておく必要があります。また、クレジットカード会社によっては、紛失や経年劣化が理由の故障を補償対象にしていない場合がある点にも注意しましょう。
スマホ保険の補償内容別にまとめたので、チェックしてみてください。
故障・破損・水没の修理費用を補償
スマホ保険に加入していれば、スマホの故障や破そん、水没した際の修理費用を補償してくれます。以下のようなスマホトラブルが起きた場合は、一定の手法を試したあとにそれでもトラブルが解決されない場合は、スマホ保険で補償を受ける手続きを進めてみてください。
●スマホの電源が入らない
●圏外になったままで通信ができない
●充電ができない・消耗が早い
●電源がすぐに落ちる
●水に濡れて使えない
●落として画面が割れた
大手キャリアなどは、ユーザー向けの保険を提供しています。しかし、新規購入時や機種変更時にしか加入できないなど、リスクにそなえられないケースもあるため注意したいところです。
盗難時に新しい端末代の購入費用を補償
スマホ保険は、スマホが盗難の被害にあった際に、新しい端末代の購入費用を補償してくれます。盗難の被害にあったスマホは、手元に戻ってくる可能性は低いでしょう。
また、新たに買い替えるにしても20万円を超えるスマホ端末もあるなど、費用負担が大きいのが現状です。買い替えの費用を支払うのが困難な人も多く、購入ができないケースもあるかもしれません。
そこで、スマホ保険で盗難が理由で購入した端末の費用を補償してくれれば、スムーズに買い替えを行えます。ただし、スマホ本体の購入費用を補償してくれるといっても、どんなスマホでも購入できるわけではないことに注意してください。買い替えるスマホによってはクレジットカード会社が定める補償の条件を超えた場合は、差額の支払いが必要です。
クレカのスマホ保険なら気軽にスマホ端末のトラブルにそなえられる
スマホは毎日の生活に欠かせないため、事前に故障や盗難といったトラブルに備えておくと安心です。特に最新、かつハイグレードの人気モデルを使用している場合、修理費用が高額になるリスクが発生します。また、補償がなければスマホの買い替えすらできない可能性もあります。
スマホ保険は、クレジットカードに付帯するケースも多く、別途の加入手続きが不要、保険料は年会費に含まれる、また少額の保険料だけで補償を受けられます。
スマホ保険への加入を検討している人は、クレジットカードに対象の付帯がないかを確認してみてください。もし付帯がない場合は、新たにスマホ保険に加入できるクレジットカードを作成してみてもよいでしょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
