更新日: 2024.02.09 その他保険

かんぽ生命保険って正直どうなの? メリット・デメリットや向いている人の特徴も[PR]

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

かんぽ生命保険って正直どうなの? メリット・デメリットや向いている人の特徴も
かんぽ生命は日本郵政グループの傘下にある保険会社で、長い歴史があります。生命保険や学資保険、養老保険など、数々の保険商品を手掛けています。また、多くの人たちから国営の歴史があることからも信頼されており、老若男女問わず幅広い世代から利用されているのも特徴です。
 
本記事では、かんぽ生命の概要を押さえた上で、かんぽ生命についてメリット・デメリット、向いている人の特徴、契約前の確認事項、加入方法などについて解説していきます。

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かんぽ生命とは?

かんぽ生命とは2006年における郵政民営化に基づき設立された生命保険会社です。日本郵政が運営しており、定期保険や終身保険などをはじめとする数々の保険商品を手掛けています。
 
かんぽ生命には長い歴史があります。1916年10月、逓信省が簡易生命保険事業を創業し、簡易生命保険の提供が行われるようになりました。その後、郵政民営化関連法が2005年10月に成立し、株式会社かんぽ生命保険が2007年10月に設立されました。
 
現在は、満期日が未到達の簡易保険は独立行政法人 郵便貯金・簡易生命保険管理機構がその管理を担っています。また、簡易保険については新規での加入は受け付けていません。
 

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かんぽ生命の保険商品の特徴

かんぽ生命は人びとのさまざまな状況や必要性に対応できるよう、数々の保険商品を扱っています。
 
以下の表ではかんぽ生命保険が取り扱っている保険商品の種類とその特徴をまとめましたので、確認してみてください。
 
図表1

保険の種類 特徴
定期保険 ・家計に負担をかけず加入できる
 ・少額の掛金で充実した保障を受けられる
 ・目的に合わせて保障期間が選べる
 ・総合医療特約(R04)で入院・手術を保障
終身保険 ・保障内容は一生変わらない
 ・家族に生活費を残せる
 ・働き盛りは老後の5倍の保障
学資保険 ・子どもの学費に備えられる
・子どもがうまれる前に加入できる
・月々の負担額を自分で決められる
養老保険 ・保障を目的に応じて選べる
・保障額や将来受け取れる金額を選べる
・保障と貯蓄を両立できる
長寿支援保険 ・受け取る金額を自由に設定できる
・総合医療特約(R04)で入院・手術も保障
・受取年金額を大きくできる

かんぽ生命 保険をご検討中のお客さまを基に作成
 
かんぽ生命はあらゆる層のニーズに応えられるよう、数々の保険商品を手掛けています。ご自身や家族に合った保険商品を探してみてください。
 

かんぽ生命のメリット

かんぽ生命のメリットとして以下の3つが挙げられます。
 

●医師による診断が必要ない
 
●保険料は職業を問わず同額
 
●郵便局で加入できる

 

かんぽ生命のメリット(1)医師による診断が必要ない

保険に加入する場合、医師による診断書の提出が求められることがほとんどです。
 
しかし、かんぽ生命においては告知書で既往症などの告知を行うだけで加入できます。このため、他の保険会社で加入を断られた方であっても、条件などによっては加入が認められるケースも多くあります。
 

かんぽ生命のメリット(2)保険料は職業を問わず同額

多くの保険会社は一部の職業において保険料を高く設定しています。ケガや事故のリスクが高い職業の人は、そうでない人の保険料よりも割高になりがちです。
 
一方、かんぽ生命の保険商品は全ての職業において保険料の違いはありません。職業によっては他の保険会社に加入するよりも安価な保険料になることもあります。
 

かんぽ生命のメリット(3)郵便局で加入できる

保険会社に出向いたり、保険会社の営業マンと話すことに心的ハードルの高さを感じる人もいます。
 
かんぽ生命は保険に関する相談、お見積りなどを最寄りの郵便局で行えます。さらに、お客様の自宅まで社員が訪問し、契約や相談などに応じています。
 
郵便局は全国に2万店舗以上あり、地方にもありますので、保険会社が近くにない方でも問題なく利用できます。自宅を離れにくい事情がある方や交通手段が限られる方も、かんぽ生命であれば手続きにかかるコストを最小限に抑えられます。
 
また、郵便局は多くの人にとって身近な場所ですので、緊張せずに足を運べたり、職員に気軽に相談できたりします。
 

かんぽ生命のデメリット

かんぽ生命のデメリットとして以下の3つが挙げられます。
 

●医療保障だけの保険がない
 
●加入限度額がある
 
●保険料が割高

 

かんぽ生命のデメリット(1)医療保障だけの保険がない

かんぽ生命の保険商品には医療保険やがん保険は単体ではありません。これらの保障を求める方は、養老保険や終身保険などに医療特約をつけるかたちで備えることになります。
 
医療保険のみ加入したい方にとっては要望を満たす保険商品に出会えないかもしれません。
 

かんぽ生命のデメリット(2)加入限度額がある

かんぽ生命は加入限度額を1000万円と定めています。
 
ただし、一定の条件のもとで2000万円まで限度額を引き上げることができます。
 

かんぽ生命のデメリット(3)保険料が割高

近年、保険商品をリーズナブルな価格帯で提供する保険会社が増えてきています。また、保険会社の間でも価格競争のようなものが起きており、業界最安値をウリにする保険会社もあります。
 
価格の安さをウリにする保険会社の保険商品と比べると、かんぽ生命の保険料が割高に感じるかもしれません。
 
低価格の保険商品は年齢制限があったり、健康状態の審査が厳しかったり、あるいは十分な保障がないなど、何かしらデメリットがあるものです。
 
一方、かんぽ生命は無審査で加入でき、職業制限もないだけでなく、保障内容も手厚くなっています。保険に加入し、その恩恵をしっかりと受けたい方にとって、かんぽ生命の価格は相応と言えるでしょう。
 

かんぽ生命が向いている人の特徴

かんぽ生命が向いている人の特徴として以下の3つが挙げられます。
 

●健康リスクが高い
 
●保険会社が破綻するリスクを回避したい
 
●保険の加入においてわかりやすさを重視したい

 

かんぽ生命が向いている人の特徴(1)健康リスクが高い

かんぽ生命は無審査で加入でき、かつ加入にあたって職業の制限がありません。民間保険会社で断られた方でも、かんぽ生命への加入が認められるケースは多々あります。こうしたことからも、かんぽ生命には健康リスクが高い方も多く加入しています。
 

かんぽ生命が向いている人の特徴(2)保険会社が破綻するリスクを回避したい

保険会社が破綻する可能性はないわけではありません。保険会社が破綻すると、加入者が損をすることもありますので、加入時には破綻リスクについても考慮しておく必要があります。
 
かんぽ生命は保険料などの収入と資産運用収益から形成される経常収支が日本生命に次ぐ2位です。また、国営時代の既存顧客を多く引継いでおり、保険料などの収入を十分に得ています。こうしたことからも、かんぽ生命が破綻するとは考えがたいでしょう。
 
保険会社が破綻した場合、加入者は生命保険契約者保護機構によって守られます。生命保険会社が破綻後も契約の継続は行えるものの、責任準備金が減額されることがあります。責任準備金は90%まで原則補償されますが、保険金や満期金、年金などについても90%補償されるわけではありません。また、利率の高い終身保険などの場合、補償される金額は90%以下になります。
 

かんぽ生命が向いている人の特徴(3)保険の加入においてわかりやすさを重視したい

知識がない人にとって保険商品は複雑で分かりにくい傾向にあります。保険会社の営業マンから直接説明を受けても理解できず、曖昧な理解の状態で契約してしまうようなケースも少なくありません。
 
かんぽ生命は国営の歴史があることからも分かりやすい商品が多く揃っています。例えば、入院保障のある保険商品は通常プランでは5日以上の入院、新入院特約を付けることで日帰り入院や1泊2日もカバーできるようになります。
 
また、不明点などがあれば、郵便局において相談できるのもかんぽ生命ならではの特長です。
 

かんぽ生命を契約する前に確認すべきこと

前述のようにかんぽ生命の加入基準は民間保険会社よりも低く、高リスクの方も加入できます。こうしたことからも、民間保険会社よりも保険料は割高な傾向にあります。かんぽ生命は将来のリスクに備えて、医療保障などを充実させたい方には不向きかもしれません。自分にとって本当にベストな保険商品であるのか、他の保険会社が提供する保険商品と比べてみることをおすすめします。
 
また、どの保険会社にも言えることですが、かんぽ生命に加入する場合においても疑問点や不安な点があったら担当者に必ず確認し、それらを解消した上で加入するようにしましょう。不明点や疑問点をそのままにして加入すると、こんなはずじゃなかったと後悔することにもなりかねません。希望していた保障受けられないという事態にもなりかねませんので、注意するようにしてください。
 

かんぽ生命への加入方法

郵便局を窓口にして加入するかんぽ生命ですが、ここではかんぽ生命への加入の流れを確認していきましょう。
 
かんぽ生命は以下の手順で加入します。
 

かんぽ生命の加入手順1:プランの検討

商品別リーフレット、保障設計書(契約概要)などを参照し、自分に合ったプランを選択します。
 

かんぽ生命の加入手順2:重要事項説明・デメリット情報の提供

「保障設計書(契約概要)」「ご契約に関する注意事項(注意喚起情報)」などに関する説明を受ける他、自分自身でもこれらの内容に目をとおしておきます。
 

かんぽ生命の加入手順3:契約手続き

契約の手続きは最寄りの郵便局、もしくは自宅(社員が訪問)で行います。契約者(本人)が「ご意向確認書」を記入し、自分のニーズに合った商品内容であるかなど改めて確認します。なお、「保険契約申込書」には契約者・被保険者が自分で署名しなければなりません。
 

かんぽ生命の加入手順4:告知

被保険者は自身の健康状態などについて伝えます。被保険者の過去の傷病歴や現在の健康状態などは「質問表(告知書)」に漏れなく記入します。
 

かんぽ生命の加入手順5:引受けの判断(かんぽ生命)

かんぽ生命は申込みを承諾するかどうか、加入限度額、健康状態等に関する告知内容、過去の契約の申込み、入院保険金等のご請求内容などを考慮して検討します。
 
審査日数は状況によって変動しますが、約10営業日が目安となります。
 

かんぽ生命の加入手順6:契約の成立

審査に通過したら、保険証券が届きます。
 
保険契約申込書に記載された保険種類等の内容は保険証券に記載してあります。
 
保険証券に記載されている保険種類、保険金額、氏名、生年月日、性別などに間違いがないか確認し、大切に保管します。
 

かんぽ生命の加入手順7:第1回保険料の支払い

申し込み時に選択した方法で保険料を支払います。
 
参照:かんぽ生命保険 ご契約手続きの流れ
 

かんぽ生命保険に関するよくある質問

かんぽ生命への加入を検討している人の多くが抱いている疑問をまとめました。
 

●かんぽ生命に加入している人は多いですか?
 
●地方に住んでおり、移動手段も限られていますが加入できますか?
 
●かんぽ生命には何歳まで加入できますか?

 

かんぽ生命に加入している人は多いですか?

かんぽ生命の加入者は約1938万人います。日本の総人口の約15%に相当します。(2023年4月時点)
 
かんぽ生命は日本人の多くから選ばれている保険会社と言えるでしょう。
 

地方に住んでおり、移動手段も限られていますが加入できますか?

2023年3月末の時点で、かんぽ生命の販売チャネルは2万局を超えています。お近くの郵便局で加入の手続きを行えます。
 
また、郵便局の社員が自宅に訪問し、相談や加入手続きを承っています。
 

かんぽ生命には何歳まで加入できますか?

60歳まで加入できます。
 
60歳まで加入でき、満了期間は最長70歳となります。15歳で加入した場合、保険期間は最長55年となります。
 

かんぽ生命保険まとめ

かんぽ生命には日本郵政グループならではの安心感があります。年齢や性別を問わず幅広い層の人たちが自分のニーズに合ったプランに加入しています。保険商品が充実しており、かつ保障も手厚いため安心です。
 
また、かんぽ生命は他の保険会社と比較して加入しやすい傾向にあります。高めの健康リスクがある方も加入できるケースが多いだけではなく、保険料が割高になりがちな職業に従事されている方も割増料金なしで加入できます。
 
ただし、人によってはかんぽ生命の保険商品が割高に感じるかもしれません。近年においてはリーズナブルな価格帯をウリにした保険商品を扱う保険会社が多いためです。また、健康リスクが高い人が加入できることからも、少々割高な価格設定となっています。とはいえ、国営時代の歴史や郵政グループならではの安心感・安定感があるのもかんぽ生命ならではの利点です。
 

出典

かんぽ生命保険 進化するぬくもり。
かんぽ生命保険 かんぽ生命の特徴
ぴったり保険ナビ かんぽ生命の保険料が高い?
コの保険 サクッと解説!かんぽ生命|歴史や保険商品の特徴、2019年の不適切販売問題を中心に解説!
ウーマンエキサイト かんぽ生命の評判・口コミは悪い?メリット・デメリットは?ニュースになったけど大丈夫?
かんぽ生命保険 ご契約手続きの流れ
外貨建て保険おすすめランキング.com [評判/口コミ]かんぽ生命は不安?保険加入のメリット・デメリットを解説
かんぽ生命 かんぽ生命の特徴
日本経済新聞 保険期間を最長55年に かんぽ生命、若年層など開拓ト
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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