更新日: 2024.06.19 その他保険

カーディフ生命のメリット・デメリットや向いている人の特徴を解説![PR]

カーディフ生命のメリット・デメリットや向いている人の特徴を解説!
カーディフ生命とは、団信(団体信用生命保険)やローンの保険を取り扱う企業です。
 
特に、団信に関しては、日本で初めてがんに備えた「がん団信」を開発した企業であり、現在は3大疾病保障付きの団信や引受基準緩和型の団信などさまざまなニーズに合わせた商品を提供しています。
 
カーディフ生命は住宅ローンや自動車ローンなど高額なローンを組むにあたり、死亡や高度障害のみでなく、がんやリスクの高い疾病に備えた保証会社を探している方にはおすすめです。
 
本記事ではカーディフ生命の主力商品やメリット、デメリットについて詳しく紹介いたします。

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カーディフ生命の基本情報と概要

カーディフ生命の基本情報は図表1のとおりになります。

図表1

正式名称 カーディフ生命保険株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
日本支店の設立 2000年4月
資本金 206億円
ソルベンシー・マージン比率 709.6% (2023年3月末現在)
株主 BNPパリバ・カーディフ(75%)
三井住友信託銀行株式会社(20%)
住友生命保険相互会社(5%)

カーディフ生命保険株式会社「会社概要」を基に筆者作成

カーディフ生命は国際的な金融グループ「BNPパリバ」の一員であり、日本支部は2000年に東京都渋谷区に設立されました。BNPパリバはフランスを主な拠点として、世界64カ国の地域でビジネスを展開している金融グループです。

日本支店では日本で初めて「がん団信」を開発して、団体信用生命保険を主力商品として取り扱っています。団体信用保険とは、主に住宅ローンの返済中に死亡や高度障害の事由が発生した場合に、借入残高を0円にする保険で、「団信」とも呼ばれます。

がん団信の開発後は、「3大疾病保障付きの団信」や、「がん先進医療の保障」など、がんに関する保険を多く開発している保険会社です。

2023年3月末時点でカーディフ生命の団体保険に加入した方は約143万人であり、支払いした保険金や給付額は死亡・高度障害で138億円、がんで257億円と、がん保障特約付きの団信が多くの方に利用されて、実際に給付されていることが分かります。提携している金融機関も多く、全国で57行・ノンバンク10社と取引をおこなっています。

事業は100%株式を取得している「カーディフ損害保険株式会社」と共同しておこなっており、住宅ローン保険のパイオニアとして進化を続けています。

また2023年3月末時点のソルベンシー・マージン比率は709.6%であり、十分な支払余力がある保険会社です。ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社が支払余力を有しているか判断する指標であり、200%が健全性の目安とされています。

カーディフ生命の代表的な保険商品

カーディフ生命では住宅ローンの契約時に利用できる団体信用生命保険と、自動車ローンやカードローンなどで利用できる返済保障を提供しています。以前は医療保険やがん保険、ライフサイクルプランなどの商品も提供していましたが、現在は新規の取り扱いが終了しました。

ここからはカーディフ生命が取り扱う代表的な保険商品を2種類紹介いたします。カーディフ生命の公式サイトでは申し込めないため、住宅ローンや返済保障の申し込みに関しては近隣の取扱金融機関の窓口で相談しましょう。

カーディフ生命の代表的な保険商品1:団体信用生命保険

団信とは、住宅ローンの返済中に契約者が死亡したり高度障害になったりなどの事由が発生した場合に、契約者に代わって保証会社が金融機関にローン残額を返済する保障契約です。

カーディフ生命では通常の団信のように死亡と高度障害を保障するのみでなく、がんの診断や脳卒中・急性心筋梗塞の際に保障するといった幅広い疾患に対応した団信を取り扱っています。

例えば、夫婦2人が連帯債務者となり住宅ローンを返済する場合、通常のがん団信では主債務者ががんと診断された場合に返済はなくなりますが、連帯債務者である方ががんになっても保障されません。その点カーディフ生命の「連生がん団信」では、夫婦のどちらかが死亡や高度障害、がんになった場合にローン残高が0円になるといった、万が一に備えた保険を取り扱っています。

特定の事由により住宅ローンの残高が0円になる保障以外にも、失業やインフルエンザ、糖尿病など身近な病気・けがによる一時的な保障も取り扱っています。

例えば、失業の場合は、勤務先の倒産により解雇から1ヶ月を超えた返済日時点で失業状態であったり、会社の早期退職制度で退職したりなど、非自発的な失業により最長12ヶ月間のローン返済額相当の保険金が支払われます。

身近な病気・けがの場合は、インフルエンザと診断され出社できない最中にローン返済日を迎えたり、趣味のスポーツ中にけがをしてローン返済日を含む期間仕事を休んだりなどが支払い可能な例として挙げられます。

このような例でも最長で12ヶ月の返済が保証されるため、死亡や高度障害以外の身近な疾病・けがに備えたい方はいくつかの保障を組み合わせて契約することがおすすめの方法です。

カーディフ生命の代表的な保険商品2:ローン保険

カーディフ生命では、教育ローンや自動車ローン、リフォームローンなどさまざまなローンに対して返済保障を付加できます。

保障は「証書貸付型タイプ」と「カードローン型タイプ」の2種類があり、いずれも死亡や高度障害になった際にその時点のローン残高をカーディフ生命が支払う内容です。高度障害とは、両目を失明している状態や下半身まひ、両脚または両腕を切断など回復の見込みがない重度の障害を指します。

「証書貸付型タイプ」は、証書貸付で借り入れたローンを利用した際、「カードローン型タイプ」は、カードローン形式で借り入れた契約の際に利用できます。

証書貸付は自動車ローンやリフォームローンなどまとまった金額を一括で借り入れて毎月返済していくタイプであり、カードローンは毎月返済を続けながらも限度額内で都度借り入れが可能なローンで、教育ローンやフリーローンに多く見られる借り入れ方法です。

カーディフ生命のメリット

カーディフ生命の大きなメリットは、保障の幅が広い点です。通常の団信であれば死亡や高度障害に陥った際のみ保証会社が契約者に代わりローン残高を返済しますが、カーディフ生命ではがん診断時のみでなく、急性心筋梗塞や脳卒中で「60日以上労働制限」を要したり、「後遺症が継続」したりした場合などにローン残高を支払うといった保障も選択できます。

住宅ローンを契約するには団信の契約が必須であるケースも多いですが、最低限の保障契約で良い方から万が一に備えた保障を手厚くしたい方にもおすすめといえるでしょう。

残高を全額返済する以外にも、働けない期間のみ代わりに返済する保障も幅広く取り扱っているため、一般的な生命保険のようにさまざまな特約を付けて、欲しい補償を組み合わせるといったカスタマイズできる点もメリットです。

またカーディフ生命では団信や保険に加入している方限定で24時間対応の医療相談や弁護士相談を受け付けている「ホームコンシェルジュ」が利用できます。セカンドオピニオンや近隣の専門医療機関情報を提供したり、日常で起きた法律問題を相談したりなど、無料で幅広い悩みに対応しています。

カーディフ生命のデメリット

カーディフ生命のデメリットは、健康状態が良くない場合は審査に通らないことと、保険料が高額になることです。

団信や返済保障は加入に告知義務が必要になります。持病や病歴がある方は審査に通らず申し込めない可能性がありますが、審査基準は保険会社により異なるため、どの点が重視されるかは公表されていません。審査を受けてみないと結果が分からず、選択の幅が狭まることがデメリットといえます。

カーディフ生命ではさまざまな保障を組み合わせた団信が利用できますが、保障を厚くするほど保険料がかかり支払総額が高額になる点もデメリットの1つです。特に、住宅ローンは毎月高額な返済が続くため、万が一働けなくなった際の不安を考えるとつい多くの保障を追加してしまいがちです。

しかし保険金の支払いがなく無事に払い続けられることも考えて、本当に必要なものを絞り家計を圧迫しないようにプランを練ることも大切です。

どの点を重視するかは家庭ごとにそれぞれであるため、家族とよく相談してプランを練ることをおすすめします。

カーディフ生命が向いている人の特徴

カーディフ生命が向いている方は、以下の特徴が挙げられます。

●収入が下がっても家計も支えたい

●万が一の保障を備えたい

 

カーディフ生命が向いている人の特徴1:収入が下がっても家計も支えたい

カーディフ生命は、がんになってしまっても家計を守りたい方に向いている保障です。がんと診断を受けて治療を始めると、これまでの仕事が続けられなくなって収入が下がることも考えられます。がん保険に加入している場合は一時金や入院費など医療費が出ますが、生活費やローン返済に使用できる分まで資金が残るとは限りません。

その際、カーディフ生命のがん団信に加入していれば、住宅ローンという継続する高額な返済がなくなるため、家計のみでなく家族の不安も軽減してくれるでしょう。

カーディフ生命が向いている人の特徴2:万が一の保障を備えたい

カーディフ生命ではがん以外でも、急性心筋梗塞や脳卒中などに対応した保障を組み合わせることも可能であり、リスクの高い疾病により収入がなくなることが心配な方にはおすすめです。

またカーディフ生命は団信のみでなく、「自動車ローン」や「教育ローン」の保障も取り扱っています。万が一の際の保障を厚くしたい方にはカーディフ生命は向いているといえるでしょう。

カーディフ生命が向いていない人の特徴

カーディフ生命が向いていない方は、以下の特徴が挙げられます。

●金利を少しでも下げたい

●利用したい金融機関が決まっている

 

カーディフ生命が向いていない人の特徴1:金利を少しでも下げたい

カーディフ生命のがん団信やがん保障を利用する場合は保障の幅が広がるため、通常のローンに金利が上乗せされる可能性があります。、ローン完済まで保険の支払い事由がなかった際は保障のないローンを選んだほうがお得になるといえるでしょう。そのため、金利を少しでも下げたいという方には向いていない可能性があります。

カーディフ生命が向いていない人の特徴2:利用したい金融機関が決まっている

カーディフ生命の保障を取り扱う金融機関は2023年3月時点で全国57行、ノンバンク10社と限られており、カーディフ生命のがん団信を利用したくても希望の金融機関では取り扱っていない可能性もあります。提携している金融機関は公式サイトにて確認できるため、カーディフ生命のがん団信を利用したい方はまずローンを組む金融機関を確認してみましょう。

カーディフ生命まとめ

カーディフ生命では通常の団信のように死亡や高度障害のみでなく、がんになった契約者とその家族をサポートするがん団信が代表的なサービスです。がんは身近な病気であり治療を始めると以前のような収入が得られなくなる可能性が高いことから、がんの心配がある方には特におすすめの保障です。

がん以外のリスクの高い疾病や、失業・災害時などローン返済が難しくなるケースに備えた保障も追加できるため、万が一に備えた幅広い保障を求める方には、カーディフ生命が向いているといえるでしょう。

出典

カーディフ生命保険株式会社
カーディフ生命保険株式会社 会社概要
カーディフ生命保険株式会社 団体信用生命保険のご案内
カーディフ生命保険株式会社 保障内容
カーディフ生命保険株式会社 失業
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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