終身保険おすすめ10社を徹底比較【2024年12月版】

配信日: 2024.04.08 更新日: 2024.12.02

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終身保険おすすめ10社を徹底比較【2024年12月版】
終身保険は、生命保険の中でも特に「長期的な安心」を提供する商品で、多様なニーズに応える柔軟性を備えています。
この記事では、終身保険の基本概念から、加入するメリット、選ぶべき保険会社の選定ポイント、さらには2024年におすすめの10社を徹底比較します。

終身保険に加入することで得られる一生涯の保障、貯蓄としての利用、税制面でのメリット、そして柔軟な保険金額と支払期間の設定など、終身保険が提供する多面的な利点を解説します。また、加入時の注意点も取り上げ、読者が最適な終身保険を選ぶための指針を提供します。

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終身保険とは?

終身保険とは、契約者の一生涯にわたり保障を提供する生命保険の一種です。
その最大の特徴は、保険契約が満期に達するか、保険契約者が亡くなるまで、保障が続く点にあります。多くの終身保険では、貯蓄機能も兼ね備えており、契約者が生存している間に解約返戻金を受け取ることも可能です。

これにより、将来の不確実性に備えつつ、財務的な柔軟性を保持することができます。終身保険は、死亡保障のみならず、生活設計の一環としても重要な役割を果たします。

終身保険に加入するメリット

終身保険に加入することには、多くのメリットがあります。
一生涯にわたる保障はもちろん、貯蓄機能としての利用、税制上の優遇、そして保険金額や支払期間の柔軟な設定が可能です。これらのメリットは、個々のライフスタイルや将来設計に合わせてカスタマイズできるため、多様なニーズに応えることができるでしょう。

ここでは、これらのメリットを詳しく解説し、終身保険がいかにして私たちの人生に安定と安心をもたらすかを見ていきます。

終身保険に加入するメリット1:一生涯にわたる保障

終身保険の最大のメリットは、契約者が生きている限り保障が続くことです。
これは、一時的な保険や定期保険と異なり、契約者の年齢や健康状態に関わらず、一定の保障を提供します。特に、高齢になってからも保障が続くことは、他の保険に入りづらくなることを考えると安心感があるでしょう。

また、万が一の時には遺族に対して経済的な支援を提供することができ、老後の生活資金としても役立つ可能性があります。終身保険は、生涯を通じて安定した保障を求める人々にとって最適な選択肢です。

終身保険に加入するメリット2:貯蓄機能としての利用

終身保険は、死亡保障だけでなく、貯蓄機能も兼ね備えています。
契約期間中に積み立てた資金は、将来的に解約返戻金として受け取ることが可能です。この返戻金は、老後の生活資金、子どもの教育資金、あるいは大きな買い物など、さまざまな目的に活用できます。

また、解約返戻金は時間と共に増加するため、長期的な貯蓄としても魅力的です。保険と貯蓄の両方の機能を持つ終身保険は、賢い資産形成の一環として考えられます。

終身保険に加入するメリット3:税制面での優遇

終身保険には税制上のメリットもあります。
例えば、一定条件を満たせば、保険金の受取時に非課税となるケースがあります。また、相続税対策としても有効です。保険金の支払いは相続財産に含まれる場合がありますが、適切な計画により相続税の負担を軽減することが可能です。

これらの税制面での優遇は、賢い資産計画の一環として終身保険を利用する際に重要な要素の1つとなるでしょう。

終身保険に加入するメリット4:柔軟な保険金額と支払期間

終身保険は、その柔軟性も大きなメリットの1つです。
保険金額や支払期間は、契約者のライフスタイルや経済状況に応じて調整可能です。例えば、初期の支払い能力に応じて保険料を設定し、後々状況が変われば保険金額を増額することもできます。

また、保険料の払込期間を自由に選べる場合もあるため、一時的な経済的困難時にも対応しやすいです。このように、終身保険は柔軟かつ個人のニーズに合わせてカスタマイズできるため、幅広い層に適しています。

終身保険会社を選定するポイント

終身保険を選ぶ際には、多くの要素が考慮されます。保険料の額、解約返戻金の設定、特約オプションの有無、そして保険会社の信頼性とサービス品質は、適切な保険会社を選定する上で重要なポイントです。

各保険会社は独自のプランやサービスを提供しており、これらのポイントを比較検討することで、個々のニーズに最適な保険を見つけることができます。ここでは、これらの要素を詳しく検討し、終身保険会社選定のガイドラインを提供します。

終身保険会社を選定するポイント1:保険料の額と支払い条件

保険料の額は、終身保険を選ぶ上で最も重要な要素の1つです。保険料は、保険の範囲、契約者の年齢、健康状態などによって異なります。

また、支払い条件、例えば、「一時払い」「年払い」「月払い」なども考慮する必要があります。保険料が予算内で、かつ保障内容が適切であることを確認することが大切です。さらに、将来の収入変動に対応できるよう、柔軟な支払いプランを提供する保険会社を選ぶことが望ましいです。

終身保険会社を選定するポイント2:解約返戻金の設定

解約返戻金は、保険を解約した際に受け取れる金額です。保険会社やプランによって、返戻金の額や条件は大きく異なります。

解約返戻金の設定は、特に「貯蓄目的」で終身保険に加入する場合に重要です。長期間保有することで返戻金が増加するプランや、初期の解約時でも比較的高額の返戻金が得られるプランなど、目的に合った返戻金の設定を持つ保険会社を選ぶことが重要です。

終身保険会社を選定するポイント3:特約オプションの有無

特約オプションは、終身保険の保障範囲を拡大するためのオプションです。
例えば、重大な疾病に対する保障や、障害保険、入院給付金などがあります。これらの特約を活用することで、終身保険のカバー範囲を自分のニーズに合わせて調整することが可能です。

特約オプションの有無や内容を確認し、必要な保障を提供する保険会社を選ぶことが重要になってきます。

終身保険会社を選定するポイント4:保険会社の信頼性とサービス品質

保険会社の信頼性とサービス品質は、長期間の関係を築く上で重要です。
信頼性の高い保険会社は、財務的な安定性、適切なクレーム処理、顧客満足度の高さを特徴としています。また、顧客サポートの質や迅速な対応も、良いサービス品質の指標です。

保険会社を選ぶ際には、これらの要素を慎重に検討し、信頼できる企業を選ぶことが重要です。顧客レビューや評判、金融監督機関の評価など、さまざまな情報源を活用して保険会社の信頼性を確認しましょう。

終身保険おすすめ10社徹底解説

終身保険は、将来起こり得る万が一の事態に備えるために重要な役割を担っています。適切な終身保険を選ぶことは、長期的な安心感をもたらし、人生のさまざまなステージにおいての支えとなります。ここでは、おすすめの終身保険を提供する10社の概要や特徴を、わかりやすく解説します。

それぞれにユニークな特徴やメリットがありますので、自身のライフプランやニーズに合わせて最適な選択をするための参考にしてください。

おすすめの終身保険1:オリックス生命「終身保険RISE[ライズ]」

オリックス生命の「終身保険RISE[ライズ]」は、まるで賢い「貯金箱」のような保険です。
保険料払込期間中、つまり低解約払戻期間内の解約払戻金を抑制したお手頃な終身保険で、死亡保障が基本となっています。最大5000万円までの保険金額を設定でき、保険料の支払い方法は柔軟に選べます。

月々の保険料が比較的安く設定されているため、家計に大きな負担をかけずに長期的な保障を得ることができます。ただし、早期解約の場合、解約返戻金が少ない点には注意が必要です。介護や障害状態になった際の保険金支払いや、リビング・ニーズ特約のような追加保障も魅力的の1つでしょう。

図表1

契約可能年齢 15~80歳
※保険料払込期間により年齢制限変動あり
保険期間 終身
保険料払込期間 <振り込み期間選択の場合>
5・10・15・20年

<振り込み終了を年齢選択の場合>
50~80歳(5年刻み)・終身

ポイント 加入者特典あり
・セカンドオピニオンサービス
・介護、認知症サポートサービス
・24時間電話健康相談サービス
・糖尿病専門サポートサービス
・重症化、再発予防カウンセリングサービス

オリックス生命保険株式会社「終身保険RISE[ライズ]」を基に筆者作成

おすすめの終身保険2:楽天生命「楽天生命スーパー終身保険」

楽天生命の「楽天生命スーパー終身保険」は、まるで終身にわたる安心のパートナーのような保険です。
この保険は、死亡保障が一生涯続くことが最大の特徴です。支払いに関しては、終身払いのみの選択肢で、一生涯保険料を支払い続ける必要がありますが、業界最安水準の保険料をうたっているため比較的安いといえるでしょう。

貯蓄代わりには使えないため、解約返戻金は支払った保険料の7割程度になる点に留意しましょう。長生きすればするほど保険料総額が膨らむため、長期的な視点でコストを考慮することが大切です。

図表2

契約可能年齢 35~75歳
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
ポイント 申込時に「楽天ID」の連携で「楽天ポイント」が貯まる

楽天生命保険株式会社「楽天生命スーパー終身保険」を基に筆者作成

おすすめの終身保険3:アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身保険」

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身保険」は、手軽でシンプルな点が特徴です。
契約可能年齢は20歳から69歳までで、保険料払込期間は終身払いのみ、保険料の支払い回数は月払いのみで、死亡保険金額は200万円から4000万円まで自由に設定できます。

終身払いのみであるため、選択肢の自由度は制限されていますが、その分保険料が割安に設定されている点がメリットです。インターネット専門の保険会社なので、手続きはすべてオンラインで完結します。これは忙しい現代人にとって大きな利点であり、対面でのやり取りを避けたい方に特におすすめです。

ただし、支払い回数の選択肢が限られており、月払いのみとなるため、一括払いや年払いによる保険料の減額が利用できない点は考慮する必要があります

図表3

契約可能年齢 満20歳~満69歳
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
ポイント 無料サービス付き
・24時間365日電話で有資格医療スタッフに健康相談可能
・セカンドオピニオン、優秀専門臨床医の紹介

アクサダイレクト生命保険株式会社「アクサダイレクトの終身保険」を基に筆者
作成

おすすめの終身保険4:SOMPOひまわり生命「一生のお守り」

SOMPOひまわり生命の「一生のお守り」は、まるで人生の長い旅路を優しく見守る守護神のような終身保険です。
この保険は、生涯にわたってさまざまな生活シーンで安心を提供します。まず、基本となるのは死亡保障ですが、それだけではありません。この保険には、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)に罹患(りかん)した場合に保険料の払い込みが免除される特約が含まれています。

また、要介護状態になった場合、介護一時金が受け取れる特徴もあります。これは、老後に自分の身の回りのことが自分でできなくなった時、あるいは家族の介護負担を軽減するための金銭的な援助となり得ます。生活の質をたもつための「クッション」として機能します。

さらに、この保険には「貯蓄性」も備わっています。
払込期間を選ぶことができ、契約開始年齢によっては60歳や65歳で払い込みを終了することも可能です。これにより、払込期間を自分のライフスタイルや経済状況に合わせて調整できます。例えば、現役時代にしっかりと保険料を支払い、リタイア後は保険料の支払いなしで保障を受け続けることができるのです。

「一生のお守り」は、その名の通り、人生のあらゆるステージであなたを守るために設計されています。老後の資金計画を立てる際や、健康に不安を感じるようになった時に、安心と安定を提供する頼もしい存在です。

図表4

契約可能年齢 満20歳~満69歳
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
ポイント 無料サービス付き
・24時間365日電話で有資格医療スタッフに健康相談可能
・セカンドオピニオン、優秀専門臨床医の紹介

SOMPOひまわり生命保険株式会社「一生のお守り」を基に筆者作成

おすすめの終身保険5:マニュライフ生命「こだわり終身保険v2」

マニュライフ生命の「こだわり終身保険v2」は、あなたの未来に向けたさまざまな選択肢を提供する保険です。
この保険は、一般的な終身保険と比較して、より柔軟なカスタマイズが可能です。例えば、保険料の払込期間を自由に選べることが特徴の1つです。具体的には、短期払い(20年や30年など)や、定年までの払込期間を選択することができます。これにより、経済的な負担を軽減しながら、必要な保障を確保することが可能です。

また、この保険は、がんや急性心筋梗塞、脳卒中などの3大疾病での保険料払込免除が特徴です。これは、まるで人生の難局に立ち向かうための「シールド」のようなもので、万が一の健康リスクに備えて、経済的な安心を提供します。さらに、喫煙者でない方に対する保険料の割引も提供され、健康的なライフスタイルを選択する方にはさらにお得です。

「こだわり終身保険v2」は、その名の通り、個々のライフスタイルやニーズに合わせて細かく調整できる柔軟性が魅力です。例えば、子どもの教育資金や老後の資金計画に合わせて、保険金額や払込期間を調整することができます。自分だけの保険プランを作成することで、未来に向けた安心の基盤を築くことが可能です。

図表5

契約可能年齢 0~90歳
※契約によって変動あり
保険期間 終身
保険料払込期間 <短期払い>
20・30年
35~50満了(5年刻み)
60・70歳満了
<終身払い>
終身
※契約年齢・特約により保険料払込期間変動あり
ポイント 「タバコを吸わない方」に向けた割引

マニュライフ生命保険株式会社「こだわり終身保険v2」を基に筆者作成

おすすめの終身保険6:三井住友海上あいおい生命「&LIFE 終身保険」

三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 終身保険」は、人生の多様な変化に対応できるよう設計された保険です。
この保険の特徴は、保障内容を保険料払込期間終了後に変更できる点にあります。例えば、死亡保障を継続するか、年金に変更するか、介護年金に変更するという選択が可能です。これにより、ライフスタイルの変化に応じて柔軟にプランを変更することができます。
また、タバコを吸わない方や優良ドライバーの方への割引が用意されており、個々の健康やライフスタイルに応じた割引を受けられる点も魅力です。健康的な生活を送ることに対する「ボーナス」のようなものです。
「&LIFE 終身保険」は、将来のさまざまなリスクに備えて、一人ひとりに合った保障を提供することを目指しています。老後の生活資金の準備から、介護リスクへの備えまで、人生の各段階でのニーズに合ったプラン選びができます。

図表6

契約可能年齢 0~80歳
※保険料払込期間の設定により変動
保険期間 終身
保険料払込期間 60・65歳満了、もしくは終身
ポイント 保険料払込満了後、状況に合わせ保障内容の変更可能

三井住友海上あいおい生命保険株式会社「&LIFE 終身保険(低解約返戻金型)」を基に筆者作成

おすすめの終身保険7:東京海上日動あんしん生命「終身保険[無配当]」

東京海上日動あんしん生命の「終身保険[無配当]」は、シンプルで堅実な保障を提供する終身保険です。
さらに、この保険には解約返戻金があり、老後の資金の準備としても活用することができます。「解約返戻金」とは、保険を解約した際に戻ってくる金額で、貯蓄機能の一環として考えることができます。また、終身保険では珍しく、特約が多く設定されており、不慮の事故や感染症などで亡くなっても保障されるように設定が可能です。

「終身保険[無配当]」は、その名の通り、配当がない代わりにシンプルでわかりやすい保険料の設定となっています。これにより、保険料の計算が容易であり、長期的な財務計画においても予測しやすいというメリットがあります。老後の生活資金の準備や、家族への安心の提供といった基本的な保障を求める方に適した保険といえます。

図表7

項目 内容
契約可能年齢 0~85歳
保険期間 終身(更新なし)
保険料払込期間
  • 短期払い
  • 終身払い
ポイント 11種類の無償サービスがついてくる, 例えば:

  • がんお悩み訪問相談サービス(24時間365日)
  • 人間ドック、脳ドック、がんPET検査の優待サービス
  • がんリスク検査優待サービス
  • 脳の健康度チェック

※取扱範囲は契約内容等により変動あり
東京海上日動あんしん生命保険株式会社「終身保険[無配当]」を基に筆者作成

おすすめの終身保険8:アフラック「かしこく備える終身保険」

アフラックの「かしこく備える終身保険」は、ライフプランに合わせたスマートな選択肢を提供する保険です。
この保険の大きな特徴は、ノンスモーカー割引がある点で、喫煙習慣のない人にとっては非常に有利です。健康に配慮する生活を送ることが、保険料の割引という形で報われます。
また、3大疾病になった場合には保険料の払い込みが免除される特約も用意されています。

さらに、「健康状態に不安がある方」でも、割増保険料で引き受ける可能性があり、広範な顧客層にアプローチしています。

この保険は、将来の健康リスクや生活習慣を考慮して、賢く保険を選びたい方に適しています。喫煙しないこと、健康的な生活を送ることが、直接的な保険料割引につながる点は特に注目すべきです。また、万が一の病気に備えて経済的な負担を軽減できる点も、安心を提供する重要な要素です。

図表8

項目 内容
契約可能年齢 0~満85歳
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
ポイント 「特別保険料率に関する特則」を付加すると、「健康に不安」があっても申込可能

アフラック生命保険株式会社「かしこく備える終身保険」を基に筆者作成

おすすめの終身保険9:メットライフ生命「つづけトク終身」

メットライフ生命の「つづけトク終身」は、人生のさまざまなシーンに合わせて変形する万能ツールのような終身保険です。
この保険は、4つのコースから保険金額を選択できる柔軟性が特徴です。これにより、個々のニーズや目的に応じて保険金額を選ぶことが可能となります。

保険料払込期間は短期払いが選択できるため、将来の資産形成にも活用できます。短期払いを選ぶことで、一定期間の支払いの後には保険料の支払いが不要となり、それ以降は保険の保障を継続しながらも、家計に負担をかけることなく資産を形成することが可能です。

「つづけトク終身」は、特に保険金の設定に迷う方にとっては、決められたコースがあることが大きなメリットです。例えば、教育資金や老後の資金計画、大きな買い物など、具体的な目的に合わせて適切なコースを選ぶことができます。また、短期払いによる資産形成の側面も、長期的な財務計画において大きな利点となります。

図表9

項目 内容
契約可能年齢 18~80歳
保険期間 終身
保険料払込期間 60歳、70歳、90歳払込
ポイント 対面販売のみでの販売

メットライフ生命保険株式会社「終身保険 つづけトク終身」を基に筆者作成

おすすめの終身保険10:ネオファースト生命「ネオdeとりお」

ネオファースト生命の「ネオdeとりお<低解約返戻金型特定疾病保障終身保険>」は、未来に備えるスマートな終身保険です。
この保険は、万一の時だけでなく、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)にも備えることができます。加えて、上皮内新生物保障特則を適用することで、上皮内がんにも対応可能です。

また、この保険は掛け捨てではなく解約返戻金が存在するため、将来的に保険を解約する際にも、一定の金銭的リターンを期待できます。ただし、解約返戻金は年齢、性別、経過年月数、払込年月数などによって異なり、契約後短期間で解約する場合、返戻金がないか、ごくわずかになる可能性があります。

さらに、1年間タバコを吸っていない方には保険料が割り引かれる非喫煙者割引特約が用意されています。この特約は、健康的な生活を送ることに対する金銭的なインセンティブとなります。ただし、喫煙状況の確認のために所定の検査をおこない、ネオファースト生命の基準を満たす必要があります。

「ネオdeとりお」は、現代の健康リスクやライフスタイルに合わせた柔軟な保障と割引オプションを提供する保険です。健康を意識する方や、多様なリスクに備えたい方にとって、非常に魅力的な選択肢といえます。

図表10

項目 内容
契約可能年齢 20~85歳
※保険料払込期間によって変動あり
保険期間 終身
保険料払込期間 60歳、65歳払込、もしくは終身
ポイント 契約後、健康促進のためのサービスを提供:
・24時間電話健康相談サービス
・セカンドオピニオンサービス
など

ネオファースト生命保険株式会社「ネオdeとりお<低解約返戻金型特定疾病保障終身保険>」を基に筆者作成

終身保険加入時の注意点

ここまで解説してきた通り、多くの利点がある終身保険ですが、加入時に注意すべきことはないのでしょうか?
長期にわたり契約する終身保険ですので、加入時には注意すべきことが多数あります。ここではその注意点について詳しく解説します。

終身保険加入時の注意点1:契約前の詳細確認

契約前には、保険の詳細を徹底的に確認することが必要です。
保険料の支払額、支払期間、保障内容、解約時の条件など、契約のすべての側面を理解することが重要です。また、将来のライフステージの変化(結婚、出産、退職など)に応じて、保険がどのように対応するかを把握することも大切です。これらの情報は、将来の不測の事態に備えるための基盤となります。

終身保険加入時の注意点2:保険の適用範囲と制限

終身保険の適用範囲と制限を明確に理解することも重要です。
どのような病気や事故がカバーされるのか、またどのような場合には適用されないのかを知ることで、自分のニーズに最も合った保険を選ぶことができます。例えば、一部の保険では特定の疾病や事故が除外されている場合があります。これらの情報は、保険加入の決断を下す上で不可欠です。

終身保険加入時の注意点3:更新時における契約内容変更の可否

多くの終身保険では、契約期間中に特定の条件下で契約内容の変更が可能です。しかし、すべての保険商品がこのような柔軟性を提供しているわけではありません。
契約更新時にどの程度まで内容を変更できるか、またその際に必要な手続き、条件は何か、といった点を確認することが重要です。これにより、将来的にライフスタイルが変化した場合にも、保険が柔軟に対応できるかどうかを知ることができます。

おすすめの終身保険まとめ

終身保険は、将来にわたる安心と安定を提供するための、重要で賢明な選択です。契約前の詳細確認、保険の適用範囲と制限、更新時の契約内容変更の可否など、これらの点に注意を払うことにより、長期的な安心感を得ることができます。

終身保険に加入することで得られる最大のメリットは、生涯にわたる保障の確保です。あなたやあなたの家族が直面するかもしれない予期せぬ出来事や将来のリスクに対して、終身保険は強固なセーフティーネットを提供します。これにより、不安定な経済状況や健康上のリスクが生じた場合でも、安心して生活を続けることが可能になります。

さらに、保険の適用範囲と制限をしっかりと理解することで、個々のニーズに最も適した保険を選択できます。これは、不必要なコストを避け、最も必要とする保障を得るだけでなく、契約内容を更新時に見直すことによって、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるようになります。

終身保険は、あなたとあなたの大切な人々の未来を守るための投資ですので、適切な保険を選び、その保障を確保することで、安定した未来へ踏み出すことができるでしょう。

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