更新日: 2024.05.08 損害保険

一緒に海外旅行した友人がメガネ「破損」で保険金が出たようです。私も途中で「紛失」したので保険会社に連絡しましたが「対象外」と言われました。同じ保険に入っていたのに、なぜなのでしょう?

一緒に海外旅行した友人がメガネ「破損」で保険金が出たようです。私も途中で「紛失」したので保険会社に連絡しましたが「対象外」と言われました。同じ保険に入っていたのに、なぜなのでしょう?
友人と一緒に海外旅行に行ったときに、「友人と同じ海外旅行保険に入っていたのに、補償内容が違う」といったケースもあります。
 
例えば、「メガネを破損した友人には保険金が出て、紛失した自分は対象外」と言われたら戸惑うでしょう。海外旅行保険では、「破損」と「紛失」では補償の扱いが違うため注意が必要です。
 
本記事では、海外旅行保険の補償内容について解説します。持ち物を破損または紛失した場合の補償の違いや、さまざまなトラブルの補償内容を知りたい人は参考にしてください。

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海外旅行保険とは

海外旅行保険は、海外旅行先で起こりうるさまざまなトラブルを補償してくれる保険です。具体的には、海外旅行中の病気・けが・賠償責任・携行品損害などに対応します。海外では、予想外のトラブルに遭った場合に多額の費用がかかることもあるため、加入しておきたい保険です。
 
また、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険もあります。利用する場合は、クレジットカードを所持しているだけで保険が有効となる「自動付帯」と、海外旅行代金をカードで支払った場合に有効となる「利用付帯」のどちらであるか、事前に詳細を確認しておくとよいでしょう。
 

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同じ海外旅行保険でもメガネを「破損」と「紛失」した場合では?

同じ海外旅行保険に加入している友人が、メガネの「破損」で保険金を受け取ったのに、自身のメガネ「紛失」には保険金が出ないというケースがあります。その理由は、海外旅行保険の補償内容にあります。
 
メガネなどの携行品が壊れた場合は、「携行品損害」として補償されます。携行品損害は、所持品の「盗難」や「破損」に対して補償されるものです。一方、「紛失」や「置き忘れ」の場合は、補償の対象から外れてしまいます。
 

海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険に加入することで、さまざまな補償を受けられます。持ち物の破損や盗難による補償のほか、病気やけが、死亡時や後遺障害、渡航費、宿泊費、損害賠償補償など、旅行中のトラブルに役立つ補償が用意されています。
 
本項では、海外旅行保険に加入することで受けられる補償内容を見ていきましょう。どのようなトラブルに対処できるか知ることで、スムーズに対処できます。
 

病気やけがをした

海外旅行先で病気やけがをして治療を受けた場合は、治療費が支払われます。死亡してしまった・障害が残ってしまった際には、死亡保険金や障害後遺障害保険金などが支払われます。
 
また、現地で行方不明になった際の捜索にかかった捜索費や、入院することになった際に家族が駆け付けるための航空費用なども補償に含まれます。
 

持ち物を壊した・盗まれた

海外旅行先で、持ち物が壊れたり盗まれたりした場合に補償を受けられます。携行品損害として補償される対象は、パスポートを含む携行品(バッグ・カメラ・時計など)です。
 
一方、対象外となるのは、現金・小切手・クレジットカード・コンタクトレンズ・義歯・動物・運動するための用具などです。事前に、海外旅行保険で補償される携行品は何かを確認しておきましょう。
 

他人にけがをさせてしまった

海外旅行先で他人をけがさせてしまったりホテルの部屋を水浸しにしてしまったりした際の賠償責任も、補償の範囲内です。その他、万が一お店の物を壊してしまった場合でも損害賠償保険金が支払われます。
 

その他補償

航空会社の不手際で手荷物が出て来なかったために身の回りの品を買い足したり、航空機の遅れによってホテル代・食事代を負担したりしたなど、トラブルによって費用を負担せざるを得なかった場合も補償の対象です。また、緊急で一時帰国する場合にも保険金が支払われるケースもあります。
 

海外旅行保険の補償内容を確認しておこう

同じ海外旅行保険に加入していても、所持品の「破損」と「紛失」では補償の扱いに差があります。破損の場合は補償を受けられますが、紛失した場合は受けられません。
 
また、クレジットカード付帯の場合は利用条件も事前に確認しておきましょう。海外旅行保険を利用する場合は、補償内容について納得してから加入し、海外旅行中のトラブルに対処してください。
 

出典

日本損害保険協会 損害保険Q&A 問80 海外旅行保険は、どのような保険ですか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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