家計に役立つスマホアプリ、どんなものがある?家計簿やスマホ決済など便利なアプリ4種

配信日: 2019.12.04 更新日: 2021.08.31

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家計に役立つスマホアプリ、どんなものがある?家計簿やスマホ決済など便利なアプリ4種
2017年の日本の世帯における「スマートフォン」の保有状況は75.1%。2010年(9.7%)、2011年(29.3%)、2012年(49.5%)と急激に普及し、今や生活に欠かせない存在となっています。今回は、スマホに入れておくと便利でお得なアプリをご紹介しましょう。
 
うらのまさこ

執筆者:うらのまさこ(うらの まさこ)

不動産業界出身のFP

人生100年時代のライフプランとお金の専門家。家計見直しから資産形成・資産運用まで、お客様のライフプラン実現をサポートいたします。国民年金基金PRで定期的にFM愛知等にも出演中。日本FP協会認定CFP(R)、1級FP技能士、宅地建物取引士。

家計簿アプリ(マネーフォワード ME、Moneytree、Zaimなど)

貯金したい人は、収入が入った時点で一定額を自動貯金する仕組みを作るのが効果的です。無駄遣いをなくすなど、家計を見直して貯金できる金額を確保しましょう。
そのためにやってほしいのが、「家計簿をつけること」。
 
とはいえ、手作業の帳簿付けは三日坊主になりやすいものです。スマホアプリを使うと、楽に続けられます。レシートの写真を撮るだけで内容を読み込み、自動で費目の仕分けまでしてくれます。
 
うまく読み込めなかったり、内容が間違っていることがあったりしますので、入力後のチェックは必要ですが、性能は徐々に向上してきています。
 
また、クレジットカードや電子マネー、ポイントカード、金融機関の口座など、いろいろなお金・ポイントの出入りや残高をアプリに反映させることができます。
 
期間を指定すると、全体の収支はもちろんのこと、各費目の金額や全体に占める割合を見える化できます。定期的に過去と比較し、お金の使い方を改善していきましょう。
 
どのアプリも月数百円の有料サービスがあり、もらえる可能性がある給付金を抽出できる、黒字家庭と家計比較ができるなど、いろいろ特色があります。有料の機能もあらかじめチェックして、気に入ったアプリの無料版からスタートするといいですね。
 

レシピアプリ(クックパッド、クラシルなど)

悩ましい毎日の献立を考えるのに、とても重宝するアプリです。旬のおすすめレシピ紹介だったり、食材や料理名でレシピのキーワード検索をしたりもできます。写真はもちろん、レシピによっては動画解説してくれるものも。
 
筆者はクックパッドのプレミアム会員(税込み308円/月)ですが、人気順や殿堂入りのレシピをチェックできて便利です。お気に入りレシピの保存も、無料会員だと20件のところ、3000件まで可能です。株主の場合、無料でプレミアム会員になれる優待がありますので、ヘビーユーザーにはおすすめです。
 

フリマアプリ(メルカリ、ラクマ、ジモティーなど)

オークションサイトよりサクサク売買できることで人気のフリマアプリ。家が片付かなくてお困りの方は、このアプリを使って不用品を現金化してしまいましょう。
 
また、安く入手したい、中古でもいい、という方にもおすすめです。ジモティーは地域密着の情報が満載です。近所で不用品を取引することができれば、配送代がかからずお得ですね。
 

キャッシュレス決済アプリ(PayPay、LINE Pay、楽天ペイなど)

10月からの消費税増税に伴い、政府の補助金からのキャッシュレス還元が始まりました。2020年6月末まで、還元対象店舗で電子マネーなどを利用したキャッシュレス支払いをすれば、利用額の2%ないし5%が還元されます。今回の増税分以上が手元に戻ることになります。
 
還元対象店舗は、中小規模の店舗やフランチャイズチェーン加盟店で、店頭にポスターやステッカーが貼ってあります。また、決済サービスごとに独自のポイント還元もあります。そちらも考慮すれば、キャッシュレス決済を利用しない手はありませんね。
 
上手に利用するには、ポイント還元率アップの期間限定キャンペーンもチェックしましょう。特にPayPayはキャンペーンを実施することが多く、お得に利用できます。
 
以上、普段の生活に役立ちそうなスマホアプリを紹介しました。日々進化していくアプリに、「こんな機能が無料でいいの!?」と驚くばかり。時折チェックして、上手にスマホとお付き合いしてくださいね。
 
出典
総務省「平成30年版 情報通信白書」
経済産業省「キャッシュレス・ポイント還元事業」
 
執筆者:うらのまさこ
不動産業界出身のFP


 

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