公開日:2020.01.08 暮らし

40代で年収400万は少ない?周りの人はいくらもらっているのかが気になる

40代といえば、会社においてベテラン社員となることが多く、中には出世街道をまっしぐらに走っている人もいるかもしれません。また、家庭を持っている40代は、住宅ローンを抱えている人もいるでしょう。お子さんがいれば教育費もかかり、家計は火の車になっている人もいるのではないでしょうか?
 
一方、40代は「中年期」に差し掛かったところ。ユング心理学で有名なスイスの精神科医・心理学者であるユングが言う「人生の正午」の段階にいて、人生の折り返し地点を迎えて退職後の準備を開始する年代でもあるのです。また、昨今の「老後2000万円問題」にあるように、公的年金だけで生活できない時代にもなってきています。
 
40代は支出が多く、家計のやりくりが大変な方が多くいる世代なのではないでしょうか。周りの人はどうしているのか気になりますね。特に、同世代は年収でいくらもらっているのか気になりませんか?
 
今回は、そういった疑問に答えるために、国税庁の民間給与実態統計調査などの統計データなどをもとに、40代の「年収」について調べてみました。
 
堀江佳久

執筆者:

執筆者:堀江佳久(ほりえ よしひさ)

ファイナンシャル・プランナー

中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。

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堀江佳久

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執筆者:堀江佳久(ほりえ よしひさ)

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中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。

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年齢層別平均年収

過去3ヶ年の平均年収を見ると、表1にあるように年齢層が上がれば上がるほど、平均年収も上がっていき、50代でピークを迎えます。
 
この中で、40代の平均給与は、平成30年分で489万円となっています(年齢層別給与総額を給与所得者数で割り算し、算出)。全年齢の平均年収が441万円なので、40代は平均よりも48万円ほど多くもらっています。
 
もちろん、この数字はあくまで平均年収なので、40代で役員など重要ポストに登用されたり、起業家としてビジネスで成功していたりする人は、もっとたくさん稼いでいるかもしれません。また、病気などの事情で思うように働けずに、平均年収以下の方もいらっしゃるかもしれません。
 

 

男女別の平均年収

女性の平均年収は25歳〜29歳の年齢層からほぼ横ばいで、年齢が上がるにつれて男女の差が広がっていきます。40代で見ると、その差は大きく広がってきて、45歳〜49歳でみると322万円の差があり、2倍以上の開きがあります。
 
これは、女性が出産・育児等で仕事から一時的に離れ、子育てが一段落してからパートなどの非正規社員で働きはじめることで、平均年収を下げていることが一つの要因として考えられます。
 

 

正規雇用と非正規雇用の平均年収

次に、正規雇用と非正規雇用の平均年収を見てみましょう。表3にあるように、正規雇用と非正規雇用では、その差が大きく、平成30年分でみると、男性で324万円、女性で232万円、平均で325万円の大きな差があります。過去3年間でみても、その差はほとんど変わらないといって良いでしょう。
 

 

まとめ

40代は、年々平均給与は上がっていくものの、教育費や住宅ローンなど何かと支出が多い世代でもあります。また、人生の折り返し地点となり、老後の準備をそろそろ開始する年代でもあります。
 
一方、男女の差や正規雇用と非正規雇用の年収の差は大きく開いています。平均年収のみをみると、男性かつ正規雇用の人がもっとも年収が高いといえます。前述でも申し上げましたが、もちろん、起業家などでもっとたくさん稼いでいる人もいるでしょうし、病気などで思うように稼げない人もいるかもしれません。
 
今回紹介したデータが、皆さんの今後の家計管理において少しでも参考になれば幸いです。
 
(出典)
国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」
国税庁「民間給与実態統計調査結果」
 
執筆者:堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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