コツコツ小銭をためても「両替」でかかる手数料…「無料」でできる方法はないの?

配信日: 2024.02.14

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コツコツ小銭をためても「両替」でかかる手数料…「無料」でできる方法はないの?
長らく続けていた小銭貯金が貯まったら、お札に両替して整理すると便利です。
 
ただし、小銭の両替は銀行によって手数料が発生することがあり、特に小銭が多い場合にはかかるコストが増えてしまいます。
 
コツコツと貯めた小銭を効果的に両替するためには、銀行のATMか窓口を活用する方法がおすすめです。
 
今回は、小銭の両替に対する各銀行の手数料や、無料で両替する方法は存在するのかについて詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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小銭を両替するなら銀行のATMか窓口で

小銭をお札に両替したいのであれば、銀行のATMか窓口を活用するとスムーズです。場所によっては両替機が設置されており、窓口でなくても両替できます。
 
しかし、両替する枚数が増えるほど手数料がかかるため、数百円ほどの出費は避けられません。
 
手数料は今まで貯めてきた小銭の枚数によるので、何枚から手数料を支払う必要があるか確認しておくといいでしょう。
 

各銀行でかかる両替手数料は?

主要な銀行4つを参考に、両替に必要な手数料を比較してみましょう。各主要銀行の手数料を表1にまとめました。
 
表1

  

   

銀行 枚数 手数料
三井住友銀行 1~10枚 窓口:無料(1日1回限り)
両替機専用カード:400円
11~500枚 両替機専用カード:400円
(キャッシュカード非対応)
501~1000枚 両替機専用カード:800円
(キャッシュカード非対応)
みずほ銀行 1~10枚 窓口(口座をお持ちの方):無料(1日1回限り)
※上記以外の方:550円
両替機利用カード:1回目無料 2回目以降300円
キャッシュカード:無料
11~500枚 窓口:550円
両替機利用カード:400円
(キャッシュカード非対応)
501枚以上 窓口:1320円
(以降500枚ごとに660円追加)
両替機利用カード:800円※1000枚まで
(キャッシュカード非対応)
ゆうちょ銀行 1~50枚 無料
51〜100枚 550円
101~500枚 825円
501~1000枚 1100円(以降500枚ごとに550円追加)
三菱UFJ銀行 1~10枚 窓口(口座をお持ちの方):無料
※上記以外の方:550円
両替機専用カード:400円
キャッシュカード:無料
11~500枚 窓口:770円
両替機専用カード:400円
(キャッシュカード非対応)
501枚以上 窓口:770円(500枚ごとに770円追加)
両替機専用カード:800円※1000枚まで
(キャッシュカード非対応)

※全て税込み表記
※各銀行の公式サイトを基に著者作成(2024年2月時点)
 
上記の銀行では小銭10枚以内(ゆうちょ銀行は50枚まで)なら、お金をかけずに両替が可能なことが分かりました。
 
ただし、1日に何度も利用すると手数料が発生することもあるため注意が必要です。
 
有料範囲では約400〜800円の手数料がかかり、1000枚以上と小銭の枚数が多くなると追加で手数料がかかるケースも見られました。なかには両替機の専用カードを発行しなければならないケースもあるため、事前に公式サイトをチェックしておくと安心です。
 

手数料をかけずに両替する方法は?

手数料をかけずに小銭をお札に両替したい場合、自分の口座に硬貨を入金する方法があります。入金後にまとめて紙幣を引き出すことで両替でき、手数料は引き出し分のみで済む場合が多いです。
 
銀行の営業時間内であれば、手数料なしで取引可能なところもあるでしょう。
 
ただし一度に入金できる小銭の数に制限があるため、貯金してきた金額が多い場合は分けて入金する必要があります。また、コンビニのATMでは小銭を入金できないため、銀行に設置されているATMを使いましょう。
 

両替は入金してから紙幣で引き出せば手数料を節約できる可能性がある

銀行で小銭をお札に両替する場合、枚数によっては手数料が400~800円ほどかかります。小銭の枚数が1000枚を超えると、追加で手数料がかかることもあるようです。
 
しかし、自分の口座に硬貨を入金してからお札で引き出せば、手数料無料で両替できます。
 
ただし時間帯や銀行によっては、取引に手数料がかかったり、入金できる硬貨の枚数に制限があったりすることもあるため、事前に確認しておきましょう。
 

出典

株式会社三井住友銀行 両替
株式会社みずほ銀行 その他手数料一覧
株式会社ゆうちょ銀行 金種指定料金の新設
株式会社三菱UFJ銀行 その他手数料
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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