更新日: 2024.07.29 その他暮らし
フードコートでお弁当を食べていたら「持ち込み不可です」と注意されました。飲み物は注文したし、席はガラガラなので施設に不利益ではないと思うのですが…
ただ、中には外から飲食物を持ち込んでいたり、勉強のために席だけ利用したりといった利用客を見かけることもあるでしょう。本記事ではフードコートの利用ルールやマナーについて解説します。
執筆者:山田麻耶(やまだ まや)
FP2級
フードコートとは?
フードコートとはショッピングモールなどの大型商業施設に設けられている、飲食店が複数集まったエリアのことです。好きな店から料理を注文し、中央や周囲に設けられたテーブルで食事をとります。買い物中に休憩できるほか、家族連れや大人数で訪れてもそれぞれが好きな食事を注文できるなどのメリットがあります。
一般的な飲食店のように閉ざされた空間ではなく、誰でも自由に出入りができます。また水を自由に飲むことができ、ゴミ箱や手洗い場も設けられており、利便性が高い場所だといえるでしょう。
フードコートの利用ルールは施設によってさまざま
フードコートの利用者の中で、明らかに外から飲食物を持ち込んでいたり、飲食はせず席だけ利用していたりする人を見かけることがあるかもしれません。
このような行為が違反にあたるかどうかは、施設によって異なります。なぜならフードコートの利用ルールは施設によって差があるからです。
例えば飲食物の持ち込みや席のみの利用を可としているフードコートもあります。そのようなルールが設けられている場合は、自分で買った飲食物を持ち込んだり、買い物中に疲れたから座って休憩したりしても問題ありません。
一方で「持ち込み禁止」「席のみの利用不可」というルールが適用されているフードコートも多く存在します。そのような場合は併設されている飲食店で料理や飲み物を注文しない限りは、フードコート内のスペースを利用することはできません。
ルールに沿った持ち込みであれば違反とならない
フードコートへの持ち込みが禁止であっても、施設によっては施設内で買った飲食物や離乳食の持ち込みが許可されていることもあります。
また、アレルギーがあってフードコート内の飲食店のメニューでは対応が難しい場合、特別に持ち込みができるケースもあります。
いずれにしても、持ち込みをしたい場合は必ず施設のルールを確認して、判断に困る場合は施設の管理者に問い合わせると良いでしょう。
トラブルを避けるため、施設のルールを確認しよう
フードコートの利用ルールは施設によって異なります。質問者のようにフードコートで最低限の注文をしたり、混雑していなかったりするケースでも、そもそも飲食物の持ち込みが一切禁止されていることもあります。
飲食物の持ち込みや席だけの利用を許可しているフードコートもありますが、持ち込んだ飲食物のゴミは持ち帰る、混雑してきたら退席するなど、マナーを守った利用を心がけてくださいね。
フードコートの利用ルールが分からない際は、出入り口付近にある掲示物を確認しましょう。「アレルギーがある」「離乳食を食べさせたい」といった特別な事情があるときは、自分で都合よく解釈せずに、施設側に相談して許可を得ると安心ですよ。
執筆者:山田麻耶
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