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更新日: 2024.08.19 その他家計

「ドラム式」VS「縦型」水道代と電気代を安くおさえられる洗濯機はどっち?

「ドラム式」VS「縦型」水道代と電気代を安くおさえられる洗濯機はどっち?
洗濯機を「ドラム式」にするか「縦型」にするかは、家計に大きな影響を与えるポイントの一つです。特に水道代と電気代を節約したい方にとって、それぞれにかかるコストを知っておくことは重要でしょう。
 
そこで今回は、洗濯機の「ドラム式」と「縦型」それぞれにかかる水道代と電気代を比較します。少しでも出費を減らしたいとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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「ドラム式」と「縦型」洗濯機それぞれにかかるコスト

では実際に、「ドラム式」と「縦型」洗濯機にかかる水道代と電気代を見てみましょう。
 
なお、標準使用水量と消費電力量は、シャープ株式会社のデータを基にしています。水道代は東京水道局の目安である0.24円/リットル、電気代は公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会による31円/キロワットアワーを用いて算出しています。
 

ドラム式洗濯機

まずは、ドラム式洗濯機にかかる水道代と電気代です。ドラム式洗濯機で「洗濯のみ」の場合と「洗濯~乾燥」まで済ませた場合のコストを表1にまとめました。
 
表1

洗濯のみ
(洗濯容量11キログラム)
洗濯~乾燥
(洗濯~乾燥容量6キログラム)
標準使用水量 約75リットル 約49リットル
1回あたりの水道代 約18円 約11.8円
消費電力量 約75ワットアワー 約600ワットアワー
1回あたりの電気代 約2.3円 約18.6円
合計 約20円 約30円

※筆者作成
 
乾燥にかかる電気代が高い点から、「洗濯のみ」と「洗濯~乾燥」の場合でコストに約10円の差が生じることが分かりました。
 

縦型洗濯機

次は、縦型洗濯機にかかる水道代と電気代です。ドラム式洗濯機と同様に「洗濯のみ」の場合と「洗濯~乾燥」まで済ませた場合のコストを表2にまとめました。
 
表2

洗濯のみ
(洗濯容量11キログラム)
洗濯~乾燥
(洗濯~乾燥容量6キログラム)
標準使用水量 約115リットル 約88リットル
1回あたりの水道代 約27.6円 約21.1円
消費電力量 約110ワットアワー 約2200ワットアワー
1回あたりの電気代 約3.4円 約68.2円
合計 約31円 約89円

※筆者作成
 
縦型の場合も乾燥にかかる電気代が高くなることから、「洗濯のみ」と「洗濯〜乾燥」のケースでは、約58円の差が生じました。
 

「ドラム式」と「縦型」洗濯機のコストを比較

算出したそれぞれの水道代と電気代を表3で比較してみましょう。なお、1ヶ月(30日と仮定)あたりのコストは、1日1回洗濯機を使用したと仮定しています。
 
表3

水道代と電気代の合計 ドラム式 縦型
洗濯のみ 洗濯~乾燥 洗濯のみ 洗濯~乾燥
1回のコスト 約20円 約30円 約31円 約89円
1ヶ月のコスト 約600円 約900円 約930円 約2670円

※筆者作成
 
表3より、「洗濯のみ」の場合も「洗濯~乾燥」まで済ませた場合も、ドラム式の方が水道代と電気代は安くおさえられることが分かります。その差額は1回あたり、「洗濯のみ」で約330円、「洗濯~乾燥」で約1770円です。
 
少しでも水道代と電気代を節約したい方は、ドラム式の洗濯機を使うことがおすすめです。
 
なお、製品や使用環境、洗濯物の量などによってかかるコストは変動します。あくまで目安として参考にしてください。
 

ドラム式洗濯機の方が水道代と電気代をおさえられる可能性が高い

今回の算出結果より、縦型よりもドラム式の方が洗濯にかかるコストが安いと分かりました。それぞれの差額は1回あたり、「洗濯のみ」で約330円、「洗濯~乾燥」で約1770円です。
 
特に、縦型洗濯機で洗濯から乾燥まで実施したケースのコストが高い傾向にあるため、乾燥まで済ませたい方はドラム式洗濯機が向いているでしょう。
 
ただし、それぞれ特徴や使い勝手などが異なります。設置スペースやライフスタイルも考慮し、自分たちに合った洗濯機を選ぶことが大切です。
 

出典

東京水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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