家族で遠出した際、夫が「ETCがなくても高速代はそこまで変わらないでしょ」と言っていました。でも私は、割引が使えないならかなり差が出るのでは? と気になります。実際どれくらい負担は変わるのでしょうか?
しかし実際には、ETCの有無によって高速代に差が出るケースは少なくありません。特に割引制度の存在を考えると、その差は見過ごせないものになります。この記事では、ETCあり・なしでどのくらい負担が変わるのか、具体的にわかりやすく解説します。
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ETCがある場合とない場合の基本的な違い
高速道路の料金は、基本的には距離に応じて決まっています。そのため、ETCがあってもなくても通常料金自体は同じです。しかし大きな違いは「割引が使えるかどうか」にあります。
ETCを利用している場合、時間帯や曜日によってさまざまな割引が適用されます。代表的なものとしては、土日祝日に適用される休日割引や、深夜帯に利用すると安くなる深夜割引があります。これらはETCを利用していないと適用されません。
一方で、ETCがない場合は原則として通常料金のまま支払うことになります。現金払いでも通行はできますが、割引の恩恵を受けられないため、結果として支払額が高くなることが多いのです。
実際にどれくらい料金差が出るのか
では、具体的にどのくらい差が出るのでしょうか。例えば、東京から名古屋まで普通車で移動するケースを考えてみます。この区間の通常料金は約7300円です。
ここでETCの休日割引が適用されると、約3割引になるため、5100円前後まで下がることがあります。つまり片道だけでも2000円以上の差が出る計算です。往復で考えると4000円以上の違いになるため、家族旅行ではかなり大きな差になります。
一方で、深夜割引でも約3割引になるため、利用する時間帯によっては同様に大きく節約できます。このように、ETCを使うかどうかで、同じ距離でも数千円単位の差が生まれることは珍しくありません。
ETCを使うメリットは料金以外にもある
ETCのメリットは料金の安さだけではありません。料金所で一時停止せずに通過できるため、移動がスムーズになる点も大きな魅力です。特に連休や観光シーズンは料金所で渋滞が発生しやすく、ETCレーンを使えるかどうかで移動時間に差が出ることがあります。
また、小さな子どもがいる家庭では、停車や発進の回数が減ることでストレスの軽減につながる場合があります。さらに、現金のやり取りが不要になることで運転に集中しやすくなり、安全面でもメリットがあるとされています。
ETCカードの発行自体はクレジットカード会社を通じて無料で作れることが多く、車載器も一度設置すれば長く使えます。初期費用はかかるものの、利用頻度によっては十分に元が取れるケースが多いでしょう。
ETCがあるかどうかで家計への影響は意外と大きい
「ETCがなくてもそこまで変わらない」と思われがちですが、実際には割引の有無によって数千円単位の差が生まれることがあります。特に家族で遠出をする場合は移動距離が長くなるため、その差はさらに大きくなります。
もし今後も高速道路を利用する機会があるなら、ETCの導入は検討する価値があります。割引を上手に活用すれば、交通費を抑えながら旅行の回数を増やすことも可能です。家計への負担を少しでも減らしつつ、快適に移動するためにも、ETCの仕組みを理解して賢く活用していくことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
