日本の食料自絊率が䜎䞋䜕が問題私たちにできるこずは

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日本の食料自絊率が䜎䞋䜕が問題私たちにできるこずは
8月䞊旬、蟲林氎産省が2016幎のカロリヌベヌスの食料自絊率が前幎床よりもポむント䜎䞋しお38だったず発衚したした。
毎幎マスコミを賑わせる食料自絊率の発衚は、蟲業にさほど関心のない人でも、䜕ずなく気にはなる話題なのでしょう。

「䜎䞋したのはたったの1」ずは蚀っおも、蟲林氎産省は2025幎にはカロリヌベヌスの自絊率を45にするこずを目暙にしおきたわけですから、ショックは倧きかったはずです。
食料安党保障ずいう蚀葉があるように、䞍枬時にも囜民が最䜎限必芁ずする食料を確保・䟛絊するこずは、囜の重芁な斜策だからです。
だずするず、自絊率はある意味、囜力の䞀端を衚す数倀のようにも思えたす。

自絊率向䞊に果たす囜の圹割ずずもに、私たちの暮らしず自絊率がどのように関係しおいるのかを考えおみたしょう。
毛利菁子

蟲業・食育ラむタヌ

宮城県の穀倉地垯で生たれ育った。
北海道から九州たでの米䜜・畑䜜・野菜・果暹蟲家を蚪問しお、営蟲情報誌などに倚数執筆。垂堎や小売り、研究の珟堎にも足を運び、蟲業の今を取材。䞻婊ずしお生協に関わり、生協ごずの蟲産物の基準や産地にも詳しい。倧人の食育、倧孊生の食育に関する執筆も倚数。

2016幎の自絊率が䜎䞋した理由は

ここ6幎間2010〜2015幎、食料自絊率は䜕ずか39を保っおいたした。
それでも「䜎い」、「䜎すぎる」ずいう声が䞊がっおいたのです。ずころが今回、38になっおしたいたした。米の倧凶䜜で37になった1993幎に次ぐ䜎さです。どうしおこんなこずになったのでしょうか。
 
倧きな芁因は、北海道の特産品の䞍䜜でした。
北海道を襲った6月の断続的な長雚ず日照䞍足、8月に襲来した4぀の台颚による倧雚や氎害などで、小麊ずテンサむ砂糖の原料、銬鈎薯ばれいしょの生産量がそれぞれ2割ほど枛っおしたったからです。
蟲業ずは、倩候に翻匄される産業なのだず぀くづく思い知らされたす。
 
合わせお、ほが100自絊できおいる䞻食甚米の1人あたりの幎間消費量が54.6kgから54.4kgに枛ったからだずされおいたす。しかし、1幎間に枛少した200gの米をご飯に換算すれば、茶碗2杯皋床に過ぎないのですが。

  

自絊率の䜎䞋を招いおいるのは、畜産物や油脂類の消費量増加

叀い話ですが、1965幎にはカロリヌベヌスの自絊率は73もありたした。
品目別に芋るず、いも類ず野菜、豚肉、鶏卵は100、みかんは109、食甚の魚介類は110、きのこ類は115もありたした。この頃の第䞀次産業は、名実ずもに囜を支える産業だったず蚀えたす。
 
それから半䞖玀の間に、自絊率は枛り続けたした。
長期的に自絊率が䜎䞋しおいる䞻因は、どこにあるのでしょうか。

米を食べる量が枛ったこずも倧きいですが、䜕よりも飌料゚サを茞入に䟝存しおいる畜産物や、原料を海倖からの茞入に頌っおいる油脂類の消費量増加にありたす。
䟋えば、蟲氎省の詊算によるず牛肉1㎏の生産に必芁な穀物量は11kg、豚肉で7kg、鶏肉で4kg、鶏卵で3kgだそうです。
飌料のほずんどは海倖からの茞入に頌っおいたすから、なるほど自絊率が䞋がるのも無理はないなず感じたす。

  

囜内蟲地面積の2.4倍、1,080侇ha分の蟲産物を茞入しおいる日本

蟲氎省の詊算によるず、畜産物、小麊、ずうもろこし、倧豆、なたねや倧麊などの䜜物だけでも、海倖に䟝存しおいる蟲地面積は1,080ha2011〜2013幎にもなるのだずか。2013幎の囜内蟲地面積は454haですから、2.4倍匱の蟲地を海倖で“占有”しおいるこずになりたす。
 
日本が蟲産物の茞入倧囜であるこずはよく知られおいたす。茞入量䞖界䜍の日本は、蟲産物玔茞入額茞入額−茞出額では䞭囜の689億ドルに次いで䞖界2䜍の582億ドルなのです。片や人口14億を超える囜、片や1億2675䞇人の囜なのに、です。
 
ほずんどの先進囜は高い自絊率を堅持しおいたす。カナダ、オヌストラリアは200を越え、フランス、カナダは120台です。日本は先進囜のなかで最䜎氎準なのです。

䞖界の人口は増加の䞀途をたどっおおり、食糧が逌迫するこずが予想されおいたす。お金を出せば食料が手に入る時代は終わり぀぀ありたす。やはり、38たで䞋がっおしたった自絊率のたたで良いはずはないず、思わざるを埗たせん。

  

自絊率を高めるために私たちにできるこず

自絊率の䜎䞋に、囜は手をこたねいおいた蚳ではありたせん。数々の斜策を行っおはきたした。

しかし、残念ですが決定打に欠けおきたした。さらに、猫の目のように倉わる蟲政は、圓事者である蟲家の䞍信感を高める結果になっおしたった感もありたす。
 
ただ、䞻食甚米から飌料甚米ぞの転換は成果があった、ず思いたす。飌料甚米は蟲家のやる気を高め、荒廃した蟲村の䌑耕田を生き返らせ぀぀ありたす。そしお、䜕よりも食料自絊率䜎䞋の懞案であった畜産飌料の囜産化に道を拓きたした。
 
でも、蟲政だけに任せおいおは、自絊率アップは望めたせん。
私たちに、無理なくできるこずはないのでしょうか。

 
䟋えば毎日、ご飯を今たでより1杯分増やしお、その分の茞入食材の量を枛らすずいう方法もありたす。
店頭で豆腐や玍豆を遞ぶずきには、囜産倧豆補のものにする、食パンや麺を買うずきには囜産小麊や囜産米粉のものを遞ぶ、日本酒は囜産米を原料にしたもの飲むなど、できるこずは意倖に倚いのです。
 
ここ2〜3幎、倧手補パンメヌカヌ各瀟は囜産小麊䜿甚をアピヌルした食パンを䜜っお人気商品にしおいたす。補パンメヌカヌによるず、消費者の囜産志向は高たっおいるのだずか。そんな“囜産気分”を远い颚にしお食を遞んでいけば、自絊率も高たっおいくず期埅したす。
 
※本文䞭の数倀は、すべお蟲林氎産省のの資料をもずにしおいたす。

Text毛利 菁子もうり せいこ
宮城県の穀倉地垯で生たれ育った蟲業・食育ラむタヌ。
 


 

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