更新日: 2019.10.31 家具・片付け
片づけの美学55 ハロウィンやクリスマス。増える季節グッズを収納する5つのコツ
お部屋の飾りつけ、衣装、パーティーなど、アイテムが役立つ場面はたくさんあります。イベントを楽しむほど、モノが増えていくという、片づけにはつらい現象が起こるのです。今回は、季節グッズがたくさんあっても、上手に収納するコツをご紹介します。
執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)
美学のある暮らし 代表
整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。
<美学のある暮らし>
目次
コツ1.購入する時に、定番アイテムと使い捨てアイテムで考える
イベント前はお店に欲しくなるアイテムが並びます。気に入ったモノを無計画に買い集めていては、自宅がパンクしますし、家計にも影響が出ます。おすすめは、定番アイテムと使い捨てアイテムを買い分けることです。
定番アイテムは少し高額なモノ、大切にできる理由があるモノを選んでみましょう。例えば、海外旅行先で本場のクリスマスの置物を買う。思い出とセットになると、長く使い続けられるのではないでしょうか?
使い捨てアイテムは、価格の安いモノ、ラッピング用品や紙皿紙コップなどがぴったりです。定番アイテムだけではマンネリで気分が上がらない、という時には、使い捨てアイテムで最新を取り入れて、気分をアップ!
収納方法で悩むよりも、持つ量を抑えながら、イベントを楽しむ方法を身につけたいですね。
コツ2.イベントごとにまとめて収納する
年に1回しか使わないモノは、まとめて保管するのが鉄則です。理由は忘れてしまうから。せっかくのグッズを使いそびれてしまっては、もったいないですね。
イベントごとに段ボール、紙袋、ビニール袋など、量に応じたサイズに入れて保管しておきましょう。通気が気になる場合は、洗濯ネットのようなメッシュ素材を使っても良いですね。
コツ3.収納場所は、目立たないところに、まとめる
イベントグッズはかさばることが多いですね。収納場所に困る原因でもあります。収納場所は、家の中で一番使いづらい、目立たない場所でオッケーです。忘れてしまいそうな場所でも、サイズが大きいので見つけるのは比較的簡単なはずです。
注意点は、コツ2を実行してから収納することです。単品を見つけづらい所に収納してしまっては、使いそびれる可能性大です。
イベントグッズは、すべて1ヶ所に収納しておきましょう。まとめて入れるスペースがない場合は、できるだけ近くに保管しておけば、使い忘れる心配がぐんと減りますよ。
コツ4.飾りつけは「チェンジ」がおすすめ
イベントが終わってもしばらく飾りが出しっぱなし。片づけが面倒で手が付けられない時があると思います。出すのは楽しいけれど、片づけは面倒なものです。そんな時は、新しいイベントと交代してみましょう。楽しいことのためなら、面倒な片づけもできるかもしれません。
コツ3で収納場所を近くにしていると、出し入れの作業時間も短縮できるはずです。手早く済ませて、気分をスッキリさせたいですね。
コツ5.飾る場所は「ココ!」と決める
飾り付けの場所を決めておくと、メリットがあります。グッズの買いすぎを防いだり、サイズや雰囲気にぴったりのモノを選んだりするために役立ちます。
季節グッズの収納ストレスを減らしましょう
イベントグッズが好きだけど、モノが増えるし、収納があふれるし、見つけられないという方は、紹介したコツを試してください。収納ストレスを減らして、イベントをより楽しめるとよいですね。
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表